塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本がロングボールが苦手な理由

2013-03-29 22:48:29 | 日記
 今週号のサッカーマガジンは、今でも日本が中東が多用するロングボールに対し、明確な処方箋を持っていないと指摘
しています。

 では極端な話、J1でロングボールやアーリークロスを基本戦術に用いるクラブがあれば、彼らは上位進出が果たせる
だろうかという仮説も生まれます。

 僕が思うに現在のJ1にはふたつの潮流があります。

 1・広島、浦和に代表される3-4-2-1
 2・FC東京、サガンに代表される4-2-3-1

 どちらにしても縦への推進力に優れたウインガーではなく、プレイメイカー的存在を両翼に配置している印象は否めま
せん。

 また今も昔もJリーグではダブル・フラットの4-4-2を用いたクラブが少ない為、ユナイテッド時代のベッカムに
代表される、優れた

 「クロサー」

 の需要が無かった側面もあるでしょう。

 2000年代前半は3-5-2の大流行により、ウイングバックに注目が集まりましたが、持久力と守備力、そして
クロスの質を両立させることは困難でしたね。

 (杉山茂樹氏がしばしばA代表の3-4-3が発展しないことを、このサイドハーフの概念が無い為と指摘していま
  すが、確かにそうかもしれません>)

 日本は監督も選手、そしてファンも、やはり空中戦や中盤を省略する手法を好みません。

 ですから丁寧なビルドアップとパスワーク、フリーランニングで相手ゴールを脅かそうとしますが、逆にこの手法を
中東は好まないのでしょう。

 それはボールを的確に走らせる芝が存在しないことに加え、アーリークロスを放り込んだほうが

 「手っ取り早い」

 面もあります。

 カタールやサウジアラビアなどの裕福な国では、一般市民は労働をせず常に出稼ぎ外国人が汗を流します。

 パスを繋ぐまどろっこしい戦術は、中東そのものの気風にあっておらず、だからこそ日本がかみ合わない一因だと
感じます。
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容姿の優れた選手の背後にあるもの

2013-03-29 22:38:37 | 日記
 長崎出版が

 「プレナスなでしこリーグ・プレナスなでしこチャレンジ・リーグ オフィシャルガイドブック2013」

 を今月14日に刊行しました。

 僕は今日店頭で初めてこの商品を手にとっていたのですが、当然長野パルセイロ・レディースの紹介もあり有難いことだと
思いました。

 田中陽子選手の特集記事を読むと、

 「AKB48にいてもおかしくない容姿」

 という言葉が確かに頷けますが、彼女に限らず京川や仲田といった同世代は、容姿やインタビューの内容では無く、
試合と練習への取り組み方をまず評価して欲しいと願っているはずです。

 それは本家「なでしこ」で世界と戦う鮫島、丸山、川澄も同様のはずです。

 実力が備わっているからこそインタビューが来る。
 インタビューでその人柄がわかるからこそ、テレビ出演の依頼が来る。

 人気先行でリーグへの集中がそがれるようであれば、佐々木監督も渋い表情をうかべるでしょうしね。

 これは女性選手に限らず男性も同様です。

 ベッカムやバッジョ、デルピエロは清涼飲料水や男性化粧品の広告に起用され、その都度大きな反響を得てきました。

 しかし、これは彼らがイングランド代表とイタリア代表の主軸であり、欧州選手権とワールドカップを経験してきた
名手であることを忘れてはいけません。

 特にベッカムが加入間もないパリ・サンジェルマンで既に大きな敬意を払われていることは、彼が常に食事と睡眠に
気を配り、父親としての役目を見事に果たしている証でもあります。

 「あなたが37歳の今でもサッカーに真摯の取り組む姿に感銘を受けました。」

 こう記者から握手を求められたなら、ベッカムも嬉しいに違いありません。

 容姿はプレイそのものとは全く無関係ですからね。
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日本、6月4日にオーストラリアと対戦

2013-03-29 01:06:23 | 日記
 日本は最短で6月4日、ホームの対オーストラリア戦でワールドカップの出場権を得られます。

 一方のオーストラリアがB組が混戦となる要因となった形ですが、極論ですが日本に敗れるようであれば、僕は監督解任
もあるように感じます。

 オーストラリアが2014年にブラジルに行きたいのは当然です。

 しかしアジアとアフリカの国はアウトサイダーかもしれませんが、ダークホースと言われるまでにはまだまだ時間がかか
るでしょう。

 しかし、オーストライラは2015年自国開催のアジアカップでは、必ず

 「主演男優賞」

 を得なくてはいけません。

 脇役ではホストの役目を果たす事は出来ず、ラグビーと肩を並べつつあるその存在意義が再び問われる可能性があります。

 ゴール・コムでは開催地である5つの都市、キャンベラ、ニューキャッスル、メルボルンとシドニー、そしてブリスベン
であり、これから準備も進められてゆくのでしょう。

 しかしオーストラリアは南半球の為、開催時である1月は真夏なんですね。

 オーストラリアの紫外線の強さは有名ですし、選手たちは水分補給と睡眠のバランスをうまく調整しなければ、戦うことは
非常に厳しいでしょうね。

 日本に限らず出場国はオーストラリアを除いて北半球の国ですし、酷寒から灼熱への移動は予想以上に厳しいと思います。

 オーストラリアの選手たち、とくにAリーグ在籍の選手は既に気候の段階でアドバンテージを得ているわけですし、自国
開催ということでファンの支援もありますから。

 オジェック政権は経験者を重用している印象が強いですが、A代表は年齢制限がありませんからそてもひとつの方法です。

 逆に伸びしろのある選手が2014年を経験することで、更に大きくなる可能性もあるのですが、果たして

 「サッカールース」

 は2014、2015年をどのように見ているのでしょうか。
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