塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が考える若手育成の2つの手段

2010-10-13 20:40:22 | 日記
 日本は2大会続けて
 
 「アンダー20ワールドカップ」
 
 への出場ができないわけですが、彼らを含む五輪やアンダー17の育成は、
今後どのような強化を進めたらよいのでしょうか?

 僕なりに2点考えてみたのでお伝えします。

 1・大物外国人選手の補強
 
 バルセロナからアンリとマルケスの二人が揃って
 「ニューヨーク・レッドブル」
 に移籍したように、欧州の選手が北米やアジアに移籍しないわけではありません。

 僕は常にJ1の18は多すぎる、16ないし14が妥当だと感じていますが、現段階
でJ1のクラブ数を減らすことは不可能でしょう。

 ともすれば
 「薄味」
 
 になりがちな試合内容では、若手はおろか中堅選手にとっても味気の無いリーグになって
しまいます。

 1998年のワールドカップ、初出場ながら日本のDF陣は
 「ストイコビッチやエムボマなど、Jリーグで凄いFWと戦ってきたのだから萎縮する
必要は無い。」

 と各々が自信を持って戦い、その言葉どおりシュケルやクラウディオ・ロペスを真正面
から迎えうちました。

 大物の外国人選手と日常のリーグの中で戦う事は、それだけ既存の選手に影響を与える
わけですから、若手が刺激を受けないはずはありません。

 攻撃、守備を問わず今こそ外国人選手の存在が必要な時だと思います。

 2・クラブが若手を積極的に海外に売却する

 これはクラブの方針もありますから実現が難しい面はあると思います。

 例えばガンバが宇佐美に欧州から移籍の打診があり、納得できる金額ならば売却する。
売却した資金で新しい若手を育てる。もし移籍金に不満があるなら売却を見送る。

 このようなスタンスが日本にも必要だと思います。

 つまりウルグアイやアルゼンチンを育成と売却の参考にすれば良いと思います。

 彼の国もリーグの空洞化は常に叫ばれていますが、移籍のサイクルが徹底されていること
で、優れた若手が次つぎと登場し、その事が逆にリーグの活性化を後押ししています。

 この2点が僕の考える若手育成のプランですが、資金面や親元を離れての海外の生活など
考える余地があることも確かです。

 でも僕らファンも
 「ああ悔しい」

 と考えるだけでなく、何かしらの案を提言することはできますので、僕なりに考えたので
参考にしていただけると嬉しいですね。

 
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不安を確信に変える方法(2)

2010-10-13 20:24:25 | 日記
 僕は不安を確信に変える方法はもう1点あると思います。それは

 「短期間で小刻みに、成功を味わう。」
 というものです。

 12日の韓国戦を終えた後、日本のメディアはその多くが日本の健闘をたたえて
いましたが、勝てなかったことも又事実です。

 これは僕の推論でしかありませんが、韓国は特に試合終盤劣勢に追い込まれた時点
でも、敗北は意識していなかったと思います。

 それは
 「過去5年遡り日本に敗北を喫していないこと」
 「2010年の親善試合2試合で2連勝していること。」

 この2つの成功体験が、韓国の選手達の心理に大きく働きかけていたと思うのです。

 互いが「宿敵」と認める間柄で、これだけ小刻みに成功体験を感じていれば、ホーム
の熱狂的なファンの存在を重圧に感じる負担が軽減できますし、焦りが生まれるのは勝利
の味を求める日本のほうだ。という判断もあったのではないでしょうか。

 中国で行われていたアンダー19日本代表が、韓国にベスト8で敗れました。しかも
2-0から立て続けに3失点というおまけつきで。

 彼らに韓国に対する恐怖は恐らく無かったでしょうが、韓国の方は0ー2の時点でも
追い込まれているという意識は遠かったと思います。

 それは挽回できるだけの時間があったこともたしかですが、前回大会で韓国は3-0
のスコアで日本を一蹴していますし、そうした先輩たちの躍動する姿が、宿敵との対戦の
心構えを知らない間に後輩たちに伝わっていたのかもしれません。

 A代表、アンダー19、そして女子のアンダー17と、今年日本は「宿敵」と唱えるのが
恥ずかしいくらい韓国の前に躓いてきました。

 日本は技量があると言われていますが、改めて若手の育成からJ1のあり方に至るまで、
多くの点を見直す時期にきている気がします。
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不安を確信に変える方法

2010-10-13 17:04:57 | 日記
 「確信」が持てない仕事を
 「確信」が持てる形に移行するにはどうしたら良いでしょうか?

 僕は第3者の補助を得ることが、確信を得るためのひとつの方法になると思い
ます。

 先日やはり確信が持てない仕事を担いました。
 
 過去に数度経験があったのですが、随分日数が経っていたことと、前回いささか
慌ててしまったこともあり、どこか途中で間違っていまうのではないか。という
恐怖感があったんです。

 ですので僕はリスク(間違いを犯す)事を避けるために、
 僕の任された仕事の経験者数人に声をかけ、スケジュールのあった人間に横に立って
貰い、間違いがないか確認しながら業務を行ったんです。

 仕事は無事成功し、引き出しで保管している自分のノートに
 「日付」
 「成功例の理由」

 を記入し、次回に備えることができました。

 ザッケローニ監督が指揮してからの2試合、協会幹部は2連敗を覚悟していたと聞きま
すから、1勝1分けの星勘定は満足のいく結果と言えるでしょう。

 そして何より第3者、この場合ファンが代表の試合にほぼ満足し、監督の戦術や交代、
選手起用に関して概ね満足していることです。

 やはりファンが納得している間、監督やコーチは落ち着いて仕事ができますし、何より
集中力が持続できます。
 (韓国には2010年は1分け2敗ですから、やはり勝ちがないことは寂しいです)

 これからアジアカップに関してザッケローニ監督は、対戦相手やUAEの気候や宿泊に
関して様々な情報を集めていくでしょう。

 ですのでメディア、ファンの多くが監督のサッカーに賛同している今だからこそ、アジア
カップで結果(優勝)を出し、政権の安定化を図りたいと考えているのではないでしょうか?

 そして成功例が増えることで、アジアカップ以上に困難なワールドカップ予選を勝ち抜く
力と逞しさが、監督と選手達に蓄積されてゆくはずです。
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フィジカルの意義すること(2)

2010-10-13 14:32:39 | 日記
 ザッケローニの示唆する4-2-3-1の布陣は、両翼の選手が相手のサイド
バックと1対1で打ち勝てば、大きなチャンスが生まれます。

 味方のサイドバックが抜かれそうならば、センターバックがフォローに向かい
ますし、センターバックが1枚減る事で、中の1トップも1対1のイーブンの状態
になりますから、得点の可能性は高まるでしょうね。

 ボールの持ちすぎが確かによくありませんが、積極的に1対1を仕掛ける事で
相手守備陣へのプレッシャーとファウルすることへの恐れを生み出すは、勝利を
手にする為の大きな要因と言えます。

 日本でもプロ・バスケットボールリーグ
 「NBA」

の人気が高いですが、NBAの対戦の基本は選手同士の1対1にあるんですね。

 今でこそNBAもゾーンの守備を導入していますが、2000年代初頭までは
頑ななまでにマン・マークだけが守備側に許されていたんです。

 彼らは観客の熱狂を生み出すには選手同士の一騎打ち、つまり
 「1対1」
 
 のシチュエーションが不可欠だと信じていて、ゾーンはイリーガル(違法)だと
認識していたんです。

 その光景は僕らがサッカー場で目にする
 「勝負しろ!!」
 「シュート打て!!」

 と選手達に叫んでいる熱心なファンと変わりませんね。

 つまりサッカーの世界でも、ピッチ上と観客席の両方でフィジカルの強さ、相手との
1対1に打ち勝つ逞しさが以前にも増して要求されているわけです。

 もちろん接触プレイには故障というマイナス面がつきまとうことも事実です。

 しかしフィジカルが強ければ、1対2のような数的不利の状況でも冷静な判断が下せる
要因にもなるでしょうし、僕たちファンも改めて認識しなければならない要素だと思うの
です。
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フィジカルの意義すること

2010-10-13 13:59:06 | 日記
 「フィジカル」

 昨日の日韓戦はダイジェストで見ただけですが、現代サッカーの潮流は明らか
に、フィジカルで優位に立った方が勝利の可能性が高いことを、改めて証明した
と感じています。

 ではこの
 「フィジカル」
 という単語は、サッカーのどんな特徴を指しているのでしょうか?

 僕は個人で勝手にこの単語を
 「肉体的接触」
 と捉えています。

 サッカーに付き物のショルダーチャージやタックルなど、相手選手の突破を
防ぐには自分の体を投げ出す必要があります。

 この肉体の接触、肉体の強さ、これがフィジカルという言葉に集約されている
と捉えています。

 日本は近年このフィジカルの拙さを補う為、常に
 「数的優位」

 つまり守備の際は相手を味方選手数人で囲い込み、素早くマイボールにし攻撃に
転じるという形をとってきました。

 ザッケローニ監督も同様の守備を示唆しています。

 ただ攻撃、守備を問わず常に日本が数的優位を保てるわけではありませんし、相手
のプロフェッショナル・ファウルの前に倒れてしまうこともあるでしょう。

 その際に効果を発揮するのがフィジカルの強さであり、1対1や1対2の数的不利
な状況でも、冷静な判断を下せる大きな要因になりえると思います。

 韓国のメディアはこぞって本田の存在を褒めていたようですが、それは本田が常に
シュートを狙っていたからではなく、

 日本で最も
 「倒れる気配の無い選手」
 と捉えたからだと僕は思います。

 中田英寿がペルージャに移籍して間もない頃、韓国の記者たちは中田の倒れないその
姿、つまりフィジカルの強さに感嘆していたはずですが、今の本田にも同じ感想を抱い
ているようです。
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