塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アブラモビッチの胸中はいかに

2012-03-06 23:43:26 | 日記
 アブラモビッチが凄いと思うのは、モウリーニョ、アンチェロッティ、そしてスコラー
リといった実力者を解任しても、一向にその表情を変えないことです。

 モウリーニョが2010シーズンインテルを3冠に導き、アブラモビッチが夢見ている

 「欧州制覇」

 を成し遂げても、彼の口から

 「モウリーニョを解任したのは私の過ちだった。
  彼との契約を遵守すべきだったと痛感している。」

 というような、自己反省や悔恨の発言は一切聞かれません。

 それは彼に限らずオーナー全体の特徴でもありますが、自分の決断を常に顧みている
ようであれば、他のクラブの幹部から

 「足下を見られている」

 として移籍市場や監督選びで不都合が生じる可能性があるからでしょうか。

 ちなみにモウリーニョは今季でレアルを退団し、再びチェルシーで指揮を執るという噂
もあります。

 またインテルも彼の再招聘に舵をとろうとしているようです。

 もしこのクラブのいずれかに復帰が決まったなら、ファンと関係者はモウリーニョの前
に跪き、

 「レッド・カーペット」

 を用意して迎え入れることでしょう。

 優勝請負人というのは去るときはともかく、入団する前には多くの賛辞が集まるもので
すから。
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チェルシー、ヴィラス・ボアスと決別

2012-03-06 23:33:01 | 日記
 監督にとって金を出すオーナーと、金を出し渋るオーナーはどちらが理想なのでしょ
うか?

 理想を言えば

 「金は出すが現場には介入しないオーナー」

 になるのでしょうね。

 しかしそんなオーナーがいるわけもなく、ユナイテッドのグレイザーのようにクラブ買収
の借入金で首が回らない人物もいれば、ミランのベルルスコーニのように、自身が描く布陣
を監督に強要するオーナーも存在します。

 チェルシーは予想通りヴィラス・ボアス解任を決定し、今季終了まではアシスタント・コー
チのディ・マテオが引き継ぐ形になります。

 アブラモビッチはインテルのモラッティ同様

 「こらえ性」

 の無いオーナーなのでしょうか。

 トーレスとシェフチェンコ。

 リバプールとミランで一時代を築き上げたFWふたりは、確かに戦力としては魅力であり
机上の理論であれば即戦力として使えるはずでした。

 でも残念ながらその思いは

 「アブラモビッチの空想」

 でしかありませんでした。

 アンチェロッティにしてもモウリーニョにしても、彼らを何とか戦力に取り組もうと奮闘し、
共通して出した回答が

 「4-3-1-2」

 の導入というのも皮肉な物です。

 モウリーニョの場合はバラックという大物の移籍も重なりましたし、アンチェロッティは
ドログバとの共存を考えざるを得ませんでした。

 つまり監督からすれば完全に

 「ありがた迷惑」

 の移籍がアブラモビッチの独断、つまり監督に胸中を明かすことなく進められた事が火種
となりました。

 もし既報どうりチェルシーがグアルディオラと接触しても、オーナーが周囲を注視しない
限り、今後も苦戦は免れないのでは無いでしょうか。
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本田、ゼニト戦でリーグに復帰

2012-03-06 02:01:43 | 日記
 皆さんはチューインガムやミントを噛む習慣はありますか?

 僕はこれらを噛む習慣はありません。

 「ハロー・アイディア」

 のキャッチ・コピーの下、フリスクが更にその存在感を増していますが、日本を代表
するミントは

 「ミンティア」

 だと聞きました。

 そのミンティアですが、最新CMに登場しているのは日本代表の本田圭佑ですよね。

 よく成田空港で彼が着用しているディアドロップ型のサングラスを掛け、白の上下の
衣装を着た彼を見て、少し笑ってしまいました。

 CMなのに出で立ちが普段の彼と全く変わらない為です。

 ゼニトとの一戦でリーグ戦に復帰した本田は、あわやゴールという惜しいシュートも
含めて、正に大車輪の活躍でCSKAのフロントが

 「安売り」

 したくないことを、如実に証明しました。

 普通これだけ実戦から離れていれば、周囲との呼吸は噛みあわないものですが、彼に
とって時間の流れは関係ない様子です。

 ただ再び膝に違和感を覚えたようなのでその点は気がかりですが、今夏も再び本田の
周辺が騒がしくなるのは間違いないでしょう。
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