塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

肌着の発想をジャージにも

2012-03-21 23:02:35 | 日記
 他国も日本と同様に、殺菌と消臭にここまでのこだわりを持っているのでしょうか?

 欧州の方は家の構造も含めて日本のような入浴の習慣が無い為、日本人の清潔感を非常
に評価していると聞いた事があります。

 以前僕は

 「もしサッカー・ジャージが今以上進化したいのなら、温度調整ができるようにしたら
  どうか?」

 と書いた事があります。

 これは冬場のあったかインナーのように、ジャージが選手の熱を吸収して、寒さから
護る仕組みにしたらどうかと思ったためです。

 ならば夏場はサラサラ肌着のように

 「速乾、消臭」

 を取り入れたジャージが取り入れられるべきなのでしょうか。

 現在のジャージは通気性と軽さに関しては、もう改良の余地が無いほど洗練されています。

 確かに夏場汗を掻いた後、再びシャトル・バスに乗るとその熱気や臭いが気になること
は確かです。

 帰りにどこかに用事がある方も、同じ悩みがあるでしょうね。

 単純に着替えたペーパー・タオルを持参すれば良いのかもしれませんが、男性ファンは
案外気にしていないかもしれません。

 ジャージ自体が臭いや汗から人間を護ってくれるなら、新しい提案として受け入れられる
気がします。
 
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お金の使い方、ベテラン選手の働き場所

2012-03-21 22:54:50 | 日記
 一部の例外を除いて、欧州クラブもその大半が

 「売却無くして利益無し」

 という捉え方をしています。

 それは高齢で且つ高給取りの選手を移籍させ、クラブの財政を健全にしながらも、若手
の獲得と育成に精を出すというものです。

 ワールド・サッカーダイジェストの2012年3月1号では、インドで開幕する新しい
サッカー・リーグに

 1・ファビオ・カンナバーロ
 2・ロベール・ピレス
 3・JJオコチャ

 などの名手が集まると報じており、実績はあるが高齢の選手は、お役御免という形で
より資金のあるMLSや中東が、

 「新たな働き場所」

 として認知されています。

 しかしスペインでもイングランドでも、スタジアムには空席が目立ちます。

 それはサッカーはテレビ観戦ですませ、食べる物や貯金にお金を使いたいという、ファン
の切実な日常を反映しているのでしょう。

 レアルが過去10年に渡って行なってきた選手獲得という名の投資は、確実に時代遅れに
なっています。

 日本もタイを軸に東南アジアへの売り込みを開始しましたが、日本の選手とリーグ、欧州
リーグと選手では、やはり後者がネーム・バリューで上回ります。

 ですので日本が彼の地で利権を得るのは、そうたやすくはないでしょう。
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ネクタイと選手の売買の共通点

2012-03-21 22:44:30 | 日記
 例えば皆さんがネクタイを新調したいと考えた時、どこで買おうと思いますか?

 大手のスーパーの品は値段は安いけれども、どこか味気が無いし、ブランド品を買おう
と思っても値段が高い。

 第一デザインが過剰すぎる。

 もしネクタイ選びで悩むようでしたら、郊外のスーツ屋さんに出かけて見てください。

 例えば日本を代表するネクタイ会社は

 「永島服飾」
 「アイネックス」
 「クリケット」

 などが挙げられますが、これらの自社ブランドの商品もやや値が張ります。。

 しかしデザインは控えめですが非常に洗練されていますし、何より日本製である事が
多いですし、高いといってもインポートの品よりはお手ごろです。

 郊外のスーツ屋のネクタイは、今挙げたブランドが受注して生産している事が多く、
値段もかなり抑え目となっています。

 もしそれらの店でネクタイの製造会社が確認できたなら、

 「この会社、このブランドのネクタイも手がけているのか。
  この品質でこの価格は安いな。」

 と思えると思います。

 これ、サッカーの世界で例えると「ミラン」の売買と似ています。

 近年ミランは、ロナウジーニョにロビーニョ、そしてイブラヒモビッチといった名手
を、かなりのバーゲン価格で獲得してきました。

 それは彼らが所属クラブとの間に

 「軋轢」

 を抱えていて、相手先が放出要因として捉えていた背景があります。

 つまり、安値でも良いからお引取り願いたいと思わせる存在だったんですね。

 サッカー選手の移籍とネクタイの購入を、同じ文脈で例えるのは難がありますが、今の
ご時世は

 「質の良い物を安値で買う」

 ことに視線が注がれていますし、それはインテル、ユナイテッド、バルセロナのような
老舗でも同じようです。

 世知辛い世の中ですが。
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ガンバの不振の余波は代表にも

2012-03-21 01:48:58 | 日記
 僕が危惧しているのは、今野がガンバ不調のスケープ・ゴートになりかねない事です。

 この日本代表DFのガンバ移籍は、2012シーズンの移籍市場で最も話題を集めた
上、ガンバが守備向上の切り札として、数年前からのオファーを実現させた物でした。

 ですから今野がその性格上、クラブの不出来をひとりで抱え込み、挙句の果てに自身
のコンディションを崩してしまうことがあってはなりません。

 ザッケローニ監督は遠藤と今野。

 ふたりの能力を誰よりも賞賛していますし、日本代表にとって不可欠と捉えています。

 もし今後もガンバの調子が戻らないようであれば、ふたりの召集に懐疑的な声が挙がっ
てもおかしくはありません。

 最悪ザッケローニ監督も庇いきれなくなるでしょう。

 逆に言えば栗原や岩政、そして増田など代表で控えの位置にいる選手にとっては大きな
チャンスとも言えますが、長期に及ぶワールドカップ予選では、代表内の

 「空気」

 が大きな影響をもたらします。

 その空気が澱んでしまうとどうなるか。

 僕たちは6年前の夏、その結果を失望の眼差しで見つめていました。

 セホーン監督が今どのように浮上のきっかけを掴もうとしているか、僕にはわかりかね
ますが、ガンバに地力があるのは確かです。

 誰よりもセホーン監督自身が、責任を痛感しているはずですから。
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ガンバ、アデレートに完封負け

2012-03-21 01:38:08 | 日記
 単なる生みの苦しみか、それとも崩壊への序曲なのか。

 ガンバの調子が一向に上がる気配がありません。

 チャンピオンズ・リーグのアデレート・ユナイテッドにも2-0の完封負けで、公式戦
4連敗と既にセホーン監督の立場が危うくなっています。

 ガンバの関係者にとって一番深刻なのは、

 「流れの中での得点」

 が皆無に近い事でしょう。

 確かにラフィーニャとパウリ-ニョの2トップは破壊力抜群で、「個」の力で相手を
打破れる力強さがあります。

 しかしふたりの個人能力が突出しているせいか、クラブ全体の調和がどこか乱れてい
るようにも見えます。

 勿論橋本、高木のヴィセル移籍組だけではなく、イ・グノのウルサンへの移籍も含めれ
ば、2012シーズンのガンバが

 「過度期」

 にあるのは間違いないのですが、ファンはそうしたクラブ事情を顧みるゆとりは無いと
思います。

 何しろ開幕から2連敗も問題なのに、対戦相手がそれぞれヴィッセルとセレッソという、
同じ関西圏のクラブであるからです。

 もし敗れた相手がグランパスやアントラーズなら、無理やり

 「仕方が無い」

 と不満を抑えられるかもしれませんが、ファン心理は当然怒り心頭に違いありません。
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