塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

キャッシングに過払い金、サッカーにも通じる要素

2013-03-11 23:21:12 | 日記
 グレーのスーツを着てメガネをかけた男性が

 「レイクちゃーん!!」

 と叫ぶ、新生銀行のレイクのコマーシャルを皆さんも見たことがあるでしょう。

 実はかつてレイクkのCMにはジーコが起用されており、その際のフレーズが「ひとりで出来た!!」という物でしたが
皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか?

 このCMに代表されるキャッシングは、単なる借金の事で僕のような貧乏人が絶対に手をだしてはならない代物です。

 「サラ金」
 「消費者金融」

 という言葉を、キャッシングというどこか洒落た言葉で明るい印象を与えることで、その本質をごまかしているだけです
から、言葉というのは怖いものです。

 サッカーでも、イタリア、スペイン、イングランド、欧州の主要国のクラブはその規模関係なく借金が相当数あることで
も有名です。

 2000年代前半、リーズ・ユナイテッドは指揮官デイビッド・オレアリーの下で、アラン・スミスにリオ・ファーデナ
ント、そしてハリー・キューウエルという若手が溌剌としたプレイで、リーグを席巻するかたちになりました。

 しかし、リーズのフロントはその強化策を

 「チャンピオンズ・リーグ出場で得られる賞金」

 に頼った予算で運営しており、この大会から遠ざかると当然財政状況は悪化し、選手を次々に売却する形になりました。

 当時はチャンピオンズ・リーグに2次リーグがありましたから、選手の負担は今以上でしたがその代りにお金と注目度
が高かったのです。

 「過払い金であるのかな?」

 という顧客に対して弁護士が答えるCMも見かけますが、借金をしてまで生活することが根本的に間違っていて、過払い金
の心配をするのはナンセンスのように思えて仕方ありません。

 僕が両親、弟が病気にならず、健康であることで借金をしなくても良い事は事実ですが、生活を身の丈にあったことにする
のは、サッカーも私生活も同じですね。

 
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アントラーズ開幕2連勝、新戦力も活躍する

2013-03-11 01:12:14 | 日記
 大迫がホームのベガルタ戦で見せた、トラップ、ターン、シュート、ゴールを見た瞬間、僕は思わず「巧い!!」と
テレビに向かって叫んでいました。

 興ろきがレッズに移籍しその影響が懸念されましたが、彼の移籍が大迫の集中力を高まらせた可能性があります。

 また昨年は思うような活躍が出来なかったジュニーニョも、フロンターレ時代に見せた縦への突破を幾度となく披露
し、ヴァンフォーレから移籍のダヴィもゴールを決めるなど、アントラーズの開幕は昨年と全くことなります。

 この背景にはトニーニョ・セレーゾ新監督の存在も大きいのでしょう。

 ジョルジーニョ前監督は、アントラーズ十八番の4-4-2ではなく、菱形で構成する4-4-2を新機軸とし、キ
ャンプから取り組むも思うように行きませんでした。

 特に野沢のヴィッセル神戸移籍も痛手だったのでしょうが、あれだけの力量を揃える選手たちでも、慣れ親しんだ布
陣を体から捨てることは容易ではなかったのです。

 ナビスコカップ優勝で無冠という形を避ける事には成功しました。

 恐らく鈴木満氏は新監督の条件に

 「アントラーズを熟知する人物」

 を挙げ、その人物こをがセレーゾだったというわけです。

 この試みは開幕2試合の段階では成功と言えますし、レッズとF・マリノスと共に3強を形成する可能性は高いでしょ
うね。

 僕は以前

 「アントラーズは新監督にレオナルドを指名したらどうだろう」

 とこのブログで記したことがありました。

 それは単純にレオナルドが持つ華やかさと、セレーゾでは新鮮味、嫌な言い方をすれば単なる懐古主義のように思えた
のです。

 しかし、僕の考えが誤りでした。
 
 今セレーゾと選手たちは充実した日々を送っているはずです。
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レッズ、更なる発展へ

2013-03-11 00:52:59 | 日記
 フォルカー・フィンケからペトロビッチ(欄)、そしてペトロビッチではなく、フィンケ体制から現行のペトロビッチ
体制へ舵取りをすべきだった。

 2013シーズンのレッズを見ていますと、そう思えてなりません。

 フォルカー・フィンケをフライブルクから招いた2009シーズンから2年間、レッズは

 1・若手を育成すること
 2・それまでの堅守速攻から脱却し、マイボールを丁寧に保持するサッカーを心がける

 という2点をテーマに取り組むも、若手の育成と初年度の7連敗という成績が選手の不評、特にグランパスエイトに移
籍する闘り王と指揮官の祖語を生み、フィンケ政権は2年で終了します。

 しかし2012シーズンから発足したペトロビッチ体制が、周囲が思う以上に浸透速度が速いのは、布陣は違えど、選手
達が既に

 「ボール・ポゼッションとサイド攻撃」

 をフィンケ時代に学んでいた点も大きいと思います。

 勿論レッズ・フロントが昨年は槙野、今季は森脇と監督が戦術を遂行する上で不可欠な選手を獲得したことも大きいです
し、一足はや柏木が在籍していたことも大きいですね。

 体調が思わしくなかった梅崎を辛抱強く使ったことも、ペトロビッチ監督の手腕と言えます。

 前任者のペトロビッチはオランダで現役生活を送り、指導者としても影響を受けていましたから、基本布陣を4-3-3
に求めましたが、レッズと彼の就任は明らかにミスマッチでした。

 指揮官が描くサッカーは前任者とそれとは様相が異なった上に、4-3-3に適した選手もそう多くありませんでした。

 ですから

 「マイボールを活かしたサッカーの発展」

 のみを考慮するならば、1年早く広島からペトロビッチ監督を引き抜いた方が得策だったように思います。

 確かに結果論で語るのはフェアではありませんが、現在のレッズがアントラーズと共に2013シーズンの優勝を争う事
は間違いないでしょう。
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