ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

民芸

2013-01-28 23:33:28 | 嫌いだ嫌いだ


民間の芸
生活の中の芸術

ぼくらが小さなころ
民芸は
ごく近くにありそうなのに
身近などこにもないもの
だった

雑誌のなかなどに
手の届かないはるか遠くにあるものだった

身近にあるものは
つまらない
ありふれた
やすっぽい
まがいもの
でしかなかった

いまは
ありふれて
気持ちがよくて
高価ではないが
ほんもので
美しい

そんなものが
普通に手に入る
そんな時代になった

これは確かに
いいこと
に違いない

最新の画像もっと見る

コメントを投稿