先週あたりの写真二枚。
先週、気仙沼も桜の花が満開だった。これはこれで、愛ずるべきこと疑いはない。しかし、半世紀以上生きてきてみると、ソメイヨシノは幕末に品種改良で生み出されたものというと、なんだ、たかだか一世紀半前のことに過ぎないなどと思えてしまう。
戦前に、シニカルな小林秀雄が室町の頃もついこないだみたいなことを書いていたのだ、決して遠い昔のことではないみたいなことを言っているの . . . 本文を読む
柄谷行人は、一般的にどういうイメージで捉えられているのだろうか?
肩書は、文芸評論家になるのだろうか?しかし、ずいぶんしばらく文芸評論からは遠ざかっている。政治学、経済学、歴史学、そして哲学に関係する分野の著作を、長く書き続けていると言っていいのだろうと思う。
とても、難解な本を書く人、と思われているかもしれない。
しかし、この本は分かりやすい。とてもシンプルに柳田国 . . . 本文を読む