塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

海外から復帰する選手、活躍する選手

2013-01-06 00:04:18 | 日記
 プロ野球では補強の目玉として7

 「大リーグでプレイした日本人選手獲得」

 が挙げられます。

 昨年は楽天が松井を獲得し、今季は阪神が福留を手繰り寄せました。

 ただ傍から見ていて思うのは、アメリカに旅立つ前と同程度の成績を残している選手は、野手、投手のいずれもも
存在しないと言う点です。

 でもこの問題、実はJリーグも同じですね。

 例えばエスパルスが小野と高原、フロンターレが稲本と長い間海外でプレイし、ワールドカップにアジアカップと
大きなトーナメントに出場経験を持つ選手を入団させてきました。

 しかしそのいずれもが

 「さすがに本場ドイツで揉まれてきただけあるな!!」
 「海外に移籍すると精神も肉体も、ここまで逞しくなるのか!!
 
 と僕たちを感嘆させた例がありません。

 野球もサッカーも、海外でプレイすることが重荷となり、本人たちも気づかないまま体力を精神を追い込んでいる
のかもしれませんし、それだけ広大な土地を移動するのが大変という意味もあります。

 僕が思うに、海外に移籍した日本人選手が帰国して

 「桁外れ」

 の活躍をしたのは、95-96シーズンのカズだけでしょう。

 ジェノアからヴェルディに復帰したカズはこの年のJリーグ得点王(23点)に輝き、天皇杯でも優勝します。

 今は海外移籍を果たせば当然長期に渡って現地で過ごしますが、彼の場合はジェノアへの1年レンタルというこ
とで、当時の日本とイタリアの差が如実に現れた格好でした。

 カズにとっては残念な出来事だったでしょうが、日本のファンは度肝を抜かれたはずです。

 もし中田英寿ボルトン退団後、ヴァンフォーレかベルマーレという自身と関係の深いクラブでプレイしていれば
違った印象を与えたかもしれませんが、これも完全に仮定の話と言えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする