ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

霧笛139号 編集後記

2022-04-27 12:24:18 | 霧笛編集後記
〈編集後記〉
◆3月の半ば過ぎて、大きな地震があって、雪が降っている。嫌なことだ。東ヨーロッパでは、今の世とは思えない事態が進行している。感染症も行く末が見えない。嫌なことばかりである。なんでこんなに嫌なことばかりなのだろう。嫌なことがつきる世というのは、永遠に来ないのだろう。東日本大震災の復興というものも成し遂げられることは永遠になく、またどこかで別の厄災が起こって上書きされて忘れ去られるのみであるに違いない。
 と言いながら、24時間すべて嫌なことばかりかというと、決してそんなことはないわけだが。
 あざなえる縄のごとし、か。
◆2月19~20日と、市民文化祭参加、霧笛絵と詩の展覧会を開催した。市民会館中ホールにて、同人の詩と、さまざまな絵や書を組み合わせた展示を行った。小田亜希子さんの表紙原画の展示も。詳細は、西城さんから、写真も合わせ、次号に報告してもらう。
◆夕庵土味(本名斉藤郁男)氏が、新たに同人に加わった。実は私の気高時代の同級生。
◆休会中の寛野泰子さんこと小松ゆり子さんが、今号は仮復帰。次号以降の復帰をお待ちしている。◆法人会女性部のイベントがあり、会長の石川尚美さんからお声がけをいただき、妻・真紀とふたりで、湾をテーマとした自作の詩の朗読を行った。石巻在住のアコーディオン奏者アルチュール千田氏の演奏、尚美さんのシャンソンと私たちの朗読という構成で、千田氏は歌と朗読の伴奏も担当。岬の上の気仙沼プラザホテルの湾景を見下ろすガラス張りのホールという絶好のロケーション、久しぶりのことでたいへん有り難い機会であった。   (千田基嗣)
表紙 小田亜希子


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