塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ラーメンとサッカー、わかりやすさと最先端

2013-03-27 23:09:52 | 日記
 僕も時々袋ラーメンを食べます。

 「マルちゃん正麺」にしても「ラ王」にしても本当によくできていると思いますし、僕は味噌味が好みですが「麺のちから」
のしょうゆ味はとても香ばしくで好きですね。

 明星食品もカップラーメンのみで発売していた「極面」を袋で発売しましたし、僕のスーパーでも随分注目されている様子
です。

 この生麺感覚の袋ラーメン、そのうちカップ焼きそばにも飛び火するかもしれません。

 このラーメン戦争、僕は一昔前のサッカージャージと同じだと思います。

 2000年代中期、「トフス」「コパ・クラシック」「リテイク」といった、レトロジャージが大きな注目を集めました。

 それは現在のサッカージャージにはない単純明快さが受けた理由でしょうし、何より消費者が疲れ果てていたことの証だと
思えました。

 1・毎年デザインがリニューアルされ、どこか過剰な感覚を覚える
 2・そのため毎年お金を費やさねばならない
 3・消臭、軽量、通気性と機能性が行き過ぎている

 こうした過剰な演出が消費者の心から

 「購買意欲」

 を失わせたように感じるのです。

 ラーメンも「サッポロ一番」「出前一丁」「明星チャルメラ」と、各社の看板商品は生麺感覚が売りの今でも、その需要が
衰えるわけではありません。

 それはカップスターはホットヌードルなどのカップ麺も同じですね。

 シンプル・イズ・ベスト

 この言葉が全てに当てはまるわけはありませんが、サッカーはどこかこの言葉を置き忘れている気がしませんか。
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今こそ代表には新鮮さが必要ではないか

2013-03-27 01:12:13 | 日記
 ドーハでの合宿が良かったのでしょう、僕は選手のコンディションは上々に思えましたし、特に岡崎と清武の動きだしの良さ
は特筆ものだったと思います。

 ただ解説を務めた松木安太郎、名波浩の両氏が再三述べていたように

 「丁寧に丁寧にボールを扱いすぎたために、シュートのタイミングを無くしている」

 という指摘は非常に的を得ていたと思います。

 シュートで終えることが出来ず、敵陣の深い位置から自陣に戻るほど選手の体力と精神力を酷使する動きは、他にないでしょ
うからね。

 日本のベンチにカメラが向けられますと、選手たちが給水しているだけでなく、交代で入る選手、ハーフナー、乾を皆で激励
していましたし、代表の雰囲気そのものは悪くないのでしょう。

 ただここにきて代表から

 「新鮮味」

 が奪われている事は確かで、だからこそ交代も驚くような代物ではなく、テレビで見ている僕たちが想像するものと変わり映
ェしない事も間違いありません。

 ザッケローニ監督がJ1を視察していることは確かですし、就任当初はベガルタ(今はレッズ)の関口、アントラーズの西な
ど、

 「監督、いいところに目をつけましたね。」

 と思える招集が印象的でした。

 しかし昨年の欧州遠征では追加招集だったとはいえ、J1得点王の佐藤に出番は最後まで与えられず、森脇や槙野のような敗
戦でも代表を仲間内から激励できるような存在が、疎遠となりつつあります。

 代表はオールスターである必要はありませんし、純粋に実力と人間性で選ばれるべきですが、ほんのわずか視点を変えるだけ
でもより逞しくなると思えるのです。
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日本アンマンの地で膝に手をつく

2013-03-27 00:59:52 | 日記
 アンマンの地で歓喜を味わったのはホームのヨルダン代表でした。

 「遠藤のPKが決まっていれば」
 「レーザー光線で集中力が乱されなければ」

 という思いはありますし、僕と同様の気持ちの方もいるでしょうが、この試合最大の収穫を見つけるとすれば、現在の日本で最も
欠いてはならない選手が岡崎であると判別したことでしょうか。

 前回の最終予選、対ウズベキスタン戦で岡崎っがゴールを決めたことで、日本は南アフリカを手繰り寄せることができました。

 そしてこのヨルダン戦において、最も強い意志とフリーランニング、そしてシュートの意思を見せたのが彼だと思います。

 シュットガルトでもその前線からのプレスと味方を活かすための体の使い方で、その評価を高めた岡崎ですが、今後彼を欠くよう
ですと随分厳しいと感じました。

 監督はハーフナー・マイク、駒野、そして乾の3選手を途中出場させましたが、僕ならば香川を中村、そして清武を大津に変えた
のですがそれにも理由はあります。

 香川がゴールを決めたことは確かですが、終始その表情は険しいままで彼が持つはずの

 「ゆとりと自信」

 が見えなかったんですね。

 ですから中村を投入することでハーフナーの足元へ鋭いスルーパスを送れたならば、両翼の活用も含めて攻撃が活性化すると考え
たのです。

 ジーコ政権では
 
 「大黒様」

 という言葉が人気を得たように、予選と本戦を問わず物語の主人公になる選手が登場すると、俄然明るくなります。

 大黒の場合は「おおぐろ」と言う響きと「だいこく」という響き、両方が備わっていたことが良かったわけですが、そんな枠回り
が大津になら出来る気がしたのです。

 今回の敗戦で監督の描く予定が崩れたわけですが、この敗戦で

 「代表の序列と選手選考」

 に変化がみられることを期待します。
 
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