塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

五輪とA代表の兼ね合いをどうすべきか

2011-09-07 21:57:07 | 日記
 代表キャップはわずかに「3」

 それでも既に代表に不可欠となった清武を、最大限に活用するためにはどうしたら良い
のでしょうか?

 と言いますのも、彼の場合

 「日本代表」
 「五輪代表」
 「セレッソの一員としてリーグ戦とチャンピオンズ・リーグを掛け持ちする。」

 という4つの肩書きを背負っていることになります。

 特に乾をボーフムに売却し、ピンパォンも手放した今、セレッソの要はまさに清武の物
になったといっても言い過ぎではないでしょう。

 1996年のことですが、アレッサンドロ・デルピエロも清武と似た状況にありました。

 「イタリア代表と五輪代表」
 「ユヴェントス」

 という3つのカテゴリーに加え彼の場合兵役も重なり、イングランドで開催された欧州
選手権で、ひどく精彩を欠く形となりました。

 清武だけではなく、原口、宇佐美、そして宮市とA代表だけでなく五輪代表にも召集
されるであろう選手は、今後体調管理と移動の面で神経を使う形になります。

 欧州はシーズン開幕間もなくとも、Jリーグはシーズン終盤戦に突入しますし、天皇杯
の元日決戦は2012年で終了予定も、クラブが勝ち進めば更に疲労は蓄積されます。

 五輪代表の選手がA代表で戦えることは、より高いレベルを味わう点では意義があります
が、彼らのコンディションを考えると、事はややこしくなります。
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中国、カマーチョを代表監督に指名

2011-09-07 18:45:34 | 日記
 今月2日に発売された文芸春秋文庫

 「池袋ウエストゲートパーク ドラゴン・ティーアズ 龍涙」

 の中に

 「中国人は面子を大切にする。」

 という表現が出てきます。

 この言葉は題名にもなっている表題作の中に出てきますが、これを踏まえると中国蹴球
協会が

 「ホセ・アントニオ・カマーチョ」

 を代表監督に指名することは、彼らにとって面子を後回しにしたのかもしれないと
思えてきます。

 面子を最優先にするならば、中国籍の人物を代表監督にするはずですし、外国籍の人物
でもCリーグの監督経験を持つ人間に

 「白羽の矢」

 を立てると思うのです。

 しかし中国と今まで関わることのなかったスペイン人を監督に指名したことは、契約期間の
短さ(2年間と聞きました。)を抜きにしても、中国が日本と韓国、そして北朝鮮という

 「東アジア諸国」

 を追い抜くための努力を始めた気がします。

 卓球に体操、そしてバスケットなど、多くの競技で中国はアジアでも最上の結果を残して
いますが、いよいよサッカーでも本気になったのかもしれません。
 
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アンブロの技術 それは「銀」

2011-09-07 16:50:38 | 日記
 僕は日本人は

 「消臭」
 「殺菌」

 という言葉に、敏感すぎるのではいかと思う時があります。

 僕自身ライオンから発売されている

 「プロテク」

 という消臭効果のあるボディ・ソープを使っていますので、大きな声で意見は言えな
いのですが、これらにこだわりすぎると、アスリートだけでなく一般の方も、渡航先で
苦労してしまうような気がします。

 今は肌着、衣類でも

 「デオドラント効果」

 を謳った商品が多いですし、海外の方からすれば

 「潔癖にもほどがある。」

 と呆れているのではないかと不安になります。

 確かに自分の体の「匂い」は誰しも不安ですし、病気にはなりたくありませんが、多少
の雑菌と接触することで

 「免疫力」
 「抗体」

 の面で人間は護られているという部分もありますしね。

 消臭効果や抗菌でいうならば、「純銀」が非常に効果があるんです。

 アンブロが開発した新素材

 「X-スタティック」

 は純銀を混紡することで

 「体温調節」
 「抗菌」
 「体臭の要因となるバクテリアを破壊する」

 など、非常に高い衛生効果が認められており、NASA,世界中の様々な保険期間でも
認知されているそうです。

 以前お伝えしたように、アンブロは早くから女性用のサッカージャージの開発に意欲
的でした。

 女性は男性以上に化粧、美容に気を使いますから、この

 「X-スタティック」

 の開発が、商品の開発を大きく後押ししたと思います。

 (参考文献 サッカーユニフォームの殿堂 東邦出版 名越卓也)
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キャロルとラッシュ、リバプールの新旧FWのある共通項

2011-09-07 14:14:42 | 日記
 ファビオ・カペロがリバプールの代表FWキャロルに対して

 「もっと酒の量を控えた方が良いね。」

 と嗜めたと聞きました。

 英国はビール、つまりパブの文化が大衆に根付いていますし、スコットランドとアイル
ランドは共に

 「ウイスキー」

 の産地として有名ですし、ジンも非常に好まれています。

 僕はサッカー選手でも「適度」なら飲酒しても良いと思いますし、彼らの飲酒を批判する
ならば、批判した側がまず見本として

 「禁酒」

 すべきだと常に考えています。

 キャロルからすればリバプールの大先輩

 「イアン・ラッシュ」

 も、本当に心許した仲間とパブで語らうのを、非常に楽しみにしていたと聞きました。

 ラッシュは1988年住み慣れたリバプールを離れ、トリノの住居を移します。

 イタリアの老舗ユヴェントスが、愛するフランス人プラティニの引退に伴い、代役として
獲得したのがラッシュだった為です。

 ラッシュはその強面の表情とは異なり、純朴な人柄だそうでイタリア語を含むトリノの街
に最後まで馴染む事が出来ず、1年でイングランドに舞い戻ります。

 彼は仲間と語らい、そして自分らしくいられた

 「パブ」

 の光景を懐かしんでいたと言われています。

 人間にとって過度の飲酒は避けるべきですが、少量の酒が潤滑油となり仲間と腹を割って
話せるなら、大目に見てやっても良いと思うのが僕の意見です。
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代表の今後のやり方

2011-09-07 14:02:33 | 日記
 オランダ、そしてスペインと比べた際、日本はまだまだ地区予選で完全な

 「横綱相撲」

 が出来ていないという意味合いが強いのかもしれませんが、ウズベキスタンは僕たちが
当初考えていたよりも、まとまった好チームでした。

 今後、日本がホームとアウェイ関係なく、勝ち点を積み上げてゆくには

 「2点」

 の方法があると思います。

 1・相手の特徴、環境を考慮せず、常に自分たちのパスサッカーに磨きをかける
 2・相手の特徴、環境を考慮し、布陣や戦術を柔軟に変更して対処する

 後者でいうならば、残り10分で相手にリードを許している状態で、アーリー・クロス
やセットプレイに活路を見出す。

 つまりパスに拘泥しない戦い方というわけですが、僕は日本はまだ自分たちの
 
 「ストロングポイント」

 を前面に押し出して戦える段階では無いと考えます。

 その段階の一歩手前、相撲で言えば関脇から大関の立ち居地にある気がします。

 日本は今従来の方法論から

 「試合中選手を代えるのはなく、布陣を変更して対処する」
 「選手が本来のポジションでなくとも、気にせず動くことができる。」

 という新たな次元に突入している最中ですね。

 実際ウズベキスタン戦では長谷部が攻撃を司りましたし、今野がセンターバックで起用
されていることもそうです。

 結論としまして、これまでと同様

 「柔軟な姿勢」

 で挑む方が賢明だと思います。
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