塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

トッズにならう地域貢献活動

2015-08-21 00:57:50 | 日記
 最新号のレイクマガジンでは「トッズ」の特集があります。

 トッズのオーナーのひとりであるアンドレア・デッラ・ヴァッレは、フィオレンティーナのオーナーでもあります。

 この特集記事はカルチョでも、トッズの靴についてでもなく、彼らが

 「ローマ・コロッセオの修復を支援している」

 事に異議があります。

 記事にもありますが、周囲からは

 「売名行為」

 と言う批判もあったとのこと。

 でも彼はこの批判を鵜呑みにしてはいませんし、なるほど、そのタフさはカルチョに厳しいフィレンツェのファンの肉声から得た物かもしれません。

 例えば長野パルセイロが善光寺の修復を手伝う、FC東京が東京スカイツリーの修繕を手伝う。

 フィオレンティーナは地元の文化遺産に協力しているわけではありませんが

 「イタリアが世界に誇る建造物の保全」

 に資金を出していることは、やはり凄い事で上記の例が実現すれば、Jクラブの価値は格段に増します。

 それはこのトッズのような売名行為という批判をもたらすでしょうし、欲を心中にしまう事は難しいと思います。

 しかし、Jクラブが考える

 「地域社会への貢献」
 「人々への感謝」

 を考えるならば、トッズの例は良い物だと感じます。

 長野パルセイロはあれだけの資金をスタジアムに注入して頂いたわけですし、今後、長野市周辺の文化遺産を含む地域貢献を、現在よりも幅広く手掛けるような、そんな存在になってほしいと思いますし、その為には上のカテゴリーと売り上げが必要です。
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合宿で他人と行動を共にするとき

2015-08-21 00:47:58 | 日記
 カルチョ2002の2002年12月号に、ズネスク・ゼマンのインタビューが掲載されています。

 その中で

 「バッジョが他人から尊敬されるべき男だよ、だが彼はグループ行動ができない」

 と、ロベルト・バッジョの存在を讃えながら、その行動を疑問視しています。

 僕はこの文章を再読して、僕の事を言っているなと感じました。

 尊敬されると言う部分ではなく、グループ行動と言う点についてですが。

 僕個人は皆さんが好むであろう

 1・皆で食卓を囲む事
 2・買い物やアミューズメントパークで楽しむ事
 3・大学のサークル活動や合宿

 に全く関心がありません。

 以前、働いて職場で先輩から仕事終わりに食事を儀馳走して頂いたことがありますが

 「食事をおえてからのだらだらした時間の使い方」
 「皆で食事をした際に、食べ物と飲料が余る事」

 など、一人ならば、こんな無駄簡単に排除できるのに、と思うのです。

 よく「やべっちFC」はシーズン開幕前のJキャンプを特集します。

 日本代表もそうですが、選手たちはやはりどこかで「自我」を押し殺しているのでしょう。

 かつて中田英寿が、代表合宿中もパソコンと向き合っていることを指摘されましたが、彼にとって画面を見ている時は

 1・自分を俯瞰出来る時間
 2・自分ひとりの最高のすごし方

 だったのでしょう。

 日本代表も相部屋にすべきと言う声がありますが、僕は自分の部屋をこまめに掃除するので、だらしない相手相部屋ならば、随分嫌な気分になるのかという考えを想像したことがあります。
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