インターネットと携帯電話、そして次々誕生するソーシャル・メディアによって、地球を駆け巡る情報伝達は更に速度
を増しています。
ではこの速度をサッカーは利益として得ているのでしょうか?
僕は得られている面はあると考えます。
例えば東南アジア、MLSに代表される新興リーグに関してです。
木崎伸也氏の文章だったと思いますが、ハンブルクに高原直泰が移籍して間もない2003年、ドイツでは本当に日本
にゴールポストが存在するのか、という不安の声があったと聞きました。
カズがジェノアと契約しているときも同様で、東洋人にサッカーが出来るとは思えないという思い込みで、カズは随分
苦労しました。
サントスを筆頭にブラジルで腕を磨いた事など、まるで考慮されなかったのです。
Jリーグは誕生当時から「Jリーギ」と呼ばれ、ブラジルでは放送がありましたがここにきて東南アジアでも放送がは
じまりましたし、僕たちもMリーグやSリーグの存在を知っています。
ソーシャル・メディアが発達する事は、それだけ各国の試合映像が入手しやすい上に、選手個人だけでなく代表の力量
も推し量れる形になりました。
例えばMリーグにスペイン代表として活躍したグイサが加入しましたが、もし数年前ならいかに高い報酬が得られたと
しても、新天地に東南アジアを選ぶことは考えにくかったと思います。
ましてやスペインという、選手ならば皆がこの地に立ちたいと思う国から来たわけですから。
エミール・ヘスキーやデル・ピエロがオーストラリアを選んだことも、事前に様々な情報収拾が簡単になったことを意
味します。
ネガティブな話題も一気に広まる危険性もありますが、現在はまだポジティブな面があるように思うのです。
を増しています。
ではこの速度をサッカーは利益として得ているのでしょうか?
僕は得られている面はあると考えます。
例えば東南アジア、MLSに代表される新興リーグに関してです。
木崎伸也氏の文章だったと思いますが、ハンブルクに高原直泰が移籍して間もない2003年、ドイツでは本当に日本
にゴールポストが存在するのか、という不安の声があったと聞きました。
カズがジェノアと契約しているときも同様で、東洋人にサッカーが出来るとは思えないという思い込みで、カズは随分
苦労しました。
サントスを筆頭にブラジルで腕を磨いた事など、まるで考慮されなかったのです。
Jリーグは誕生当時から「Jリーギ」と呼ばれ、ブラジルでは放送がありましたがここにきて東南アジアでも放送がは
じまりましたし、僕たちもMリーグやSリーグの存在を知っています。
ソーシャル・メディアが発達する事は、それだけ各国の試合映像が入手しやすい上に、選手個人だけでなく代表の力量
も推し量れる形になりました。
例えばMリーグにスペイン代表として活躍したグイサが加入しましたが、もし数年前ならいかに高い報酬が得られたと
しても、新天地に東南アジアを選ぶことは考えにくかったと思います。
ましてやスペインという、選手ならば皆がこの地に立ちたいと思う国から来たわけですから。
エミール・ヘスキーやデル・ピエロがオーストラリアを選んだことも、事前に様々な情報収拾が簡単になったことを意
味します。
ネガティブな話題も一気に広まる危険性もありますが、現在はまだポジティブな面があるように思うのです。