塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

五輪で戦う大切さを思う

2013-03-23 23:22:05 | 日記
 サッカーでは世界、特に「欧州」の文脈を取り入れることでその間口が広がりますが、全ての尺度を彼らと合わせなく
とも良いと思います。

 例えば五輪がそうです。

 どの出場国も選手招集が困難であり、所属クラブとの駆け引きが問われるのは日本でも変わりません。

 しかし、完全に島国であるうえに、若年層の育成が頭打ちである現状を考慮しますと、アジアの環境を体験し、最先端
の欧州戦術を見極められる五輪の存在を、日本は有効活用すべきです。

 「五輪は眼中にない」

 この欧州基準を、一度振り払ったらどうでしょうか?

 確かにローマ在籍時の中田がシドニー五輪参戦の為、帰国当初はベンチが定位置と言う形も見られましたが、中田があ
のユヴェントス戦でゴールを決めたからこそ、18年ぶりに

 「スクデット」

 を味わえたのも確かです。

 クラブとしては選手が怪我をすることは嫌で当然ですが、選手にも当然得る経験はあるものです。

 特にマドリードとイスタンブールと争っている2020年の五輪開催が東京で開かれるなら、今冬からでも本格的な
議論をしても良いでしょう。

 今日本はついに

 「ショートパスとフリーランニング」

 という、ああ日本のサッカーだ、と思える原型が出来つつあります。

 五輪代表を含むアンダー世代も確固たる礎を築くには、A代表に追随する必要がありますしアフリカや南米各国とも
戦える良い機会と言えます。

 何よりスペイン代表を下した時の報道を見てもわかるように、五輪の勝利は日本では桁違いの影響力を誇ります。

 ならばクラブが協力しても旨味はあるのではないでしょうか・
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日本がカナダに勝利したことを考察する

2013-03-23 23:12:51 | 日記
 カナダ代表が健闘したのか、それとも日本代表の方がだらしなかったのか。

 この意味の取り方ひとつで、2-1で勝利した日本代表への提言は変わってきます。

 日本は昨年のアゼルバイジャン、そして今年のラトビア、そしてカナダと必ずしも世界の潮流とは言えない国と親善試合
を行ってきました。

 そこにはスポンサーへの配慮もあるでしょうし、「親善」である以上サッカーを通じた友好関係を築く必要もありますし、
毎度必ず強国と戦えるわけではありません。

 それでも自分たちより低いと思われる国へも、必要最低限の敬意は払うべきでしょう。

 僕たちだって10年前は

 「日本でワールドカップを開く意義は何だ?」

 と世界から問われ、随分寂しい思いをしましたし、日本が潮流に乗り始めたのはほんの3年前、2010年ワールドカ
ップからですし。

 この3年の代表を取り巻く選手層は大きく変化しましたが、その背景には

 1・Jリーグだけでなく、アジア・チャンピオンズリーグへの関心が高まった
 2・欧州リーグ進出の規模が拡大
 3・アジアカップ優勝とロンドン五輪4位入賞

 という3点が考えられます。

 ただ世間一般で思われているほど若年層の育成は思わしくなく、今後A代表に昇格するであろう選手たちをどのように
伸ばしていくかが大きな課題となります。

 2010年日本を下して初のワールドカップ8強を決めたパラグアイも、現在の南米予選では苦戦していますし、2位
のオランダは欧州選手権でいとも簡単に

 「空中分解」

 してしまいました。

 日本もほんの一瞬でも停滞すれば、冒頭でお伝えした3か国から鼻で笑われるようになってしまうかもしれません。

 それがサッカーの怖さのひとつですね。
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ガンバファンが起こした行動を振り返る

2013-03-23 01:59:48 | 日記
 ロアッソ熊本との一戦で、一部のガンバファンがロアッソのマスコットである「ロアッソ君」に、卑劣な行為を働いた
経緯を昨日知りました。

 ガンバ大阪首脳陣はロアッソ熊本の関係者に公式に謝罪しています。

 部外者の立場でこの問題を考察しますと

 1・長谷川新監督を迎えても、昨年同様に失点が全く減る様子が無い
 2・長谷川監督招聘の背景は何か
 3・代表で遠藤と今野が抜けた際の戦い方

 これらの問題がないがしろにされているようで、この問題行動を起こしたファンたちは腹に据えかねていたのでしょう。

 しかし、この

 「鬱憤払い」

 は到底許されるものではありません。

 ただ同じ降格組のヴィッセルが好調な出だしを考慮しますと、今季プレイオフすら逃すようであれば、ガンバの意地が
消えてしまうような恐れもあったのでしょうか。

 ホームとビジター関係なく、マスコットやボランティア、シャトルバスの運転手など、クラブに携わっている方、運営を
手助けしている方々を愚弄するなど、もってのほかとしか言いようがありません。

 何故かと言いますと、彼らは

 「勝敗とは無関係」

 だからです。

 自分たちの不満を晴らすためにはしたない行動を起こしてしまえば、クラブも名誉も傷つけ同時に自分たちも応援する事
ができなくなります。

 彼らはその事を招承知の上で行ったのかもしれませんが。

 ファンは選手以上にクラブを映す鏡と言えます。

 ファンの行為はクラブの評判に直結するからこそ、適切な行動が求められます。
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