塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ステップは省くべきか?(2)

2011-09-01 00:11:19 | 日記
 サッカー選手に限らず働く人間は皆

 「給料も環境も恵まれた場所」

 を追い求めますが、サッカーの場合、小規模クラブからビッグクラブに移籍するのか、
それとも小規模、中規模、そしてビッグクラブと、

 「段階」

 を踏まえて移籍するのか、選手と代理人は今悩んでいるのではないでしょうか?

 特によほど無名か日本のような

 「僻地」

 のリーグにいない限り、多くの選手が多額の移籍金で売買される世のなかです。

 選手が新しい街、クラブに慣れるための時間は年を追うごとに減少していますし、
代理人や選手が

 「ストライキ」

 を起こしてまで、移籍を直訴するくらいですから、クラブだって選手の扱いには苦労し
ているはずです。

 例えばフェルナンド・トーレスのように、同じリーグに移籍しただけで苦労する例も
あれば、香川のようにすぐに環境に溶け込んだ選手もいる。

 だからこそ移籍は難しいですし、

 「ステップ」

 を省いても、活躍できる選手は活躍できると思います。

 ただいきなりビッグクラブに在籍しても、ベンチが定位置という具体例は多いですし、
出番が回ってきても短時間で終わることもあるはずです。

 ますますビジネス色の強まる昨今のサッカー界

 選手には移籍先を本当に吟味する時代に突入したと考えられます。
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ステップは省くべきか?

2011-09-01 00:03:26 | 日記
 僕は世界で最高の衣類を紡いでいるのは

 「エルメス」

 だと考えます。

 例えばエルメスの代名詞である「バーキン」を、ショーウインドゥのガラス越しに
見たことがありますが、衣類に関心が無くとも、素材、縫製、そしてデザインの全てが
完全に

 「調和」

 していることがわかります。

 本国フランスは若いうちは

 「自分に似合う色とサイズ」
 「品物の選び方、店員との付き合い」

 を学び、エルメスのほかランバンやアルニスなど、一流として知られる装飾品を纏うの
は、40、50代の収入が安定してからだと聞きました。

 それまでに人間性を磨いておく

 「準備期間」

 だと捉えているんですね。

 日本とは完全にあべこべの世界です。

 極端な話、こうしたブランドの品はお金さえあれば誰でも買えます。

 つまり欧州のように熟成期間を置かなくとも良いという考えです。

 幅跳びで言うならば「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の「ステップ」を通り越す
という考え方です。

 サッカーの世界でも

 「ステップを省くのか、否か」

 は今後とても重要な課題になると思います。

 例えばガンバからバイエルンに移籍した宇佐美は、「ステップ」を除外した例と言えます。

 逆に同じブンデスリーガでも、レバークーゼンから「貸しだし」という形で戦う場を
アウグスブルクに求めた細貝は、今

 「ステップ」

 の位置にいると捉えて良いでしょう。

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