ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

Stephen Bishop - It Might Be You (From the 1982 film Tootsie)(1983年の洋楽 Part15)

2019-05-02 23:10:03 | '83年洋楽
1983年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart15はStephen Bishopの"It Might Be You"。
最高位は5月7日付の25位。年間チャートは最高位25位ながらもエントリーして95位でした。

"It Might Be You"ですが、タイトルにも加えましたが、映画「トッツィー」挿入歌です。
1982年に公開されたコメディ映画で出演はダスティン・ホフマンとジェシカ・ラング。
映画は日本も含め大ヒットしました。
ジェシカ・ラングはこの映画でこの年のアカデミー賞助演女優賞を獲得しています。

"It Might Be You"の作詞は50年代から活躍する作詞家夫妻のAlan and Marilyn Bergman、作曲はソングライターでもあり有名プロデューサーでもあるDave Grusinです。デイブ・グルーシンはジャズ・フュージョンの好きな方はご存知かもしれませんが、Lee Ritenourなどとも組む凄腕プロデューサーです。

さて歌っているのはStephen Bishop。
ウエストコーストのシンガーソングライターで、70年代から洋楽を聞いている方はご存知だと思いますが、代表曲は1977年に最高位11位を記録した名曲"On and On"です。
Top40ヒットは、1977年に最高位22位を記録した"Save It for a Rainy Day"、"On and On"、翌1978年に最高位32位を記録した"Everybody Needs Love"の3曲があり、この"It Might Be You"で5年ぶりにTop40に戻ってきてくれました。
"On and On"は名曲ですよ。この曲も是非聞いてみてください。

Stephen Bishopですが、この曲"It Might Be You"が最後のTop40ヒットになってしまいますが、その後も活動を続け、1985年に1位を記録した Phil Collins and Marilyn Martinの"Separate Lives"は彼の作詞作曲によるものです。
コメント (8)
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