塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

内田篤人、シャルケの右サイドバックに定着

2010-11-08 01:36:28 | 日記
 シャルケの内田が徐々に自分の持ち味を披露しつつありますね。

 同じ時期に移籍したドルトムントの香川が、余りに華々しくデビューした為
内田にはいくらかの葛藤があったかもしれませんが、むしろ内田の歩みの方が

 「普通」
 ですよね。

 どんな名手だって環境が異なれば、なかなか自分の色を周囲に伝えることは
難しいものです。

 ブンデスリーガ開幕からおよそ3ヶ月、内田も吹っ切れた部分があるのでは
ないでしょうか?

 ここにきて果敢なクロスやオーバーラップ、また相手ゴール前に詰める動きなど
ピッチ上を縦横無尽に駆け巡っている感じがします。

 その背景には

 1・ラフィーニャがジェノアに移籍したため、落ち着いた環境が整備されたこと
 2・指揮官のマガトが内田を信頼していること

 の2点があると僕は考えます。

 ラフィーニャが仮に残留していれば、内田との競争でクラブ内の意欲が上昇した
かもしれません。

 でも右サイドバックのレギュラーが内田になったことで、環境の整備という点では
内田にプラスの形になりました。また彼自身がドイツ語、特にサッカーに関する言葉
を理解しつつあるのだと思います。

 ただ優勝候補にも挙げられるシャルケが、ここまでスタートに躓くとは選手もファンも
そして何よりマガト自身想像していなかったはずです。

 マガトがこの段階でクビになるとは考えにくいですが、この後ろ盾が仮にクラブを追わ
れたその時こそ、内田の真の意味でのブンデスリーガが開幕するのかもしれません。
コメント
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