塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

プロとアマの違い、そしてスタジアム問題

2012-03-12 23:26:26 | 日記
 僕は決して「アンフェア」だとは思いません。

 それは信濃毎日新聞における、パルセイロと山雅の記事の扱いと大きさについてです。

 1-2で敗戦した山雅
 4-0で勝利したパルセイロ

 しかし記事の分量は、圧倒的に前者の方が大きいのですがそれは致し方ありません。

 それだけプロとアマチュアでは格が異なるわけで、全てにおいてバリュー(価値)が上回
るのがプロです。

 例え今シーズンJFLでパルセイロが優勝し、山雅が下位に沈んでもやはりその立ち位置
は変わらないと思います。

 この図式は現状パルセイロが最短でJ2昇格可能な、2016年まで変わらないでしょう
し、その反発心が選手を更に強くしてくれるはずです。

 僕は山雅の場合、

 「たまたま近くにJリーグで問題なく使用できるスタジアムが近くにあった。」

 そう捉えています。

 ですのでパルセイロの場合は、

 クラブと選手、ファン、行政と一般市民など、様々な分野からパネラーを招いてスタジア
ムに関する意見交換を、今後幾度も重ねてゆくべきだと思います。

 スタジアム建設の場合、外見と中身だけでなく傾斜や耐震性、そして駐車場の確保と建設
前の事前準備が不可欠になります。

 総合スポーツクラブは、他の競技の方にも使ってもらってこそ、その意味があります。

 パルセイロのスタジアム建設は、他のクラブでも注目しているかもしれません。
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レッズ槙野の心情を考えてみる

2012-03-12 01:12:25 | 日記
 J1の開幕戦で最も注目度が高かったカードに、レッズ対サンフレッチェが挙げられ
ます。

 いみじくもリーグ開幕から「古巣」相手に戦う形になった槙野の胸には、どんな心情
が宿っていたのでしょうか?

 サンフレッチェのファンも、昨年までは槙野のための応援歌、チャントを歌い、彼の
健闘を讃えてきました。

 しかし帰ってきた槙野は味方ではなく

 「対戦相手」

 としてでした。

 かつての中心選手と袂を分かつこと、罵声やブーイングを浴びせる事も、サッカーの厳し
さであり避けられない事実です。

 ファンもほんの前までチャントを贈っていた選手にブーイングを浴びせる事は、心情的
に難しい側面があります。

 しかし活躍されたなら、勝ち点3を逃してしまうかもしれません。

 サッカーはいみじくも、勝ち点を積み重ねない限り降格してしまうからです。

 慣れ親しんだスタジアムの「ビジター」の更衣室を使った槙野、そしてペトロビッチ監督
の姿を見ると、サッカーの持つ華やかさの裏にある地味な面が見えてきます。

 槙野があれだけ果敢にシュートを打ったのは、勿論レッズが勝つためですが、自分の心に
ケジメをつけるには、ゴールが必要だったのかもしれません。

 佐藤がゴールを決めた後の例の

 「パフォーマンス」

 の輪に、かつては自分が参加していたわけですしね。
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表裏一体はサッカーにも存在する

2012-03-12 01:04:42 | 日記
 物事には表裏一体があるように、サッカーがもたらすのは喜びだけではありません。

 例えばフーリガンに代表される、暴力に頼った応援をする輩の存在は、2002年
以降日本でも急激に認知されました。

 そして選手、監督の側にも問題が生じる時もあります。

 例えばドイツ出身の指揮官クリストフ・ダウムは麻薬常習犯の嫌疑がかけられ、採取
された毛髪からその事実が明るみになりました。

 またショーイ・バートンやロヴィー・サヴェージなど、実力はあるが品位に欠けると
批判される選手もいます。

 もう引退しましたが、ラツィオのファンから絶大な支持を受けたパオロ・ディ・カー
ニオはかつて

 「ファシズム」

 を連想させる敬礼を行い、ローマはおろかイタリア中を揺るがす形となりました。

 僕は先ほど放送された「やべっちFC」の冒頭の映像で、正直涙を浮かべてしまいまし
た。

 それはサッカーが人々にとって

 「かけがえの無い、大切な存在」
 「苦しいこと、嫌なことがあってもサッカーに夢中ならばその瞬間忘れることができる。」

 一種の清涼剤の役割を果たしていることが、改めてわかった為です。

 ですので今後もサッカーが財産として心に残すには、愚かな出来事や悪質な事件を、ファン
も選手も関係者も慎まなくてはいけないと強く感じたのです。

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