ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

ウヲ!ウヲ!ウヲ!

2008-12-15 21:14:29 | 寓話集まで
空に手が届く
銀河の魚を手にすることができる
神々しく流れる銀河を泳ぐ魚に導かれ
星々の間を滑ることができる

それはあなたの力だ
ぼくの力だ
それはぼくの力ではない
あなたの力ではない

あなたの思いと
ぼくの思いとが
不可思議な宇宙の力を呼び覚ます

ウヲ!ウヲ!ウヲ!

とんがり頭に銀色スーツの秋刀魚たちがメッセンジャー幻惑者
海の世界の情報を伝える導入する
緑のくちばし緑の甲羅のカメが海中案内人誘拐者
海の世界にご案内誘い込む

ヲウ!ヲウ!ヲウ!

こころに思ったことは本当に祈れば実現する
こころを開けば扉が開き道が開ける

だが
増長するな カメ!
playするひと
思い上がるな!
正真正銘の三枚目!
それはおまえの力ではない
ぼくの力ではない
不可思議な宇宙の循環がここに巡り合わせただけだ
だが
祈ることはできる
祈らずに道を開くことはできない
prayせよ

Just a little bit o prayer!
ウヲ!ウヲ!ウヲ!
ヲウ!ヲウ!ヲウ!

カラフルないとおしいいと美味しい魚たち
腹ぺこなのにゴージャスで精悍な猫たち
微笑みと愛(かな)しみと勇気に満ちた大地母と月と火星
やさしさとファンタジーと闘志
そして
玉手箱を開け希望を語り時代の扉を開く少女と少年

ウヲ!ウヲ!ウヲ!
ヲウ!ヲウ!ヲウ!

Just a little bit o prayer!

ぼくたちは祈った
ぼくたちは行なった
ぼくたちは成し遂げた

そして
ぼくたちは歩く
ぼくたちは歩いて行く
祈りながらこの世の全てのものに生かされながら

Not so many prayer!
Just a little bit o prayer!


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1 コメント

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この詩について ()
2008-12-31 23:09:20
 これは、気仙沼演劇塾うを座の旗揚げ公演「海のおくりもの」初演のあと(3回目の再演の時ではないと思う、たぶん。こんなのちょっとこの机の周り調べれば分かることなんだけどね。)の衝撃のままに、熱に浮かされたように書いた詩。
 うを座は、おかげさまで、今年’08年、10周年公演「宇宙の祈り」を上演できました。
 うを座HPはこちらです。
http://www.h4.dion.ne.jp/~uoza/
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