塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

海外とのコミュニケーションを考える「

2013-03-09 23:36:49 | 日記
 僕たちはいとも簡単に

 「Jリーグにはもっと国際化が必要だ」
 「欧州のビッグネームを獲得して欲しい」

 と口にしますが、実際交渉にあたるフロントと代理人の苦労は並大抵ではありません。

 僕の店にも東南アジア、南米の方が来店されますが、前者の方が「クセ」があるように思えます。

 それは物を盗む、カートを片づけなかったりゴミを平気で捨てていくというような、マナーの問題ではありません。

 むしろマナーの悪さは残念ながら日本人の方の方が悪く見えるくらいで、彼らの持つクセというのはサッカーでいう
マリーシア、言い換えれば風習の違いです。

 先日も東南アジアの方が買い物にいらして、僕も時折メモ用紙に英語を書きながら丁寧に説明したのですが、何度か
同じ説明をする形になりました。

 また、どの国でも商品は基本

 「先払い」

 だと思いますが、その方はズボンのお直し代は払うが商品代金は取りに来たときに払いたいとおっしゃるのですが、
それは国籍に関係なくすべてのお客様に先払いをお願いしている為、丁重に断りました。

 そうすると、しっかり代金を払えるだけの懐具合で、僕だけでなく同僚もあんぐりとしてしまいました。

 サッカーの世界では当然金銭が関わりますから、こうした風習、言い換えますと細かな

 「ニュアンス」

 で意思がはかれないと随分苦労するだろうなと、その際つくづく感じました。

 1994年の日本代表は指揮官にロベルト・ファルカンを招いて始まりましたが、わずか8か月で頓挫してしまいまし
たが、表向きは目標だったアジア大会での優勝が果たせないためでした。

 しかし、

 「外国籍の監督では選手とのコミュニケーションが難しい」

 と言う理由で、横浜フリューゲルスから加茂周氏を抜擢するのですが、当時はこの人選に多くのファンが疑問符を付け
る形になりましたが、今思うと案外間違いではなかったようにも思うのです。
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なでしこ、ポルトガルの地で2連敗するも光明もあり「

2013-03-09 02:10:21 | 日記
 なでしこは今「産みの苦しみ」を味わっていますね。

 確かに2011年世界王者という立場を考えますと、主力を常に招集して横綱相撲を取らないといけないように考えがちで
す。

 しかしセレソンのように権威ある「コパ・アメリカ」を、全国選手権や五輪、ユース代表で台頭した選手の起用に踏み切る
くらいですから、僕は佐々木監督の決断を責めようとは全く思いません。

 沢と宮間、大野を外すことは今だからこそ出来る決断であり、彼女たちをベンチにおけばメディアは必ず

 「指揮官との不和」

 という見出しで記事を書くでしょうしね。

 (サー・アレックスはルーニーとの間柄に問題は無いと記者を牽制していますが、自分たちで自分の首を絞めればそれだけ
  取材がしにくくなるのですが、一体どういうことなのでしょうか)

 田中陽子選手のように、ユース世代から招集された選手が随分話題になりましたが、男女とも変わらないことがひとつはっ
きりしました。

 それは

 「ユースとA代表は全く異なる存在」

 であり、一瞬の判断力と技術、体力とメンタルに至るまで、その次元の違いは明らかです。

 しかし今回は体調不良で参戦できませんでいたが京川、そして大滝など今回出番を与えられた選手たちは、最高峰の戦いに
参戦して従来の見識がひっくり返ったと思いますが、楽しくて仕方ないと思っているはずです。

 僕も部活動で経験が在りますが、自分の力を最大限発揮していても劣勢の際は、むしろ集中力が増してより力が発揮できる
形に脳が働きます。

 本田圭祐が昨年のブラジル戦で不適な笑みを見せたように、彼女たちの多くはポルトガル遠征を有意義なものと考えてい
るはずです。
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ユナイテッド、ルーニーを売却か

2013-03-09 01:54:10 | 日記
 ここ数日、ユナイテッドが今季限りでルーニーを売却するという報道が相次いでいます。

 でも僕はルーニーは来季もユナイテッドの一員であると考えます。

 2000年代以降、サー・アレックスが幾度となくビッグネームを放出しクラブの新陳代謝を図ってきたことは確かですが、
その内容はふたつに分かれます。

 理由1・選手本人はユナイテッドの戦術と地域環境に馴染もうと奮闘したが、うまくいかなかった為の放出

 その代表例がファン・ヴェロンであり、ユナイテッドを敵対視するリーズ・ユナイテッドから来たアラン・スミスといえる
でしょうね。

 理由2・選手が助長しはじめ、契約を延長しても仕方が無いと思えた為

 その代表例はベッカムにファン・ニステルローイ、そしてロナウドでしょうか。特に後者ふたりの折り合いが随分と悪かっ
たと聞いています。

 この事例からみても、サー・アレックスが巧みなかじ取りで、クラブ運営を行ってきたことは間違いありません。

 しかしこの時期のユナイテッドには、

 「オーナーのグレイザー家が買収の際に発生した借入金が存在しない」
 「主力を売却しても、クラブ内に影響力を維持できる人材が存在」

 という2点の特徴がありました。

 2000年代中ごろはあのロイ・キーンが存在し、ギグスとスコールズも当然今よりも遥かに若く、そしてギャリー・ネビル
もまだ現役でした。

 ですから主力を放出しても、ユナイテッドの伝統を熟知する選手が存在し、仮に移籍市場で失敗しても被害を最小限に抑える
ことが出来ました。

 しかし仮に今季でルーニーを売却しますと、その代役の確保すらできず加えてユナイテッドでただ一人の

 「ワールド・クラス」

 を失います。

 ファン・ペルシも素晴らしい選手ですが、ルーニーとの相乗効果は間違いなく存在します。

 単なる憶測でしかないと思いますが、仮にルーニーが売却されるならファンの不満は一瞬にして拡大するでしょうね。
 
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