ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ロッド・スチュワート「ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」(1977年の洋楽 Part7)

2013-04-16 22:13:07 | ’77年洋楽
1977年の洋楽を紹介するシリーズ第7弾はRod Stewartの"The First Cut Is The Deepest"。

この曲は、最高位2位を記録し、年度を代表する大ヒット曲"Tonight`s The Night"「今夜決めよう」が収録されているアルバム「A Night on the Town」に収録されている曲で、作詞作曲はイギリスのシンガーソングライター、キャット・スティーブンスの作品、地味な曲だからなのでしょうか、ビルボードでは1977年4月16日の21位が最高位でしたが、文句なしの名曲です。


そしてこの曲は様々な人がカバーしているのですが、中でも私が好きなのはSheryl Crowの"The First Cut Is The Deepest"、2003年に最高位14位、アダルトコンテンポラリーチャートでは1位、カントリーチャートでも35位の幅広い分野でのヒットを記録しました。ロッドステュワートと違った魅力の素晴らしい曲になっています。
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ボブ・シーガー「ナイト・ムーブス」(1977年の洋楽 Part6)

2013-04-09 21:28:50 | ’77年洋楽
1977年の洋楽を紹介するシリーズ、第6弾はBob Segerの"Night Moves"。

Bob Segerですが、1960年代にデビュー以来、デトロイトを中心に活躍、なかなかメジャーなヒットとはなりませんでしたが、北米を中心に人気がでて、いつしか「デトロイトの巨人」と呼ばれ、そしてこの"Night Moves"が初めてのTop40ヒット、1977年3月12日と19日の2週間4位を記録する大ヒットとなりました。
その後、"Still The Same"や"Against The Wind"、"Shame On The Moon"など、数々のヒットを生み出し、力強く、泥臭い、ロック一筋、ブルーススプリング・スティンとともに、アメリカンロックを代表する孤高のロックシンガーなのです。

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クイーン「Somebody To Love(愛にすべてを)」(1977年の洋楽 Part5)

2013-02-05 20:17:03 | ’77年洋楽
1977年の洋楽を紹介するシリーズ、第5弾はQueenの"Somebody To Love"邦題「愛にすべてを」

この曲、ビルボードでは1977年1月22日と29日の13位が最高位、年間チャートでは88位を記録、1977年2月12日に最高位5位を記録したアルバム"A Day At The Races"『華麗なるレース』からのシングルカット曲。
前年のヒット曲で彼らの代表的な名曲"Bohemian Rhapsody"の路線の曲で、「ボヘミアン・ラプソディ」のイメージが強烈だったのでしょう、大ヒットにはなりませんでしたが、素晴らしいコーラスとフレディの力強いボーカル、ブライアン・メイのギターの魅力が詰まったクイーン初期の名曲のひとつだと思います。

1992年にフレディの追悼コンサートでジョージ・マイケルがこの曲を歌い見事にこの曲の良さを再現したことで再度有名になりました。



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フォガット「ドライヴィング・ホイール」(1977年の洋楽 Part4)

2013-01-24 22:00:27 | ’77年洋楽
1977年の洋楽を紹介するシリーズ、第4弾はFoghatの"Drivin' Wheel"。

1970年代の初めにデビューしたこのバンド、音楽はこれぞ「サザンロック」バンドですが、以外にも出身はイギリスなのでした。
デビュー当時からツインギターがうなるハードなロック路線は変わらず、この曲"Drivin' Wheel"もイントロからギンギンのツインギター、泥臭いメロディにのった力強いサザンロックで、1977年1月15日付ビルボードで最高位34位を記録する彼らとしては大ヒットとなりました。

1970年代後半になると"Third Time Lucky (First Time I Was a Fool)"のようにだいぶ洗練された曲も出すようになるのですが、残念ながら80年代以降はヒット曲も無くなって85年頃には活動を停止してしまいました。もっと活躍して欲しかったバンドです。


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イヴォンヌ・エリマン「ラブ・ミー」(1977年の洋楽 Part3)

2013-01-22 20:29:37 | ’77年洋楽
1977年の洋楽を紹介するシリーズ、第3弾はYvonne Ellimanの"Love Me"。

イヴォンヌ・エリマンですが、ハワイ生まれで日系人、黒髪で外見では日本人といっても見分けが付かない顔立ちをしています。
1971年にロックミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』に出演、そこで歌った"I Do not Know How to Love Him"がビルボードで最高位12位を記録したのが始めての全米ヒット曲、その後、エリック・クラプトンバンドのバックヴォーカルを努めるなど大変な歌唱力の持ち主です。
その後、ビージーズが作詞作曲のこの曲"Love Me"を歌って、5年ぶりにビルボードのヒットチャートに登場、1976年12月25日から3週連続12位を記録するスマッシュヒットとなりました。さらに、翌年1978年にあの「サタデイナイト・フィーバー」の収録曲"If I Can't Have You"が大ヒットしてスーパースターの座を射止めることになります。

この"Love Me"ですが、ビージーズ得意のアップテンポなリズムとスローバラードを組み合わせたラブソングで、イヴォンヌ・エリマンの歌唱力が際立つ素晴らしい曲です。
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