塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

松本山雅現在JFL5位につける

2010-10-05 21:59:31 | 日記
 松本山雅は先週よりも順位をひとつ上げて、現在JFL5位につけています。

 わずか1年でこのアマチュア最高峰の駆け抜け、J2に昇格するかもしれません。

 もし実現したならば県内全てのテレビ局と信濃毎日新聞はもとより、全国各地から取材の要請が殺到するでしょう。

 実は来年NHKでは井上真央さん主演で
 「おひさま」
 という朝連続テレビドラマをスタートさせますが、この舞台は松本からもほど近い「安曇野」なんです。

 安曇野の皆さんは相当喜んでいると聞いていますし、山雅が仮にJ2入りが確定すれば2重の喜びになります。

 ではどうして山雅は初年度からJFL5位という好成績を挙げているのか?

 彼らの試合を僕は全く見ていないのですが、恐らく
 「長距離移動に選手が慣れてきた」
 「JFLの試合展開に順応でき、同時に対戦相手の特徴が掴めてきた。」
 「山雅ファンの熱心な応援」

 この3点が要因として考えられます。

 特にアルウィンはJ2の試合よりも多くのファンが集まっているようですし、映画クラシコの上映のように彼らの知名度は、僕らが思う以上に全国に知れ渡っているのかもしれません。

 山雅の胸スポンサーは長野県を代表する企業
 「エプソン」
 ですが、今エプソンのCMには黒木メイサさんと役所広司さんが出演しています。

 しかし近い将来このCMに、山雅の選手が登場するかもしれません。

 古いところではトヨタが現役時代のピクシーを、三菱自動車が岡野雅行を起用していましたが、自社の製品をアピールするには協賛しているクラブの選手は、格好の広告塔と言えますね。

 ただそうするとパルセイロの陰が薄くなってしまいます。

 長野県のサッカーを発展させるには山雅の昇格は不可欠ですが、素直に喜べない人間がいることも確かです。

 
 
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パルセイロが企業とコラボレーションしたなら(2)

2010-10-05 18:29:05 | 日記
 でも地元長野市はともかく、それ以外の地域で長野パルセイロを知っている人間はそう多くないでしょう。

 そこで「信州ダービー」
 の名前を出してみたらどうでしょうか

 ただダービーの名前を企業に告げる際、一工夫したらどうでしょうか?

 まずは「松本山雅」
 の名前を先に出し、続いてその対戦相手の「長野パルセイロ」と切り出してみるんです。

 一見腰が引けているように見えますが、リーグのカテゴリーとクラブの歴史を踏まえるならば、山雅の名前を先に出したほうが賢明だと思うんです。そうすれば企業に「謙虚さ」が伝わりますし、

 「ああ、あの信州ダービーですか。」
 と担当の方が話を合わせてくれるかもしれません。

 先ほどのTシャツの例をもう少し具現化するならば、素材の綿を環境を考えて「オーガニック・コットン」を使用する方法もありますし、着心地を優先するならば

 「フィルメランジェ」
 「ループウイラー」

 のような素材や糸を編む機械からこだわりを見せている企業にお願いをするのも、ひとつの方法でしょうし、買いやすい価格を実現するならば、ポリエステル混紡の素材でも良いと思います。

 今挙げたブランド、素材は昔ながらの方法で製造していますから、日本の職人の方を応援できますし、お仕着せではない形で環境問題に取り組めるきっかけになります。

 もちろんそれ相応の値段になってしまいますし、似顔絵Tシャツも簡単には作成できないでしょう。

 でもこうした取り組みを行う事で、パルセイロの存在や地域貢献を知ってもらえたなら、良い企画になるのではないでしょうか。
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パルセイロが企業とコラボレーションしたなら

2010-10-05 18:13:51 | 日記
 古くは「タイアップ」
 今風に言うと「コラボレーション」

 つまり各ブランドがタッグを組んだり、企業がアニメや映画のグッズを商品に「おまけ」として売る手段は今も昔も人気があります。

 僕が大学の時はペプシ・コーラの
 「スターウォーズ・ボトルキャップ」
 が爆発的な人気を集めましたし

 今年の夏はマクドナルドの
 「ワールドカップ・キャンペーン」
 が記億に新しい所です。

 しかしこの手法はボトルキャップの例でもわかるように、商品ではなく「おまけ」が欲しくてお客が集まる、つまり商品の味や質は二番手の形になってしまうのが難点です。

 コーラの場合は誰でも味がわかりますから問題ないでしょうが、新商品は商品の質で勝負しなくてはいけませんから、タイアップやコラボレーションで売上を期待するならば、よくよく考えないといけません。

 僕はパルセイロのようなアマチュアクラブも、こうしたタイアップを企画したらどうかなと思うんです。

 例えばクラブが
 「パルセイロカラーのオレンジTシャツ」
 を販売するとします。

 例えばジャージ風に背中に背番号や選手名を予めマーキングしておく方法もありますが、それでは面白みに欠けます。

 そこで選手の似顔絵をTシャツにプリントする。
 そしてその似顔絵を例えば週間マガジンで

 「エリアの騎士」を連載している月山可也さん、
 
 同じくマガジンで「フェアリー・テイル」を連載している真島ヒロさんに選手のイラスト作成をお願いしてみる。

 率直に言って書いてもらえる望みは薄いでしょうが、真島さんは長野県出身の方ですから時間さえ整えば書いてもらえるかもしれませんし、実現したならクラブとしてこんなに広告の打ちやすい商品も無いでしょう。
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戦略という言葉について

2010-10-05 11:06:24 | 日記
 塩野七生さんは著作の中で
 
 「戦略(ストラテジー)」
 という言葉を用います。

 日本はかつて軍国主義でしたので多くの方はこの言葉から「戦争」を連想するとおっしゃっていますが、言い換えれば自分の目的達成の為の計画をたて準備する事の大切さを、塩野さんは教えてくださっています。

 でも日常の中で僕たちは既に「戦略」を練っています。

 僕だって勤務の際は
 「どんな形で仕事をこなしていけば残業しないで済むか」

 考えますし、働きながら絶えず微調整をしています。これだって立派な「戦略」だと思うんです。

 今ザックジャパンは当面の目標がふたつ、ワールドカップブラジル大会までに改善すべき問題がひとつあります。

 当面の目標は
 「アジアカップでの優勝」  得られる物「コンフェデ杯への切符
 「コパ・アメリカへの参戦」 得られる物「南米諸国との真剣勝負とアルゼンチンへの遠征」

 改善すべき点
 「世代交代と選手層の厚み」
 になります。

 この3点をどのような形、つまり戦略でザッケローニ監督が臨むのか僕は大きな興味があります。

 世代交代と選手層に関していうなら、CBに栗原と槙野をGKに権田を選んだ事がその布石といえるでしょう。

 彼らが結果を出し継続的に呼ばれることが理想ですが、いずれは2012年ロンドン五輪の世代からの召集もあるでしょうし、ここか関塚監督とザッケローニ監督の意思疎通が問われてくるでしょう。

 また2つのカップへの参戦ですが、選手達の疲労とコンディションを考えるなら、新戦力の発掘ということも考えられますが、コパ・アメリカは招待枠ですから、その時点で考えられる最高の選手達で挑むべきだと思います。

 コパ・アメリカという歴史あるカップで結果を出せば、南米各国に良い印象を与えられますし、南米各国と真剣勝負ができる最高の機会とい得ますから。

 まずは8日のアルゼンチン戦に注目です。
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まもなく初陣のザックジャパン

2010-10-05 10:52:00 | 日記
 「ドーモ」

 ザッケローニ監督の取材陣に対する何気ない日本語が、その場の空気を和らげました。

 8日の初陣に向けて次第に緊張感の高まる日本代表ですが、監督はその空気を察知して、お互いリラックスした空気の中で質疑応答をしたかったのかもしれません。

 ザッケローニ監督を見ていると、監督には威厳や誠実さだけでなく
 「愛嬌」
 も大切な要素だということがわかります。彼が真摯に視察を繰り返しているからこそ、何気ない一言が深みを増すわけです。

 外国人の自分が覚えたての日本語を使えばそれだけでニュースになりますし、日本語を学んでいることが周囲に伝わり自身の身をまもることもできますから。

 その初陣となるアルゼンチン戦ですが。ザッケローニ監督はCFの位置に森本ではなく前田を起用すると僕は予想します。

 前田が昨シーズンのJ1得点王であることは、既に監督も承知しているはずです。

 同時に彼の特徴である
 「空中戦の強さ」
 「しなやかなの身のこなし」
 「巧みなトラップ」

 これらを踏まえて前田を先発で使いそうな気がします。彼の背後に香川、両翼に本田と松井を置く4-2-3-1という布陣を、監督は描いていると僕は予想します。

 得点王というタイトルは自身の能力だけでなく、クラブの戦術や周囲との連携も踏まえての存在ですから、岡田監督は前田を活かすメカニズムが無いとワールドカップの前に判断したのかもしれません。

 それでもリーグの得点王が代表から外れることは寂しいものです。

 前田にとって今回の召集は、代表に定着する大きなチャンスといえるでしょう。今の日本には上背で諸外国の選手と張り合えるFWは多くありませんし、彼のポストプレイは劣勢になった際、日本の大きな拠り所になるはずです。
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