塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ユナイテッドの力強さ

2012-03-07 19:27:01 | 日記
 かつてユナイテッドにはイタリア出身の若手ふたり、マケダとジュゼッペ・ロッシが在
籍していました。

 もし彼らが留まっていたならば、オーゥエンやアシュリー・ヤングの加入は無かった
かもしれません。

 ユナイテッドには栄光の歴史がありますし、何より

 「ネーム・バリュー」

 がありますから、必然的に選手が惹かれる要素が揃っています。

 もし中小クラブが選手獲得、放出に失敗したならば、被る損害は甚大であり多くの
批判が寄せられるでしょう。

 ユナイテッドも全てのオペレーションが成功するわけではなく、事実

 「ベルバトフのトレード」
 「オーウェン獲得の真意」

 は論議に対象になりました。

 それでも彼らはリーグ優勝を成し遂げ、2011シーズン欧州第2位の座を手にいれて
いるわけです。

 ファーガソンの手腕、ユナイテッドの逞しさが恐ろしいまでに伝わってきます。

 例え移籍市場での振る舞いが冴えなくとも、既存戦力の活用と新加入選手の起用で成績
を上昇させるだけの土台の力強さ。

 それが今のユナイテッドの原動力であり、他のクラブにない財産だと僕は思います。
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アーセナル、ユナイテッドの移籍劇

2012-03-07 19:20:22 | 日記
 かつてヴェンゲルがDFの要として期待されていたマシュー・アップソンを放逐し
た際、評論家の多くが

 「ヴェンゲルの考えは誤りだ!」

 と指摘しました。

 実際その指摘は間違っておらず、アップソンがワールドカップ2010で、イングラン
ド代表の最終ラインに君臨したことは確かです。

 ただヴェンゲルには彼の何かが

 「物足りなかった」

 のでしょう。

 ではア-セナルの宿敵ユナイテッドはどうでしょうか?

 ファーディナントの衰えが指摘され、ヴィデッチの安定感が問題視される中、ファンの
中には

 「ジェラール・ピケがいてくれたら。」

 と思う人間がいてもおかしくはないでしょう。

 スペイン代表とバルセロナ。

 このふたつの世界王者のどちらでも主力として君臨するピケがいれば、ユナイテッドの
最終ラインはもっと強固になっていた可能性はありますし、同じスペイン語を話すGKの
デ・ヘアの良き相談相手になっていたかもしれません。

 逆にバルセロナの水が良かったからこそ、ピケそしてセスクが馴染んだという見方も
可能ですが、どんな名将でも全ての移籍劇が成功に繋がるわけではないのです。
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サッカーにおける女性の進出

2012-03-07 18:40:07 | 日記
 僕の家は民放4曲、NHK総合と教育の計6チャンネルが映ります。

 テレビ東京は視聴できる家庭もあるようですが、我が家では見られません。

 そして衛星放送、ケーブル・テレビも加入していないので、サッカー情報は映像よりも
紙の媒体かサッカー専門サイトに頼る形になります。

 サッカー・ダイジェストの選手名鑑を読むと、日本でも多くのサッカー解説者と女性
リポーターが存在する事が改めてわかります。

 しかもその女性リポーターの9割近くの方は見たことすらありません。

 今アルガルベ・カップの情報をフジ・テレビが率先して流していますが、もし彼らが
放映権を持っていなければ

 「日々野真理」

 という女性リポーターを僕が知る事は無かったでしょうし、サッカーの世界でも他の
企業同様、女性が率先して働くようになったことがわかります。

 今の日本で女子のリーグはサッカーの他、バスケットやバレーボールが存在しますが、
やはり一番の注目は

 「なでしこ・リーグ」

 でしょうか。

 女子の活動が盛んになれば、選手だけでなく広報やトレーナーなど、裏方の仕事も増え
ますし雇用の拡大は確実に期待できます。

 女性の身体は男性ではわかりかねることも多いですから、今後は鍼灸師や栄養士そして
トレーナーなど、現場に従事したいと考える女性が多くなるかもしれません。
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なでしこ優勝を賭けて決勝はドイツと

2012-03-07 11:54:39 | 日記
 もし今日のドイツ戦に勝利したならば、なでしこ達はアルガルベ・カップ優勝の他に

 「世界ランキング1位」

 の座も得られるのでしょうか?

 もし手に出来たのなら、男女問わず日本サッカーが初めて手にする山の頂になり、他国
は麓からなでしこを見上げ、再び頂点を目指そうと意欲を燃やします。

 なでしこが優勝したならば、彼女たちの目に映る風景は一体どのような代物なのでしょう
か。

 老舗のカップ戦で優勝した喜びか
 結果を出した事への安心感か

 それとも五輪への課題を見つけ出す良い機会になるのか

 選手と監督ではその感じ方は異なると思いますが、五輪も今回同様短期間で試合数を
こなす上、

 「宿泊施設」
 「移動」

 はいわゆる五輪村になり、他の競技の方とも同居する形になります。

 今回のように勝てたならその密封された空気が心地よく感じられるでしょうが、敗れた
際はその空気が澱んだ方向に流れかねません。

 ワールドカップのように、日本が独自でホテル、言い換えれば環境を選定できるわけで
は無い。

 この点が五輪では異なる事を再度注意する必要があるでしょう。
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沢が残した言葉。なでしこのアメリカ戦での勝利

2012-03-07 02:04:23 | 日記
 皆さんは「コトバスター」という言葉、聞いた事はありますか?

 この言葉は毎週火曜日深夜(厳密に言うと水曜日ですが)、フジテレビ系列で放送され
ています

 「世界は言葉で出来ている。」

 という番組で使われています。

 この番組では毎回、俳優や女優、偉人など歴史に名を刻んだ人物を、彼らが残した言葉
と共にとりあげており、4人のパネラーが

 「コトバスター」

 として登場するのです。

 今日の放送はサッカー解説者の松木安太郎氏をゲストに迎え

 1・ヨハン・クライフ
 2・沢穂希

 の残した言葉が紹介され、来週の放送ではキャプテン翼に登場したロベルト本郷の台詞が紹
介されます。

 アルガルベ・カップのアメリカ戦、日本は沢という大黒柱を欠きながらも、史上初めて
90分で勝つことに成功しました。

 でも選手も監督も

 「沢が欠けて良い。」

 などとは全く思わないでしょうし、今まで沢がその背中で礎を築いてきた事を無駄に
しないように、懸命に走ったはずです。

 今回紹介された沢の言葉は

 「苦しくなったら私の背中を見て。」

 という物でしたが、皆どこかで沢の背中を見ながら彼女と勝利を分かち合いたいと考え
ていたはずです。
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