北上次郎の『阿佐田哲也はこう読め!』を読んだ。
『色川武大 阿佐田哲也全集』と『色川武大・阿佐田哲也電子全集』の、それぞれ阿佐田哲也の巻に著者が書いた解説をまとめたもの。
わたし、高校生の時に『麻雀放浪記』を読んでその面白さに引き込まれて、阿佐田哲也の作品をむさぼるように読んだ。『麻雀放浪記』は何度読んだかわからない。阿佐田哲也はわたしの大好きな作家で、その作品を、こちらもわたしの好きな書評家の北上次郎が解説してるので読まないわけにはいかない。
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いやー、すごく深く読み込んでるなぁという印象。オビにも著されているのだが、『麻雀放浪記』評がこの傑作を見事に表しているので引用しておく。
私たちはもう二度と『麻雀放浪記』のような物語を持つことはない。麻雀の戦略、戦術がふんだんに登場するが、その凄さもさることながら、これは無法者の書であり、管理された社会に生きるものにとっては痛烈な書だ。このような物語はおそらく二度と書かれない。そのくらい『麻雀放浪記』は他に類を見ない奇跡的な傑作である。
11月11日(月)
この日のランチは南区のみね八でいただいた。
久世橋通御前を南に下った西側にあるうどん屋さん。カレーうどんで有名なお店で、わたしあまりカレーうどんは食べないのだが、この日このお店の近くを通ったときに何となく食べたくなって立ち寄った。これが初めての訪問、店頭に駐車場がある。
店内にメニュはなく、QRコードでオーダーする。
いただいたのは牛スジ煮込カレーうどん980円。ホロホロに煮込まれた牛スジが美味しい。お出汁の効いたカレースープは意外にも辛さがしっかりで、汗をかける。もう少し辛さがほしいので卓上の一味をかけて食べたら汗が止まらない。うどんにしては細めの麺で、もっと太い方がカレースープに合うんじゃないかと思うのだけど・・・。
そこそこのお値段だが、まずまずおいしくてイイね。カレーうどん食べたくなったらまた行くと思うよ。
11月9日(土)
この日のランチは北区の 手打ちうどん 鴨脚 でいただいた。「いちょう」と読むらしい。
西大路通沿いの東側、衣笠小学校の北側にあるビル1階に最近できたうどん屋さん。
写真のメニュにサイドメニュもある。かけ、釜揚げ、ざる、ぶっかけとシンプルなメニュがしっかりあって嬉しい。どれをいただくか悩むところ。
いただいたのはざるうどん650円。うどんはやや太目、しっかりコシのあるモチモチ系でこりゃ美味しい!わたし好みだ。つけ汁はやや薄めのあっさり系。
専用駐車場なく行きやすくはないのだが、また食べに行きたいところ。今度はぶっかけにするか釜揚げにするか、きつねうどんも捨てがたいなぁ。
大沢在昌の『涙はふくな、凍るまで』を読んだ。
先日読んだ『走らなあかん、夜明けまで』の続編的な作品。『走らなあかんー』が面白かったので忘れないうちに読んでみた。
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出張で北海道へ来た主人公、男たちに追われるロシア人女性を助けたことから、小樽から稚内へと事件に巻き込まれていく・・・。今回は自ら巻き込まれていったような感じで、前作ほどのスリリングさはないがそれなりにうまくまとめていて、まずまず楽しく読める作品。
さらに続編があるようなのでそちらにも期待したいよね。
11月6日(水)
この日のランチは中京区のPizzeria La Balenaでいただいた。
油小路二条を西に入った北側にあるイタリア料理のお店で、店名通りピザ推しのお店。
店内には薪窯が鎮座。
ピザのメニュはさすがに豊富。
一部を拡大してみた。
ランチタイムはセットメニュあり。
ドリンクメニュ。
ワインとイタリアビールのメニュ。
白ワイン タロ・フィアーノ690円でスタート。軽めで飲みやすい。
前菜6種+サラダ+ドリンク1,000円をピザにセット。見ればわかると思うがワインがすすむ。
なので赤ワイン グラン・マエストロ680円にチェンジ。けっこうしっかりした味だがこれも飲みやすい。
マルゲリータ1,870円、焼きたて熱々は美味しいに決まってる。30cmサイズの大きさでけっこうボリュームあり、一人で食べるとお腹パンパン。あとで気付いたが小さいサイズ(20cm)もできるのね、今度はそっちをチョイスしよう。
セットのドリンクはアイスコーヒーをいただいてごちそうさま。
〆て4,200円強、そんなにコスパいいわけではないが、まずまずおいしくていいよね。機会があればまた行くよ。
11月4日(月)
この日のランチは中京区の担担麺屋ゴマの香りでいただいた。
後院通り沿い、中京警察署の向かいくらいに最近できた担担麺のお店。
入店して券売機で購入。ラーメンもあるけど・・・。
担担麺屋さんなので、まずは担担麺900円をいただかない訳にはいかない。店名通りゴマの風味しっかりで濃厚なスープが美味しい。辛さはないので、卓上の花椒入りラー油で調整。トッピングは叉焼、青梗菜、肉みそ、ねぎ。麺は黄色なやや縮れのあるもので柔らか目。
スープは美味しいが、スープに麺やトッピングが合っていない印象、麺やトッピングのバランスがよくなくてわたし好みじゃない。期待してたのでちと残念。次回はラーメンをいただいてみたい。
11月3日(日)
この日の夜は南区のひでで鉄板焼きをいただいた。
東寺道沿い、油小路を西に入って近鉄の高架を越えた先の北側にある鉄板焼きのお店。ずっと気になってたのよねぇ。
お値段は税別表示みたい、比較的リーズナブル。
ビール大びん715円でスタート。
なんこつ塩焼き660円。コリコリというよりもゴリゴリといった食感でかなり噛み応えあり。
ホルモン焼きのこてっちゃん715円。濃い目の味でビールがすすむ。
角ハイボール495円にチェンジ。
べた焼きぶた玉そば入935円。ややかための生地でキャベツ多め、まずまず美味しい。けっこうボリュームあってお腹いっぱい。
〆て3,500円強。支払いは現金のみ。他にも食べてみたいメニュあってたぶんまた行くよ。
朝井リョウの『スター』を読んだ。
尚吾と絋が共同監督として大学のサークルで作った映画が映画祭でグランプリを受賞。大学卒業後、尚吾は映像制作会社へ入社し映画製作に携わり、絋はYoutubeの制作の仕事へ。同じ映像を扱う仕事でも、対極にいる二人。それぞれが、どこへ向かって行けばいいのか悩みながら仕事をしていく。
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若い時に進むべき道についてここまで考えられるなんてうらやましい。アツいなぁ。なかなかに考えさせられる作品で、読み応えあり。たびたび語られる「心の問題」というのが著者なりの答えなのだろうなぁ。
11月1日(金)
この日の夜は南区の馳どり屋 東寺店で一杯いただいた。
近鉄東寺駅の道路挟んだ西向かいにある鶏料理メインのチェーンの居酒屋さんで、前回は4ケ月ほど前。全品350円と(おすすめメニュや地酒など例外はあるが)安さが売りのお店。週末ということもあってほぼ満席、なんとか末席に滑り込み。
写真のドリンクも全て350円。烏龍茶は無料。
どて焼き丼とか親子丼とか気になるなぁ。
生ビール350円でスタート。
シャキシャキ玉ねぎスライス350円をアテにビールを呑む。
生ビール350円をおかわりして。
あれば必ず食べるこりこりなんこつの唐揚げ350円。
大人のハイボール350円にチェンジ。
こちらも前回もいただいた定番ポテトフライ350円。
ここらでお腹がふくれてごちそうさま。〆のメニュまでたどり着けなかった。カード利用OK。軽く飲んで食べるには安くていいよねぇ。もちろんまた行くよ。次回は親子丼をいただいてみたい。
今井基次の『ラクして稼ぐ不動産投資33の法則』を読んだ。
不動産投資で成功するための管理会社選びについて書かれている。主に賃貸マンション・アパートの大家さんになりたい人向けに、管理会社のタイプ別の特徴を列挙して、どういった管理会社がいいか(ダメか)をわかりやすく説明しててとっても参考になる。不動産投資を考えてる人は必読。
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わたし不動産投資することはない(資金的にできない)と思うが、とっても参考になったよ。
10月30日(水)
この日のランチは中京区の割烹料理 福やすでいただいた。
夷川衣棚の北東角に昨年できた割烹のお店。ランチメニュがコスパいいみたいで訪問してみた。
町家を改装したと思われる店内はいい雰囲気、BGMはジャズでおしゃれな空間。
どれを選んでもおばんざい八寸がつく。西京焼きに目がないわたしは西京焼き御膳2,100円をチョイス。
もちろん瓶ビール800円でスタート、赤星をチョイス。
八寸は左からじゃこと菜っ葉、まぐろと大根、切り干し大根、炊き合せ。どれもしっかりとした味付けでビールがすすむ。
メインの西京焼きはカラスガレイ。おみそ汁とつけ物付き、ご飯はつやつや。まずまず美味しいよ。
ただ、八寸も西京焼きも濃い目の味付けなのがわたしの好みじゃなくてちと残念。でもコスパいいので機会があれば違うメニュもいただいてみたい。
竹内まりやの新作「Precious Days」のCDを買った。
いまどきCDを買うなんて、たぶん10年ぶりくらい。このCDを買ったのは、来年行われる彼女のツアーのチケット先行受付(抽選)に申し込めるマジックカードが入ってるからだ。商売上手というか、アコギというか・・・。それでも、ツアーの頻度と彼女の年齢を考えるとこれが最後のツアーになることも考えられ、チャレンジせずにはいられない。プラチナチケットを手に入れる幸運に期待する。
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楽曲の方は、竹内まりやらしい曲で達郎らしいアレンジ曲が多くとっても聴きやすい一枚だ。しばらくはヘビーローテーションで聴くよ。
10月29日(火)
この日のランチは左京区の鶏割烹 鳥匠でいただいた。
北大路通り沿い、下鴨中通を東に入った北側にある鳥料理のお店。
ランチタイムメニュ。親子丼にもいろいろあって・・・、いとこ丼なんてのも気になるところ。
いただいたのは親子丼きも入990円。肝の入った親子丼て初めてだが、肝大好きなわたしとしては見逃せない。赤出汁とお漬物付き。で、これが激ウマ!!半熟気味のトロトロたまごに、見ての通り鶏肉がゴロゴロ、鶏肉は柔らかくてウマー!肝も軽い火通りのレア気味で美味しい!やや甘めのつゆがわたしの好みにドンピシャ。こりゃ美味しいよ!!!
ひさびさに美味しい親子丼にヒット。専用駐車場なく行きやすくはないのだが、また行かないといけないよね。