1983年4月30日付ビルボード All American Top40、今週も1位の交代がありました、2位から上がっての1位はMichael Jacksonの"Beat It"。前々週まで1位だった"Billie Jean"に続き1位獲得です。アルバム『Thriller』からは2位を記録したPaul McCartneyとのコラボシングル"The Girl Is Mine"、年間チャート2位、7週間の1位の特大ヒット"Billie Jean"に続く3曲目の大ヒットとなりました。
1週のみの1位からダウンしての2位はDexys Midnight Runnersの"Come On Eileen"、 イギリスでは大人気グループでシングルNo.1ヒットも持っていますが、アメリカでは初めてのヒットでもちろん初めての1位獲得です。
3位は4位からアップ、The Greg Kihn Bandの"Jeopardy"。1981年に最高位15位を記録した"The Breakup Song (They Don't Write 'Em)" 以来2曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのTop5ヒットとなりました。
2週間の3位からダウンしての4位はStyxの"Mr. Roboto"。70年代半ばから活躍している彼ら、1981年に3位を記録した"The Best of Times"以来のTop3ヒットです。
5位は6位からアップ、After the Fireの"Der Kommissar"。イギリス出身のロックグループですが、イギリスでも最高のヒット曲が40位台、この曲がアメリカでのみ大ヒットしました。
さてこの週1週のみの1位からダウンしてしまいましたが、初のNo.1を記録したDexys Midnight Runnersの"Come On Eileen"。
年間チャートは13位の大ヒットになりました。
Dexys Midnight Runnersですが、ボーカルのKevin Rowlandを中心に1978年にイギリス・バーミンガムで結成。
1980年に発表されたファーストアルバム『Searching for the Young Soul Rebels』が本国イギリスでいきなり6位を記録する大ヒット、そのアルバムからのシングルカット曲"Geno" がいきなりNo.1を記録してイギリスで大人気バンドになります。
その後もイギリスではヒット曲が続き、そして2枚目のアルバム『Too-Rye-Ay』からのシングル"Come On Eileen"が全世界で大ヒットします。
"Come On Eileen"ですが、作者はバンドリーダーのKevin RowlandとメンバーのJim Paterson、Billy Adamsの3者の共作。
この曲には様々な楽器が使われています。fiddleやbanjo、tromboneにsaxophoneとロックにはあまり使われない楽器が使われていて、そこが特徴の曲になっています。
歌詞には冒頭Johnnie Rayが出てきてミュージックビデオにも本人が登場します。主に50年代に活躍、エルビス・プレスリーのも影響を与えたという凄い歌手です。
なお、原曲はイギリスのソウルグループ Jimmy James and the Vagabondsによる1960年代の曲"A Man Like Me"だそうです。
聞いてみるとなるほどこの曲を引用していますね。
今週 先週 song / artist
1 2 BEAT IT / MICHAEL JACKSON
2 1 COME ON EILEEN / DEXYS MIDNIGHT RUNNERS
3 4 JEOPARDY / GREG KIHN BAND
4 3 MR. ROBOTO / STYX
5 6 DER KOMMISSAR / AFTER THE FIRE
6 9 LET'S DANCE / DAVID BOWIE
7 5 BILLIE JEAN / MICHAEL JACKSON
8 10 SHE BLINDED ME WITH SCIENCE / THOMAS DOLBY
9 15 OVERKILL / MEN AT WORK
10 12 LITTLE RED CORVETTE / PRINCE
11 16 I WON'T HOLD YOU BACK / TOTO
12 8 SEPARATE WAYS / JOURNEY
13 13 EVEN NOW / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
14 18 SOLITAIRE / LAURA BRANIGAN
15 7 ONE ON ONE / DARYL HALL & JOHN OATES
16 11 HUNGRY LIKE A WOLF / DURAN DURAN
17 31 RIO / DURAN DURAN
18 14 DO YOU REALLY WANT TO HURT ME / CULTURE CLUB
19 26 PHOTOGRAPH / DEF LEPPARD
20 17 YOU ARE / LIONEL RICHIE
21 34 STRAIGHT FROM THE HEART / BRYAN ADAMS
22 32 MY LOVE / LIONEL RICHIE
23 33 FLASHDANCE ... WHAT A FEELING / IRENE CARA
24 27 WELCOME TO HEARTLIGHT / KENNY LOGGINS
25 19 WE'VE GOT TONIGHT / KENNY ROGERS & SHEENA EASTON
26 30 SOME KIND OF FRIEND / BARRY MANILOW
27 29 IT MIGHT BE YOU / STEPHEN BISHOP
28 37 MORNIN' / AL JARREAU
29 39 AFFAIR OF THE HEART / RICK SPRINGFIELD
30 46 TIME (CLOCK OF THE HEART) / CULTURE CLUB
31 41 FAITHFULLY / JOURNEY
32 36 SO WRONG / PATRICK SIMMONS
33 40 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES
34 38 STRANGER IN MY HOUSE / RONNIE MILSAP
35 - DON'T LET IT END / STYX
36 28 WHIRLY GIRL / OXO
37 21 BACK ON THE CHAIN GANG / PRETENDERS
38 20 I KNOW THERE'S SOMETHING GOING ON / FRIDA
39 23 TWILIGHT ZONE / GOLDEN EARRING
40 35 I LIKE IT / DEBARGE
1週のみの1位からダウンしての2位はDexys Midnight Runnersの"Come On Eileen"、 イギリスでは大人気グループでシングルNo.1ヒットも持っていますが、アメリカでは初めてのヒットでもちろん初めての1位獲得です。
3位は4位からアップ、The Greg Kihn Bandの"Jeopardy"。1981年に最高位15位を記録した"The Breakup Song (They Don't Write 'Em)" 以来2曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのTop5ヒットとなりました。
2週間の3位からダウンしての4位はStyxの"Mr. Roboto"。70年代半ばから活躍している彼ら、1981年に3位を記録した"The Best of Times"以来のTop3ヒットです。
5位は6位からアップ、After the Fireの"Der Kommissar"。イギリス出身のロックグループですが、イギリスでも最高のヒット曲が40位台、この曲がアメリカでのみ大ヒットしました。
さてこの週1週のみの1位からダウンしてしまいましたが、初のNo.1を記録したDexys Midnight Runnersの"Come On Eileen"。
年間チャートは13位の大ヒットになりました。
Dexys Midnight Runnersですが、ボーカルのKevin Rowlandを中心に1978年にイギリス・バーミンガムで結成。
1980年に発表されたファーストアルバム『Searching for the Young Soul Rebels』が本国イギリスでいきなり6位を記録する大ヒット、そのアルバムからのシングルカット曲"Geno" がいきなりNo.1を記録してイギリスで大人気バンドになります。
その後もイギリスではヒット曲が続き、そして2枚目のアルバム『Too-Rye-Ay』からのシングル"Come On Eileen"が全世界で大ヒットします。
"Come On Eileen"ですが、作者はバンドリーダーのKevin RowlandとメンバーのJim Paterson、Billy Adamsの3者の共作。
この曲には様々な楽器が使われています。fiddleやbanjo、tromboneにsaxophoneとロックにはあまり使われない楽器が使われていて、そこが特徴の曲になっています。
歌詞には冒頭Johnnie Rayが出てきてミュージックビデオにも本人が登場します。主に50年代に活躍、エルビス・プレスリーのも影響を与えたという凄い歌手です。
なお、原曲はイギリスのソウルグループ Jimmy James and the Vagabondsによる1960年代の曲"A Man Like Me"だそうです。
聞いてみるとなるほどこの曲を引用していますね。
今週 先週 song / artist
1 2 BEAT IT / MICHAEL JACKSON
2 1 COME ON EILEEN / DEXYS MIDNIGHT RUNNERS
3 4 JEOPARDY / GREG KIHN BAND
4 3 MR. ROBOTO / STYX
5 6 DER KOMMISSAR / AFTER THE FIRE
6 9 LET'S DANCE / DAVID BOWIE
7 5 BILLIE JEAN / MICHAEL JACKSON
8 10 SHE BLINDED ME WITH SCIENCE / THOMAS DOLBY
9 15 OVERKILL / MEN AT WORK
10 12 LITTLE RED CORVETTE / PRINCE
11 16 I WON'T HOLD YOU BACK / TOTO
12 8 SEPARATE WAYS / JOURNEY
13 13 EVEN NOW / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
14 18 SOLITAIRE / LAURA BRANIGAN
15 7 ONE ON ONE / DARYL HALL & JOHN OATES
16 11 HUNGRY LIKE A WOLF / DURAN DURAN
17 31 RIO / DURAN DURAN
18 14 DO YOU REALLY WANT TO HURT ME / CULTURE CLUB
19 26 PHOTOGRAPH / DEF LEPPARD
20 17 YOU ARE / LIONEL RICHIE
21 34 STRAIGHT FROM THE HEART / BRYAN ADAMS
22 32 MY LOVE / LIONEL RICHIE
23 33 FLASHDANCE ... WHAT A FEELING / IRENE CARA
24 27 WELCOME TO HEARTLIGHT / KENNY LOGGINS
25 19 WE'VE GOT TONIGHT / KENNY ROGERS & SHEENA EASTON
26 30 SOME KIND OF FRIEND / BARRY MANILOW
27 29 IT MIGHT BE YOU / STEPHEN BISHOP
28 37 MORNIN' / AL JARREAU
29 39 AFFAIR OF THE HEART / RICK SPRINGFIELD
30 46 TIME (CLOCK OF THE HEART) / CULTURE CLUB
31 41 FAITHFULLY / JOURNEY
32 36 SO WRONG / PATRICK SIMMONS
33 40 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES
34 38 STRANGER IN MY HOUSE / RONNIE MILSAP
35 - DON'T LET IT END / STYX
36 28 WHIRLY GIRL / OXO
37 21 BACK ON THE CHAIN GANG / PRETENDERS
38 20 I KNOW THERE'S SOMETHING GOING ON / FRIDA
39 23 TWILIGHT ZONE / GOLDEN EARRING
40 35 I LIKE IT / DEBARGE
特徴があって良いですよね。
シングル盤、買いました。
マイケル・ジャクソンがいなければ、1週だけで落ちなかったかも。
スティクスの「愛の火を燃やせ」が入ってきましたね。
この曲も大好きです。
この曲も83年の一大ムーヴメントの1曲ですね。
ただ、Culture ClubとかDuranなどとはひと味違った人間味を感じる曲です。
ボロ着を纏ったいで立ちや、ケルト系、アイリッシュ系の雰囲気がありますね。
アメリカでは一発屋でしたが、このようなグループはもう少しヒットしてほしかったですね。
お疲れさまです
良く行くラーメン屋で最近「パブリカ」という子供何人かで歌う曲がかかります
ラーメンがいきなり不味くなります
子供が「会いにゆーくーよ」とか4フレーズずつ歌うのが気持ち悪くて
まあ作詞したのは大人でしょうが、こういう歌はかんべんして欲しい、まだ何も残らないAKB関連の方がマシだなあ、と初めてAKBを認めてしまいました
ということをデキシー絡みで思い出しました
なおセカンドシングルのケルト族の歌は聴いてさえおりません
マイケルとマイケルに挟まれたシングル、という記憶で十分かな?
好き勝手ですみません
不況?のなかでみんな目に輝きを失ってるけど、愛し合ってる僕たちは若々しいのさ。子守唄まで口づさんじゃうよ。Toora loora toora loo rye aye…。でも彼らは宗教上の戒律から純潔を大事にしなくてはなりません。そこでの葛藤…(^▽^;)。そんな内容の歌のようです。これは日本の僕たちではなかなかわからない「面白さ」だったのかもしれません。僕のブログにライヴの動画を貼り付けましたが、楽しい演奏ですが、歌は笑ってしまうほど、ヘタクソですね~。でもそういうバンドなんだろうなあと思います。
そうでした、この曲とっても特徴的な曲で、すぐに覚えることができる曲ですよね。
マイケルに邪魔されましたが、年間13位という大ヒットでした。
スティックスは2曲連続でTop40内にいきなりの初登場という派手な登場でしたが、両曲とも1位には届きませんで残念でした。
この曲もブリティッシュニューウエイブの中に入るのでしょうけれども、ほかの曲とは全然違って軽快な明るい曲でした。楽器もいろいろ使っていて面白い特徴的な曲でしたね。
ホント一発で終わって残念でした。
いつも木曜日に更新してますが、先週は10連休前ということでちょっと時間に余裕がなく更新できませんでした。予定どおりいかなくってすみませんでした^^;
「パブリカ」はNHKでかかっている米津玄師の曲ですね。最近のヒット曲はラップ系やダンス系の曲が多いなか、このような曲を聞くと私としてはホッとします。
私も"Come On Eileen"で一番記憶に残っているのがマイケルの間の1位ということでした。
そうですよね、81年頃までは、スティーブミラーやシカゴ、マックなどまだまだ70年代の人気グループのヒットがあったのですが、この年83年になってマイケルの『スリラー』がヒットしたこの頃以降、音楽の傾向がだいぶ変わったと思います。それだけマイケルのヒットの影響が大きかったのかもしれませんね。
ブログ記事拝見しました。想像していたのとは違う意外な歌詞でした。
それにしても歌下手ですね。一発屋で終わったのは歌が下手だったのも影響しているのかもしれませんとも思いました。曲づくりはうまいのですが歌下手は直らないので仕方ないですが。