塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本の清潔は世界基準?

2012-02-25 01:47:29 | 日記
 最近良く思うのですが、日本は「度」を越えた清潔感を求めていると思います。

 確かに菌を排除すれば、嫌な臭いや病気から身を護れますし、赤ん坊のいる家庭では特
にそうでしょう。

 僕は海外旅行の経験がありませんが、海外で腹をこわす人間はもしかすると、過剰な
までに清潔な日本の社会の弊害かもしれません。

 サッカーに限らず選手達に海外遠征は付き物です。

 現地の食べ物を食べ、時には水を飲まなくてはいけない、

 サッカーの場合、東南アジアはアフリカに出かけた際は

 「ペットボトルの水だけを飲め。
  それも必ず封が開けられていないボトルを取るように。」

 と監督から指示があります。

 当然キリンから水は贈られますし、日本からコックが帯同して食事を提供する事も
可能です。

 しかし食器や衣類の洗浄にまでキリンの水は使えないでしょうし、選手はともかく
マスメディアやファンの方々は、現地の風土と真っ向から向き合わねばなりません。

 日本と同じだけの清潔度を誇る国は他に無いでしょうし、日本の基準から照らしあわ
せれば、もう住めなくなってしまう地域は世界にはたくさんあると思います。

 この清潔度、日本にとってある意味「過保護」なのかもしれません。

 来日したアイスランド代表の面々は、ひらがなや漢字、米と箸など母国ではお目にかか
れない光景よりも、日本の潔癖さの方に驚いたかもしれません。
コメント
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