1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart43は、Whitney Houstonの"One Moment In Time"。最高位は11月12日付の1週間の第5位。年間チャートは第89位でした。
Whitney Houstonのことは私のブログには何度も登場済み、皆さんご存じですが、アメリカが生んだ最高の歌姫。初のシングルヒット"You Give Good Love"が最高位3位を記録、その後は、"Saving All My Love for You"を皮切りに、この88年4月のNo.1ヒット"Where Do Broken Hearts Go" まで、7曲連続のNo.1を記録、この曲で10曲目のTop40ヒットで、そのすべてがTop10入り、9曲目のTop5ヒットとなりました。"Where Do Broken Hearts Go"についてはこちらをご覧ください→→→
"One Moment In Time"ですが、1988年夏のソウルオリンピック、アメリカのオリンピック中継番組のテーマ曲として作られた曲、Whitney Houstonのアルバムではなく、『1988 Summer Olympics Album: One Moment in Time』の中の1曲として発表されました。
曲の作者は Albert Hammondとアメリカの作詞家John Bettisの共作。John Bettisは有名作詞家で、カーペンターズの"Yesterday Once More"、Madonna の"Crazy for You"、Pointer Sistersの"Slow Hand"などなど、数々のヒット曲を作った方、プロデューサーはNarada Michael Walden。
Albert Hammondは、元々は「カリフォルニアの青い空」のヒットで有名ですが、70年代後半からはソングライターとして大活躍、Starshipの"Nothing's Gonna Stop Us Now"は、彼の作曲と、Narada Michael WaldenプロデュースのNo.1ヒットです。
この曲、Albert Hammond、John BettisとNarada Michael Waldenの3人が作った壮大なバラード曲、そしてWhitney Houston、その曲を見事に歌い上げ、まさにオリンピックにぴったりの感動的な曲になりました。
この曲、オリンピックのテーマ曲といえばこの曲を思い出す、歌い継がれる曲。オリンピックという短期間のイベントのテーマですので、特大のヒットにまでは至りませんでしたが、ヨーロッパなど世界中で大ヒット、オリンピック以外にも、様々な場面で歌われる名曲です。
とはいえウィッニーの中では結構な支持を受けた曲だとは認識しております。
ではソウル五輪の想い出などございますよね?
みなさまどーぞ オチャー( ・∀・)っ旦
うーん、この曲はですね、ホイットニーの他の曲、"Love will save the day"などと比べる曲ではないでしょう。オリンピックソングですから。Céline Dionの”The Power of the Dream”もイイ曲でした、アトランタオリンピックでしたっけ。日本でも、最強のこれぞオリンピックソングがありますが、世界だと、ホイットニーとセリーヌ・ディオンでしょうか。