塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

歓送迎会の今、サッカーを教材にする

2013-03-07 22:53:32 | 日記
 学生時代どんなに優秀な成績を収め、クラブで素晴らしい結果を残し、アルバイトでお客様から幾度となく褒められた
方でも

 「会社勤め」
 
 でメシを食うことは、これらとは根本的に様相が異なります。

 学生生活、で得られた自信は、簡単に粉砕される可能性は高いですし、何より人事課はあなたが働きたいという部署を通
達するとは限りません。

 大切なのは、自分に問題ないよと言い聞かせる事です。

 引っ込み思案で小心者の方がいましたら、例えばナンバーのサッカー特集を読んでみてください、

 海外サッカーやチャンピオンズ・リーグではなく、Jリーグの開幕特集や海外リーグに移籍した日本人選手の記事が良い
ですね。

 何故かと言いますと、サッカーは移籍が当然のスポーツで、どんな有名選手でも

 「クラブ1年生」

 と言う話はよくあります。

 例えばPSGに移籍したベッカムがそうですし、逆にJ1に移籍してきたレイソルのクレオ、ヴァンフォーレのウーゴが
その一例です。

 つまり新加入の選手たちがどのようにクラブに溶け込んだのか、言葉や習慣の違いに遭遇した際にどのような振る舞いを
見せたのか、おおいに参考になると思います。

 僕などは普段カラオケもしませんし、居酒屋で騒ぐこともありません。

 それでも何とか持ち歌はありますし、最初に歌ってしまえば後は何とかなるものですし、特に歓送迎の時期である今は
憂鬱な方も多いでしょうから、その気持ちは痛いほどわかります。

 嫌いな事にお金はかけられません。

 それでも自分から飛び込んでゆく姿勢を見せるだけも、周囲の印象が変わってくる点が多いのもまた事実ですからね。
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来月社会へ旅立つ皆さんへ

2013-03-07 22:40:52 | 日記
 来月の今頃、新入社員と呼ばれる皆さんが社会の門戸を叩きますね。

 学生時代とは異なる理不尽さ、お金を得ることで生じる責任など随分戸惑うこともあるでしょうし、怒鳴られたり嫌な
事もあると思います。

 そんな皆さんよりも13年早く社会に飛び出た僕が、膝小僧を擦りむきながら生きてきた中で感じたことをサッカーの
話を交えながらお話したいと思います。

 1.服装と身だしなみ

 スーツに革靴という仕事で使うものを、今まではご両親と一緒に選んでいたかもしれませんね。

 でもこれからは自分で選びましょう。

 でも雑誌の内容をそのまま鵜呑みにしても仕方ありませんし、長野のような地方都市では掲載品はまず入手できません
から、華美な服装と装飾品をさけ、プレーン、言い換えれば買い替えの必要が無いデザインの商品を選んだら良いでしょ
う。

 大事なのは店員に丸投げするのではなく、自分の意思で着心地、サイズ、価格を選び責任を持つことです。

 「日本人選手は監督の顔色を伺いすぎる」
 「監督の指示に敬意を払うことは大切だが、ピッチでは選手が常に最適のプレイを心がけなくてはいけない。」

 サッカーも身だしなみも、自分の主観が大切です。

 2・ホペイロとスポンサー

 サッカーではホペイロという用具係がスパイクの手入れとジャージの洗濯を行います。

 だからこそ選手たちは安心して用具を任せらますね。

 またスポンサーがクラブの理念に共感してくださるからこそ、僕たち観客は様々な催しをスタジアムで楽しめるわけ
です。

 皆さんにとってのホペイロとスポンサー、つまりご両親に頼る事も結構ですが、シャツやハンカチのアイロンがけは
自分でやってみてはどうでしょうか?

 僕は靴磨きとアイロンがけを自分で行います。

 ホペイロもやってみると習慣になりますし、靴ひもやワックスの減り具合をチェックするのも、慣れてしまえば何の
問題もありませんから。

 3・ロングボールの注意

 これはどういう事かと言いますと、「ほうれんそう」を直属の上司ではなく、いきなり課長や部長に相談することで
す。

 頭越しに報告が成され、その話を課長から聞かされた係長、主任は良い気分ではないでしょうね。

 メールで連絡をしたとしても

 「先日のメール、読んで頂けましたか?」

 と声を掛けるだけでも、印象は随分ことなりますしこれもある種のリスク・マネージメントと言えます。

 僕のような小心者でも、何とか生きています。

 新しい門出をお祝いすると共に、理不尽さや意味の無さにあきれることを笑い飛ばせる皆さんであることを期待して
います。
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もし2020年に東京五輪が開かれたなら

2013-03-07 00:41:45 | 日記
 マドリードとイスタンブール、そして東京の3都市で争われる2020年の夏季五輪開催ですが、仮に東京が選出された
ならば五輪サッカーの強化を本腰にしないといけません。

 五輪サッカーはオーバーエイジを揶揄しながら

 「妥協の産物」

 と言われており、実際欧州各国の熱意はアジア、アフリカ諸国と比べると薄いと言われ、昨年はグレート・ブリテンの
選手選抜が最後まで揉め、当該選手たちをやきもきさせました。

 日本は五輪の舞台に上がる過程を育成、五輪本番を檜舞台と捉えているのは確かですが、やはりワールドカップと異なる
為でしょうか、肝心の支援をサッカー協会から受けてきたという印象がありません。

 アジア予選を突破しロンドン五輪への出場権を得たにも関わらず、欧州遠征はフランスで行われたトゥーロン・トーナメ
ントのみで、走行試合もニュージーランド戦のみでした。

 またオーバーエイジの枠組みとJ1と海外リーグの兼ね合いも最後まで解決せず、関塚監督は

 「J1のクラブからは最大3名までの選出」

 という思い通達を受け入れなくてはなりませんでした。

 ただでさえ少ない18名という枠と対外試合の少なさ。

 これはリオ五輪以降も日本が五輪に出場すればのしかかる問題ですし、やはり膝を突き合わせて皆で話し合いたい事柄で
す。

 これだけの逆風の中4位に入ったことは素晴らしいと思いますが、東京五輪が実現すれば4位は評価されない順位です。

 やはりメダルをとって初めて拍手が得られますし、U-20ワールドカップもアジア予選で頓挫している今、ユースの
育成を見直そうという雰囲気が高まっている事も確かです。

 マドリードで開催すればスペインも本腰をいれて五輪世代を強化するでしょうし、日本も7年後を想像してみたら良い
かもしれません。
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突出した個をどう組み合わせるべきか

2013-03-07 00:24:01 | 日記
 サッカーでは周囲が羨むような突出した個の存在が、逆に監督を悩ませることがあります。

 例えばリオネル・メッシとバルセロナ、そしてアルゼンチン代表がそうですね。

 最近バルセロナがレアル・マドリードに苦戦している理由は、マドリードがメッシを他のフィールド・プレイヤー9人
から孤立させるような戦術を取り、見事に成功しているという見方ができます。

 シャビにイニエスタ、ブスケッツにジョルディ・アルバと、スペイン代表の中核を担う選手たちが存在しても、均衡を
打ち破る、負け試合を引き分けに持ち込むと言う際は、このアルゼンチン代表に依存しているのかもしれません。

 アルゼンチン代表も以前と比べるとさほどではありませんが、それでも

 「メッシの能力をバルセロナと同じだけ輝かせていない」

 と代表監督は糾弾されてきました。

 前任者のバティスタはバルセロナと同じ4-3-3を導入し、メッシを右翼に固定しましたが、残念ながら付け焼刃の
類でしかなく現監督のサヴェジも悩んでいますね。

 メッシが相手から囲まれることは、即ち彼がボールを保持している形です。

 つまりメッシにマークが集中すれば、アルゼンチンにもバルセロナにも必ずフリーマンが生まれるわけですが、対戦相手
からすればメッシ以外の選手がフリーになることよりも

 「ボールを保持したメッシ」

 の方が危険だという認識なのでしょう。

 かつてマイケル・ジョーダンは、所属するシカゴ・ブルズが全米王者に輝くには、自分が得点を奪うしかないと考えてい
ました。

 「もっと味方を使ったらよいじゃないか。君の負担を負担を減らさないといけない。」

 そうジョーダンに声を掛け続けたのがコーチのフィル・ジャクソンとテックス・ウインターで、彼らは何度もジョーダン
を諭すことで

 「トライアングル・オフェンス」

 つまりパスを2方向に設定する戦術を浸透させました。

 バルセロナのメカニズムを変える必要はないと思いますし、単にメッシがボールを保持する時間を少なくする、

 これだけでまた対戦相手は新しい攻略方法を探す羽目になると思います。
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