塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今、僕がイタリアについて感じる点

2015-08-15 01:26:43 | 日記
 ゲーテはイタリアへの憧れが強すぎ、遂に37歳でイタリアへ旅立つ事を決意します。

 この旅を描いたものが「イタリア紀行」です。

 (今アマゾンを閲覧しましたら、岩波文庫で読めることがわかりました。僕は未読です)

 以前、こんなコラムを読んで、吹き出しそうになりました。

 「神様、こんなに美しい国、イタリアを作ったら、他国の住人が不公平に思いますよ」
 「大丈夫、イタリア人を入れておいたから」

 この神様と天使の会話、凄く愉快ですよね。

 イタリアはその衣類の優秀さ、ベスパやフェラーリなどの工業製品の美しさ、豊潤な食材で溢れている事で有名です。

 例えば生ハムで有名なベレッタはトリノ、パスタで有名なブイトーニはナポリの胸スポンサーであったことでも知られています。

 長野市にもフィアットの販売店がありますが、そこでは来客に「イリー」のコーヒーで出迎えてくれると聞いた事があります。

 イタリアというのがゲーテに限らず、他国が羨む多くの要素を多く備えています。

 でも、その中に「カルチョ」は含まれていません。

 ドルチェ・&・ガッバーナが手掛けるミラン、代表の公式スーツはともかく、老朽化したスタジアムや差別問題など、イタリアサッカーは解決すべき問題が多すぎます。

 一方で、日本代表の長友がインテル残留、もしくはイタリア国内に留まる事を熱望しているのは

 「それだけイタリア国内が美しいと感じている」
 「衣食住、全てにおいてイタリアが素晴らしい」

 と捉えているからに違いありません。

 これはイスタンブルの街並みがさほどではない、と言う意味ではなく、ミラノを軸に歴史建造物を大切にし、美しい物を尊重するイタリアで過ごしたいと言う、選手としてではなく一人の人間としての考え、ではないでしょうか。
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僕が考えるバロテッリの移籍先

2015-08-15 01:12:27 | 日記
 極論ですが、リバプールはバロテッリをレスターに放出してはどうでしょうか。

 それは岡崎がいるからです。

 端的に言いまして、バロテッリが同僚の為に前線からプレスをかけ、最終ラインがプッシュアップできる体制を整えるとは到底思えません。

 つまり、このイタリア代表は

 1・点と取る為に前線に構えている
 2・運動量が少なく、リバプールのように攻守の連動が求められるクラブでは、存在そのものが疲弊の理由になる

 と思います。

 ここがイブラヒモビッチと異なる点で、ミランがイブラを恋しがっても、バロテッリに同じ感覚を抱かない理由です。

 レスターはプレミアでは地方クラブであり、プーマと契約していますから、バロテッリ入団というのは晴天の霹靂にはならない、かもしれません。

 また、岡崎は自分で得点を狙える存在でありながら

 「仲間の為に汗を流す」
 「体を投げ出すリスクを持つ選手」
 
 でもあります。

 ですから、案外岡崎とバロテッリの組み合わせは、補完性が取れているように見えます。

 バロテッリはカッサーノのように、試合だけでなくクラブから多くの約束事を求められるビッグクラブよりも、

 「ファンと一杯やれる」
 「常時、先発が出来る」

 中堅クラブの方が、肌に合っていると僕は考えます。

 プーマがバロテッリと契約した際、ナイキは勿体ない事をしたように見えましたが、今のところはナイキの方に策略の軍配が上がっています。

 バロテッリがプーマと共に祝杯をあげる為には、本当に等身大の自分と比例するクラブを見つける事、ここが大事でしょう。
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僕が思う、スポーツブランドの矜持

2015-08-15 00:55:04 | 日記
 もし僕がサッカースパイクの企画担当者、デザイナーならばJ1各クラブのホペイロを尋ねるかもしれません。

 クラブはブランドと契約していますから、他社の関係者が話を聞けることは無理ですよね。

 ただ、ホペイロがジャージ、スパイクの最先端を走り、少なくともスパイクに関してはブランドのしがらみが無い為に、素材、デザイン、軽さなど、選手が求める今を一番知っているのは確かでしょう。

 僕が選手ならば、大手よりも中規模ブランドが良いなあとおもうはずです。

 それは単純に

 大手には既に契約選手が沢山いる
 皆が同じブランドでは面白くない

 という、単純な発想です。

 ロット、カッパ、ホマにケレメ。

 彼らを愛用する選手がそう多くは無い事も事実ですが、一方で品質が劣っている事もありません。

 勿論、個人によって足型がありますから、その点は考慮すべきです。

 でも、アンブロが思い切った形出で直しをしたように、今隆盛を極めても、未来はわからないと言う点もあれば、その逆もあります。

 アンブロの場合は

 「サッカー専門ブランド」
 「1966年ワールドカップ、出場16か国のうち15か国がアンブロをスポンサーに指名した」

 という矜持が、良い意味で今の彼らに刺激を与えているに違いありません。

 ちなみに、フィラ、ル・コックはスーツケースを手掛けていますね。

 スーツケースはドイツのリモワの評判が高いですが、スポーツブランドがファンの海外旅行の為にスーツケースを用意することは、理に適っているように感じます。
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