塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

大津、清武が五輪代表復帰へ

2012-03-10 23:33:06 | 日記
 五輪代表は清武と大津の招集に踏み切るようですが、もしバーレーン戦で出場が確定
したならば、

 「オーバーエイジ」
 「海外リーグの選手招集」

 というふたつの難題を解決しなくてはいけません。

 佐々木監督がアルガルベ・カップで沢に無理させなかったのは

 1・主力が離脱した際でも困らない為
 2・サブに甘んじることが多かった選手を起用し、レギュラーとの差を作らない

 為でしたが、五輪代表も今後同じ道を歩む必要があります。

 五輪登録18名のうち、オーバーエイジ3名を全て用いれば、候補者は15人に減少
します。

 加えて海外リーグの選手をどう起用するのか、正直現段階では見えにくいですね。

 例えば宮市はボルトンからアーセナルに復帰するでしょうが、彼の場合五輪よりも
ワールドカップ予選が軸になる可能性が高いですね。

 しかしホストとなるイングランドの空気を体感している点は、五輪代表にとって非常に
大きいのですが。

 宇佐美と大津、そして指宿など各クラブでレギュラーではないが、五輪で起用したい
選手を招集するには、相当な交渉力が必要ですし、各クラブがそう簡単に折れるとも
思えません。

 もし今挙げた5人全てが五輪に参加したならば、Jリーグからの選出はおよそ半分の
10名になりますから、狭き門と言えます。

 ひとつの故障が命取りになりますが、選手達には怖れることなく日々精進してもらう
事を願いたいですね。
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本田圭佑に見る移籍話の顛末

2012-03-10 01:24:15 | 日記
 アンジがネイマール獲得の打診をサントスに行った事は間違いありません。

 しかし新聞各紙が移籍話をでっち上げするような事はあってはならないと思います。

 これは欧州でも日本でもありがちですが、こうした場合の記事の訂正は行われないか、
あってもほんのわずかな行数ですかね。

 謝るのに勇気が要るのはわかりますが、やはり訂正と謝罪は時に必要でしょう。

 例えば今冬の本田圭佑の移籍劇がそうですね。

 スポーツ・ニッポンは彼のラツィオ移籍がまるで既成事実のような形でとりあげました
が、実際はどうだったか。

 世間の信頼を損ねてはいけません。

 もし僕が本田ならば、会見の席で

 「メディアは僕たちを批判する。
  ならば誤った記事を書いた記者を、選手が批判することは間違っていない。」

 と一間置いて

 「僕たちは成績が伴わないならば給料が減額になる。
  ならば誤った、つまり現実に至らなかった記事を書いた記者と編集長も、当然給料が
  減額になり、そうでなければ責任をとって配置転換になるのだろうか?」

 と投げかけているでしょう。

 誤報というのはやはり選手だけでなく、周囲と家族に大迷惑をかけているわけですし、
実際ラツィオには本田がやってくると情報が無いにも関わらず、日本からの取材が殺到し
た様子ですから。

 僕も選手名、クラブ名、記事を間違えた場合は、皆さんに冒頭で謝罪するように心がけて
います。

 選手、ファン、メディアは全て等しい関係であり、そのうちのどれかが優れている事は
絶対にありません。

 この3者が手を取り合うには、自分に非があった場合それを認める勇気が必要でしょう。
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アンジに習う選手獲得の裏技

2012-03-10 01:16:06 | 日記
 ロシア・リーグの新興勢力として浮上したアンジ・マハチカラ。

 インテル・ファンとしては「ライオン・キング」をその資金力で強奪されたという
印象が強いですね。

 ワールド・サッカーダイジェストの2011年8月4日号では、このアンジが逸材
として知られる

 「ネイマール」

 の獲得に名乗りを挙げていた事が掲載されています。

 記事によりますと、アンジの会長スレイマン・ケリモフ(総資産7200億円)は、
オファーを出してもネイマールが来るわけないと確信しています。

 つまりネイマール獲得レースに参加することで、

 「アンジ・マハラチカとは?」

 いうファンの関心とクラブの宣伝を打診したというのです。

 なるほど、これならば代理人と選手からの売り込み、そして国内外問わず名乗りでる
スポンサーの獲得が絶えないわけです。

 日本の場合、選手にオファーを出す事は

 「移籍可能な選手」

 つまり、獲得を前提に話を突き詰めていく形になりますが、移籍のオペレーションを
逆に資金獲得の原動力にするという、ある種の

 「錬金術」

 を真似てみてはどうでしょうか?

 話題になることは露出の増大を意味し、人々の関心に繋がりますからね。
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