1988年ビルボード Billboard All American Top40、1988年8月6日付、2週目の1位はSteve Winwoodの"Roll With It"。Steve Winwoodですが、60年代からブリティッシュロックシーンで活躍しているスーパースター。伝説的なロックバンド、Trafficや、Blind Faithで活躍、81年に突然ソロで大ヒット、"While You See A Chance"が最高位7位を記録、86年には2曲目のソロヒットの"Higher Love"でついにNo.1、その後もヒットを続け、この曲でソロ7曲目のTop40ヒットで5曲目のTop10ヒット、2曲目のNo.1となりました。
2位は3位からアップ、Breatheの"Hands To Heaven"。Breatheですが、イギリス出身のポップスグループ。1987年にリリースしたデビューアルバムから、初のヒット曲が2位まで上がってきました。
2位は3位からアップ、Breatheの"Hands To Heaven"。Breatheですが、イギリス出身のポップスグループ。1987年にリリースしたデビューアルバムから、初のヒット曲が2位まで上がってきました。
3位は2位からダウン、1週間の1位を記録、Richard Marxの"Hold On To The Nights"。Richard Marxですが、アメリカのシンガーソングライター。デビューアルバム『Richard Marx』からのファーストシングル"Don't mean nothing"が最高位3位を記録、デビューアルバムからは、これまで3位→3位→2位ときて、この曲でついにNo.1獲得です。
4位は5位からアップ、Eric Carmenの"Make Me Lose Control"。Eric Carmenですが、70年代初めから、ロックポップグループRaspberriesのリードボーカルとして活躍、4曲のTop40ヒットを出してグループは解散します。その後ソロに転向、この曲でソロで8曲目のTop40ヒット、最高位2位の大ヒット曲"All by Myself"、復活して4位を記録した"Hungry Eyes"に続く3曲目のTop5ヒットになりました。
5位は6位からアップ、Terence Trent D'Arbyの"Sign Your Name"。Terence Trent D'arbyですが、ニューヨーク出身のR&B歌手、ソングライター。デビューアルバムから初のTop40ヒット"Wishing well"がいきなりのNo.1、この曲で2曲連続のTop5ヒットです。
この週2位はBreatheの"Hands To Heaven"。最高位はこの週8月6日と13日付の2週間の2位、年間チャートは9位。Steve Winwoodに阻まれ残念ながら1位にはなれませんでしたが、Hot100には29週間滞在する、この年一番のロングヒットで、年間チャートでTop10入りする大ヒットになりました。
Breatheですが、イギリスロンドンで結成されたポップグループ。結成されたのは1984年、シングルの"Don't Tell Me Lies" がまずは母国イギリスで1986年にリリースされ、多少のヒット曲となったようです。
続く1987年、デビューアルバム『All That Jazz』をリリース。このアルバムには、ファーストシングルの"Don't Tell Me Lies"も収録されていました。
そのファーストアルバムからのセカンドシングルがこの曲"Hands To Heaven"、ポップスバラードのこの曲が、初の全世界的な大ヒットシングルになりました。
"Hands To Heaven"の曲の作者は、いずれもバンドのメンバーで、ボーカルDavid Glasperと、ギターでキーボードの Marcus Lillingtonの共作。
ファーストシングルの"Don't Tell Me Lies"はアップテンポのファンキーっぽいところもある曲でしたが、大ヒットしたこの曲"Hands To Heaven"は、David Glasperの穏やかなボーカルとコーラスによるバラードでの大ヒットでした。
今週 先週 song / artist
1 1 ROLL WITH IT / STEVE WINWOOD
2 3 HANDS TO HEAVEN / BREATHE
3 2 HOLD ON TO THE NIGHTS / RICHARD MARX
4 5 MAKE ME LOSE CONTROL / ERIC CARMEN
5 6 SIGN YOUR NAME / TERENCE TRENT D'ARBY
6 8 1-2-3 / GLORIA ESTEFAN & MIAMI SOUND MACHINE
7 10 I DON'T WANNA GO ON WITH YOU LIKE THAT / ELTON JOHN
8 13 I DON'T WANNA LIVE WITHOUT YOUR LOVE / CHICAGO
9 4 POUR SOME SUGAR ON ME / DEF LEPPARD
10 16 MONKEY / GEORGE MICHAEL
11 14 DO YOU LOVE ME / CONTOURS
12 15 JUST GOT PAID / JOHNNY KEMP
13 12 PARENTS JUST DON'T UNDERSTAND / D.J. JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE
14 20 FAST CAR / TRACY CHAPMAN
15 21 LOVE WILL SAVE THE DAY / WHITNEY HOUSTON
16 18 THE TWIST / THE FAT BOYS
17 17 THE COLOUR OF LOVE / BILLY OCEAN
18 25 SWEET CHILD O' MINE / GUNS N' ROSES
19 9 RUSH HOUR / JANE WIEDLIN
20 26 SIMPLY IRRESISTIBLE / ROBERT PALMER
21 22 RAG DOLL / AEROSMITH
22 7 NEW SENSATION / INXS
23 11 THE FLAME / CHEAP TRICK
24 28 PERFECT WORLD / HUEY LEWIS & THE NEWS
25 29 WHEN IT'S LOVE / VAN HALEN
26 34 IF IT ISN'T LOVE / NEW EDITION
27 32 I'LL ALWAYS LOVE YOU / TAYLOR DAYNE
28 19 MERCEDES BOY / PEBBLES
29 35 ALL FIRED UP / PAT BENATAR
30 33 I KNOW YOU'RE OUT THERE SOMEWHERE / THE MOODY BLUES
31 43 ANOTHER PART OF ME / MICHAEL JACKSON
32 23 LOVE CHANGES(EVERYTHING) / CLIMIE FISHER
33 37 NOBODY'S FOOL(THEME FROM "CADDYSHACKⅡ) / KENNY LOGGINS
34 44 IT WOULD TAKE A STRONG STRONG MAN / RICK ASTLEY
35 39 HERE WITH ME / REO SPEEDWAGON
36 42 SAYIN' SORRY / DENISE LOPEZ
37 47 ONE GOOD WOMAN / PETER CETERA
38 45 MISSED OPPORTUNITY / DARYL HALL & JOHN OATES
39 27 NITE AND DAY / AL B. SURE!
40 31 FOOLISH BEAT / DEBBIE GIBSON
1 1 ROLL WITH IT / STEVE WINWOOD
2 3 HANDS TO HEAVEN / BREATHE
3 2 HOLD ON TO THE NIGHTS / RICHARD MARX
4 5 MAKE ME LOSE CONTROL / ERIC CARMEN
5 6 SIGN YOUR NAME / TERENCE TRENT D'ARBY
6 8 1-2-3 / GLORIA ESTEFAN & MIAMI SOUND MACHINE
7 10 I DON'T WANNA GO ON WITH YOU LIKE THAT / ELTON JOHN
8 13 I DON'T WANNA LIVE WITHOUT YOUR LOVE / CHICAGO
9 4 POUR SOME SUGAR ON ME / DEF LEPPARD
10 16 MONKEY / GEORGE MICHAEL
11 14 DO YOU LOVE ME / CONTOURS
12 15 JUST GOT PAID / JOHNNY KEMP
13 12 PARENTS JUST DON'T UNDERSTAND / D.J. JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE
14 20 FAST CAR / TRACY CHAPMAN
15 21 LOVE WILL SAVE THE DAY / WHITNEY HOUSTON
16 18 THE TWIST / THE FAT BOYS
17 17 THE COLOUR OF LOVE / BILLY OCEAN
18 25 SWEET CHILD O' MINE / GUNS N' ROSES
19 9 RUSH HOUR / JANE WIEDLIN
20 26 SIMPLY IRRESISTIBLE / ROBERT PALMER
21 22 RAG DOLL / AEROSMITH
22 7 NEW SENSATION / INXS
23 11 THE FLAME / CHEAP TRICK
24 28 PERFECT WORLD / HUEY LEWIS & THE NEWS
25 29 WHEN IT'S LOVE / VAN HALEN
26 34 IF IT ISN'T LOVE / NEW EDITION
27 32 I'LL ALWAYS LOVE YOU / TAYLOR DAYNE
28 19 MERCEDES BOY / PEBBLES
29 35 ALL FIRED UP / PAT BENATAR
30 33 I KNOW YOU'RE OUT THERE SOMEWHERE / THE MOODY BLUES
31 43 ANOTHER PART OF ME / MICHAEL JACKSON
32 23 LOVE CHANGES(EVERYTHING) / CLIMIE FISHER
33 37 NOBODY'S FOOL(THEME FROM "CADDYSHACKⅡ) / KENNY LOGGINS
34 44 IT WOULD TAKE A STRONG STRONG MAN / RICK ASTLEY
35 39 HERE WITH ME / REO SPEEDWAGON
36 42 SAYIN' SORRY / DENISE LOPEZ
37 47 ONE GOOD WOMAN / PETER CETERA
38 45 MISSED OPPORTUNITY / DARYL HALL & JOHN OATES
39 27 NITE AND DAY / AL B. SURE!
40 31 FOOLISH BEAT / DEBBIE GIBSON
Spandou Baelletの"True"に"Gold"、この2曲は、抜群に質の高いバラードでした。"Gold"は、もっとh着っとしたと思ったのに、最高位は29位でしたか。もっと上位だった気分です。記憶に残る曲でした。
80年代に入ってのブリティッシュ系アーチストは、どちらかというと、エレクトリック・ポップが多かったと思います。苦手な分野でした。そんな中で、Spandou Baellet、Korgis、このBreatheと、心地よいポップスバラードでヒットしました。この3グループの曲、今でも大好きです。
と思ったらバナルさんのバレエのトゥルー❗
そーか、U.K.発で、デビュー曲がメガヒットで、スローな盛り上がりで、スーツ👔なグループで、にせオシャレ❗これは共通点ありますね😃
となればブリーズに求められるのはセカンドシングルですな、バレエのゴールドはトゥルーとは真反対のアツく、クサクサした、メロデアスな、まさに渾身の一撃でありました(20位にも入らず😣)。
一方でブリーズのはまたもやスローな「ハウキャナイフォール」、これはうーん😔でも3位なんですのね。ドンテルミーライズも明るいしなあ🤔しかし3枚とも売れるなんてすごかったんですね。ほぼ見落としておりました。
イギリス出身のアーティストというと、70年代後半以降、パンクニューウェイヴやブリテッシュインベーションなど派手な話題のアーティストが多かったですね。
そういう意味では地味かもしれませんが、この曲とか80年代初期のKorgisとか、バラード系のいい曲もありますね。
Spandou Baelletも♪True♪は絶品のバラードでした。
『狂気』ですか、ピンクフロイドのアルバムの中では、私も最も良く聞いているあるアルバムです。A面もB面も、聞きほれる構成でした。ラストのところも、引き込まれます。たしか2曲目でした、"Breathe"「生命の息吹き」ですね。
浮かんできたのはピンクフロイドのブリーズインジエアでありました。壁LPを借りて聴き込んだ半年後の80年秋、まだまだ2500円は手が出しづらいながら、貯めた💰️で清水の欄干からダイブです。
鼓動だか脈動だかの次の2曲目、悲鳴から始まったこの曲、実に諦め気味、退廃的でジーンシモンズ来てしまいました。もちろん先にFMで「タイム」をヘビーローションで聴いていたので
「おろ?これはタイムのラストと同じでは?」
…となるとA②にしていきなりA面ハイライトの逆リプライズ❗こういうの初めてなので感心しました。
なおチマタでは狂気LPの真のハイライトは「タイム」「💰️」「アスゼム」なのではなく、「脳みそバーン~狂気日食」なんだそうですね。
実は「虚空のギグ」とともに「狂気日食」の盛り上がりが大好きなんですよね、短いけど😆
ブリーズつながり、うまくイきましたかな?そんなわけないか😫ごめんなさい。
hannahさんがおっしゃるように、80年代も中ごろ以降は、動きが早くなり、30週を超えるロングヒットはなくなりました。調べてみたら、29週というのは86年のKlymaxxの"I Miss You"がありました。30週越えというと、84年のMadonnaの初のTop10ヒットの"Borderline"30週というのがありました。A-haの"Take On Me"は私のデータだと27週でしょうあ。
Breatheの"Hands To Heaven"ですが、母国イギリスでは、86年からシングルを出して5番目のシングルだったようで、この曲でやっと認められたようです。アメリカでも2曲目のシングルで、1曲目はHot100にも入らなかったようです。無名の新人バンドが曲の良さで大ヒットにつながったのでしょう。
この曲はTop100に29週ですか。
ひと昔前なら年に何曲もありましたけど、チャートの動きが早いこの頃では珍しいですね。
Top100に29週で年間9位といえば、確か85年のA~haの♪Take On Me♪もそうでした。
こっちは1位になりましたけど。
私はてっきりファーストだとばかり思っていました。
ちなみに「ULTIMATE MUSIC DATABASE」で調べてみたところ、最初にヒットしたのが『Hands To Heaven』でその次が『How Can I Fall?』(3位)、ファーストの『Don't Tell Me Lies』は3番目のヒットでした(10位)。
おそらく『Don't Tell Me Lies』は、前の2曲の大ヒットにつられてリバイバル・ヒットしたのでしょうか?
初登場が90位でその後は29週間チャートインしていたということですから、本当に無名のアーティストがじわじわと上がっていったといった感じです。
そうでした、ケーシーさんが降板したのはこの頃でした。ラジオ関東の「全米トップ40」が終了してから2年、私自身、まだFENで、ケーシーさんのこの番組を聞いていましたが、ケーシーさんがいなくなったことで、さらに洋楽を聞かなくなってしまいました。
ケーシーさんの功績でしょう、洋楽でいう「シングルのヒット曲」というのは「チャート40位以内に入った曲」のこと、になったのではないでしょうか。
ブリーズのこの曲、FENでは良くかかっていましたね。良い曲でした。活躍期間は3年ほどでしたか、短い期間のヒットでしたが記憶に残るグループでした。スパンダーバレエもアメリカでの活躍期間は短かったですね。
夏のブリーズ、サマーブリーズ、いやー、FENではやたらかかっておりました。グーーーッバーーイもくどかった…。
U.K.発でしたか、んならもう少し好意的に見ておけばよかったかな?
私には三曲とも残念でありました。何でも惚れてしまったスパンダーバレエとは正反対であります、ごめんなさい😫
そうでしたか、私はこの曲、この年の曲の中でも名曲であると思います。年間チャートでも9位でしたし。ただ、日本ではそんなにヒットしなかったのかもしれませんね。
Tears for Fearsですが、85年の大ヒットからしばらく間が空きましたが、4年ぶりに再び大ヒットしましたね。
そうでしたね、この曲、敬虔な感じを持った曲でした。この年の曲の中でも名曲だったと思います。1位にはなれませんでしたが、ロングヒットで年間Top10以内に入る大ヒットになったのも良くわかります。
この曲2位にランクされたんですが、アーティストも曲名もほとんど記憶になかったです。
やっぱり2位にランクされるだけあって、聴いてみると僕の好みに合っていい曲ですね。
イギリスの男性コンビということで、TFFはすっかりご無沙汰ですね。あと1年待たなくては。
両手を空に高く差し出して
そして祈ろう
僕らがいつかまた一緒になれるように
この曲“Hands To Heaven”は当時PVを見て曲を聴いて、かなり神聖なイメージを持ちました。明日には彼女の元を去らなきゃいけない、というただそれだけのストーリーなのですが、この曲の大ヒットには、両手を天に差し出して祈る…ということの欧米の宗教観があるんだろうな...と思ったり。