塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ヨルダンの第一印象、そしてホープ・ギャップ

2013-03-24 22:55:50 | 日記
 皆さんは日本代表が26日に対戦するヨルダンと聞いたら何を連想しますか。

 僕はサッカーではなく「ラニア王妃」と答えるでしょう。

 ラニア王妃はその聡明さと美貌で広く知られた存在ですが、僕は彼女が唱えた「ホープ・ギャップ」という言葉が
強く印象に残っています。

 日本語に訳せば

 「希望の格差」

 というわけですね。

 日本が2000年アジア王者に輝いたレバノンでは、連日NATOの偵察機が上空を飛ぶ異様な環境にあり、201
0年初頭、FC東京の平山がハットトリックを達成したイエメンとの一戦も、混乱の中で行われました。

 一口に中東といっても、

 カタールやUAEのように天然資源と観光に恵まれた地域もあれば、シリアのように政治が民衆と乖離している国も
あります。

 ラニア王妃は華美な生活を避け、子供たちが貧しい生活から遠ざかるように気配りされていると聞きました。

 僕はトゥルシエの指導方針は好きではありませんでしたが、彼が

 「ブルキナファソ遠征」
 「ワールドユースでの孤児院訪問」

 を行ったことはおおいに評価すべきだと思います。

 他国とはいえ、日本にはユナイテッドを筆頭に欧州の老舗クラブ、アジア・チャンピオンズリーグ優勝クラブ在籍選手
がいます。

 そんな彼らが訪問してくれたなら、子供たちは嬉しくて仕方が無いと思うのですが。

 勿論「東北人魂」のように、国内での活動は大きな敬意が払われるべきです。

 同様に今後は海外での活動にも本腰がはいると良いですね。
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選手への批判、サッカーと野球の違い

2013-03-24 22:35:06 | 日記
 僕はファンの言う事全てが正しいとは思いません。

 でも、暑かろうが寒かろうが、ホームだろうが敵地だろうが、我が愛しのクラブ、そして日本代表を応援する為に時間
とお金を費やしている事に関しては、僕だって頭が下がる思いです。

 例えばパルセイロの場合、開始前にゴール裏から選手のコールが成されると、選手は会釈をしたり両手を掲げて拍手す
るなど

 「君たちの声援は届いているよ」

 と示してくれます。

 ファンが自分の名前をコールしてくれる。

 選手からすれば勝利することよりも、ワールドカップに出場する権利を得ることよりも、かけがえのない瞬間かもしれ
ません。

 ですから代表の試合で僻地まで出かけて不甲斐ない戦いぶりを見せられたなら

 「この野郎!!何やってんだ!!」

 という罵声は当然だと思いますし、この批判は選手が体の真正面から受け止めなくてはいけません。

 Jもそうで先日サガンは5-4でフロンターレに勝利しましたが、普通4失点していれは勝ち点3は放棄したも同然で
すし、既に失点5を2度も経験しているエスパルスも同様ですね。

 時に叱責してくれる人物が近くにいることは、実は素晴らしいことなのかもしれません。

 例えば野球は大敗したチームでも、ファンが自暴自棄になって球場内で暴れる、選手と小競り合いを起こすことはあり
ません。

 昨年は横浜は試合内容に応じて

 「返金します」

 という広告を掲載しましたが、やはり特例なのですね。

 ペナントレースはジャイアンツでも60敗はしますし、それだけ試合数が多くカープやスワローズのように近年リーグ
優勝から離れていても、プレイオフには参加できる可能性があります。

 しかし降格制度があり試合数そのものが少ないJではそんな悠長なことは出来ません。

 だからこそ時にファンは声をあらげ、選手は我慢せねばならない時があります。
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スタジアムで見られる様々な風景

2013-03-24 19:04:54 | 日記
 スタジアムに出かけると、サッカーだけでなく様々な風景、会話が視覚に飛び込んできます。

 例えば今日、帰り際に自販機に立ち寄ると、パタゴニアのベストにカブーのハット、ロウアルパインのパンツという
出で立ちの女性を見かけました。

 サッカー観戦もアウトドアのひとつとすれば、彼女の恰好は最適と言えますし、素直に洒落た服装の方だと感じまし
たね。

 また僕が座ったメインスタンド後方に陣取っていた男性二人が

 「バルセロナはやはりシャビがいるのといないとでは大違いだね。」
 「もうチャンプオンズ・リーグでミランとバルセロナが戦ってほしくないよ。どっちを応援してよいかわからない。」
 「セレッソは凄いね。柿谷が素晴らしいし、南野はまだ18歳なのだろう、大阪の優れた若手は皆セレッソに集まっ
  ているのではないか?」

 という談話を観戦しながら囁いていました。

 僕も前半45分、宇野沢がホンダ・ロックから先制点を奪った際は、他の観客同様絶叫しましたし、後半コーナーキッ
クから松尾が放ったヘディングがクロスバーを直撃した瞬間は、手を叩いていましたね。

 また田中恵太が藤井隆と交代した際は、スタジアム全体から労いの声が聞こえましたし、生観戦にはテレビでは味わえ
ないファンの

 「叫びと手拍子、選手がぶつかった際の音」

 が瞬間的に伝わってきます。

 例えば僕たちが足の小指を角にぶつけて悶絶し、額を棚にぶつけた時に感じる痛みは相当なものです。

 ですから走る、跳ぶ、止まるを繰り返す選手たちが、空中戦で頭をぶつけあい、ショルダーチャージやタックルで転倒
した際の痛みは凄まじいと思います。

 人間の体の素晴らしさと選手の息遣い、そしてファンの歓声とため息。

 これらを感じてもらう機会があれば、きっとパルセイロの観客動員は増えると思うのですが。
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2013年初の南長野運動公園まで

2013-03-24 18:09:50 | 日記
 僕はしなの鉄道戸倉駅で毎度おなじみの当日券を800円で購入しましたが、切符のデザインが変わっていました。

 左側にパルセイロのエンブレム、右上には「JFL」のロゴが印刷され、中央には列車の写真が掲載されているので
す。

 つまり、パルセイロとしなの鉄道のどちらにもメリットがある形での提供となり、素直に良い試みだと痛感しました。

 また篠ノ井駅から商店街を歩いていくと、「がんばれ」という赤い文字が記されたパルセイロのフラッグが一面に
存在して有難い気持ちで一杯でした。

 左にはひらがなで「しののい」と記してあるので、これも上記のしなの鉄道同様にお互いに利益を得ようという試み
ですね。

 今季のパルセイロポスターにも同様の試みが見られます。

 今季は左側にトップの選手、右側にレディーズの選手をそれぞれ起用し、

 「トップもレディーズも地域社会に貢献し、必ず昇格を果たして見せます!!」

 という意気込みを感じさせる内容です。

 ファンならばパルセイロがアイスホッケーと女子サッカーを支援していることは知っていますが、その点をより幅広
く認知していきたいという気持ちもあるのでしょうね。

 僕は今日、往復を徒歩で行いました。

 行きくらいはシャトルを利用すべきかと思いましたが、昨年体験した

 「シャトルバス、右折レーン問題」

 に巻き込まれるよりは、良い日よりですし歩いてみようかという気になったのです。

 観戦中は寒くなるかと思ったので着込んでいったのですが、途中暑くて汗をかいてしまい、上着を一枚脱いでからの
観戦となりました。

 宇野沢のゴールで勝利したパルセイロ、ラインダンスは見ていてとても楽しいものでした。
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パルセイロ知っているよ、でもね。

2013-03-24 18:00:43 | 日記
 お見合いセンターや民間サービスを利用して合コンに参加しますと、エントリーシートがパーティ開始前に必ず配られます。

 職業や年齢、デートで行きたい場所や好みのテレビ番組など、その内容は多岐に渡りますが、僕はいつもデートの場所や一
緒に行きたい場所を悩んでしまうのです。

 つまり、行きたい場所が無いのです。

 女性陣はハワイやフランスなど海外の観光地、そして東京ディズニーランドを記す事が多いですね。

 でも僕はアミューズメントパークに関心が無く、サッカー好きであるにも関わらず海外へ観戦に行きたいという欲求が無い
のです。

 ですからエントリーシートだけで判断するならば

 「退屈な男」

 と思われているのでしょうね。

 先日出席した際には行きたい場所の項目に南長野運動公園と記しました。

 「私毎日通勤で横通りますよ。」
 「なんでそんな近い場所なんですか?」

 と幾度となく聞かれましたが、サッカー、長野パルセイロの名前を出すと納得はしてもらえましたが、反応はただそれだけ
です。

 今日僕は2013年初めて南長野に出かけましたが、2週間前の開幕戦とは異なり穏やかな天候だったにも関わらず、観客
は2500人ちょいという、いささかさびしい物でした。

 つまり

 「パルセイロは知っている。でも観戦したことはない」

 という方は随分多いのですね。

 クラブはよくやっていると思いますし、インチャーダ・ナガノの皆さんだって試合開始前にはメインスタンド、バックスタ
ンドまで出向いて

 「応援よろしくどうぞ」

 と頭を下げています。

 単なる食わず嫌いなのか、きっかけが無いのかわかりませんが、今後も観客動員に関しては注視していきたいと思います。
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