塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

瑞々しい感情を忘れない

2015-08-20 22:50:50 | 日記
 僕にもかつては瑞々しさがあったものです。

 光文社が文庫で江戸川乱歩作品を刊行しており、先日、たまたま中古でその中の一冊を見つけました。

 中には名作、少年探偵団の短編も含まれていたのですが、小学校時代、あれだけ夢中で読んだこのシリーズ、立ち読みしただけですが、どうも腑に落ちないのです。

 小学校時代、図書館で

 「ズッコケ3人組」
 「漫画日本の歴史 世界の歴史」

 を軸に、随分読書をしたものですが、今、あの10代の時に感じた若々しさは、もう失われたのかと思うと、残念に思います。

 逆に、今読んでいる「ヴェニスの商人」のように、今でこそ読みたい作品がある事も確かですが。

 山梨学院在籍時、たまに授業をさぼって遠出して古本屋やスポーツ店に自転車で出向く事もそうでしたね。

 サッカー選手が練習を休めば罰金なりますように、アルバイト先を無断欠席はしませんでした。

 でも、やはり授業をさぼっていると言う罪悪感

 「ああ、やはり学校に行くべきだった」
 「失敗したなあ」

 と思いながらも、街への探求心、新しい本や風景との出会いは素直に嬉しかったですね。

 自転車一台でどこへでも出かけたあの光景、大学を卒業する時に寂しさは相当でしたから。

 あの頃、ヴァンフォーレの試合を見なかった事は、やはり失敗だったとも思います。

 サッカー観戦も同様で、小学生が見るサッカーはきっと発見と瑞々しさで溢れていると思います。

 親御さんは下手に戦術や販促を教えるよりも、お子さんの感性を尊重させてあげて欲しいと思います。

 もし僕が幼い事、プロサッカーを見てならどんな気持ちになったか、こればかりは自分でもわかりませんが。
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監督が迷う選手の特性と存在

2015-08-20 15:53:41 | 日記
 2010シーズン、ミランは退団したアンチェロッティの後任に、レオナルドを指名します。

 いかに現役時代、ミランに貢献した過去があるとはいえ、クラブ、代表問わず指揮官の経験を持たない人物の抜擢は、ギャンブルのように見えました。

 サッキはミラン就任時も無名でしたが、彼はパルマで既にゾーンプレスの効果を示していましたから、新人とは異なります。

 レオナルドも困ったでしょうね。

 これは監督経験を持たない、監督して定例会見に臨む事、ミランラボを含む医療スタッフやアシスタント・コーチとの協議、の事ではありません。

 ミランはロナウジーニョと言う

 「戦力としては曖昧だが、人気では突出している存在」

 選手が存在したためです。

 レオナルドは4-1-2-3の3トップを採用し、左ウイングでロナウジーニョを起用し、まあまあの成果を残しますが、2006年、バルサでチャンピオンズ・リーグを制覇したころの凄みはありませんでした。

 マラドーナ、ジダン、そしてロナウジーニョのように

 「90分で一仕事すればそれでよい選手」
 「他の選手には真似できないプレイが出来る選手」

 は、結果を出す事だけで評価されます。
 
 しかし、難しいのは「継続して」クラブに勝ち点3をもたらす事で、どんな名手でも必ず躓きます。

 マケレレとジダンの例にあるように、卓越した銘酒の陰には

 「補佐役の存在」

 があります。

 ミランとロナウジーニョの相性は最悪ではありませんでしたが、彼本人の意欲と体調を考慮すれば、レオナルドが心中できる気持ちにならなかったことは確かです。
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テレビにも言える、目先のみを考えるリスク

2015-08-20 15:41:07 | 日記
 とあるテレビ局の評判がよくありません。

 「ひどい内容だ」
 「もう見ない」

 と言う声が殺到している様子で、経営陣は視聴率と言う数字が目標に達しない場合は、すぐに司会者の交代、番組の終了を決めているようです。

 ワールド・サッカーマガジン2005年4月21日号で、粕谷秀樹氏と倉敷保雄氏の対談コラム

 「蹴球てれび小屋」

 の中で、インテルは目先の勝ち点3を求めすぎという言葉がでてきます。

 確かにワールドカップ、ワールドカップ予選では目先の勝ち点3、勝ち点1が運命を大きく左右します。

 しかし、継続が問われるリーグ戦では、目先の勝利よりもシーズンを見通す

 チャンピオンズ・リーグとの掛け持ち
 コパ・イタリアでの選手起用
 ターンオーバーの頻度

 など、様々な出来事を考慮せねばなりません。

 このコラムの中では

 「マンチーニらしさがまだ見られない」

 と言う指摘もありますが、彼はこの年がインテル初年度で、コパ・イタリアを獲得して2006年に弾みをつけます。

 この当時、ミランは
 
 「長期視野でクラブを運営していた」

 のは間違いなく、これはおふたりも同様の見解です。

 冒頭のテレビ局では無い、別のテレビ局が凄く勢いがあるように見えるのは、この長期的視野で経営陣が考えていたからかもしれません。
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ゴル、パルセイロの引退試合をサポート

2015-08-20 01:34:02 | 日記
 土橋アンバサダーが日曜日に開催された、パルセイロの前座試合について語っています。

 この日、パルセイロは昨年まで所属していた野澤、高野、旗手の3選手の引退試合を企画し、籾谷、藤田など、かつての選手たちも南長野に駆け付けたのです。

 アンバサダーが掲載した写真を見て感じた事は

 「もしかしてデュエロとの契約は今季でお終いかな」
 「来季からはこの引退試合モデルを作成したゴルになるのだろうか」

 というものです。

 ゴルは今、FC岐阜のスポンサーで有名ですが、Jリーグ全体を見れば、アディダスやミズノなど、オーセンティックなブランドよりも、ストリートを意識したブランドの方が目立ちますね。

 その代表例が

 スボルメ(アビスパなどをサポート)
 アスレタ(ヴェルディなどをサポート)
 ボネーラ(ギラヴァンツをサポート)

 になります。

 その中にもデュエロは存在し、JFLで優勝した2013年からパルセイロと契約しています。

 3年というのは、区切りとしては契約を見直す良い時期なのかもしれません。

 ザスパがフィンタ、ベルマーレがペナルティと言う形で、ブラジルからスポンサーを招いているのも、Jの特徴でしょうね。

 まだ閉幕まで時間のある今、来季のジャージを思案するには早いと言えます。

 チャリティでスポンサーを求める際は、だいぶ変化がありますから、今回もその一環と言う可能性もあるでしょうが、どこかきになります。
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思い切って、女性誌を買ってみました

2015-08-20 01:18:06 | 日記
 人生39年生きてきて、初めて女性誌を購入しました。

 購入したのは「アンアン1964号」で、題名は「その魅力に酔いしれたい大人の男」というものです。

 これ、実は仕事帰りにファミリーマートで購入したのですが、返品漏れで1号古い形なんですね。

 でも、女性誌だから、古い号だからと言う事はきになりませんでした。

 と言いますのも

 「僕が結婚できない理由を改めて見直す良い機会」
 「男が男の仕草を研究するのではなく、女が感じる男の仕草」

 と学んでみたいと感じたのです。

 読んでいる最中ですが、感じた事があります。

 それは

 「村井チェアマン以下、Jの幹部も女性誌を読んだ方が良いのではないか」

 というものです。

 今年は忌まわしきヘイゼルの悲劇から30年が経過しますが、当時のサッカーは女の入る余地は無く、アルコールや煙草が蔓延する事が当然でした。

 しかしJでもプレミアでも

 「スタジアムにメガストアが隣接するのは当たり前」
 「立ち見を止めて、座席を設ける事で快適な空間を提供」

 というように、女性と子供が違和感なく入る事が可能な空間に、スタジアムは変貌しています。

 もしJが本当に、今以上に子供と女に来場して貰いたいのなら、女性誌に掲載されている広告、特に飲食と雑貨を眺めているだけで随分参考になるはずです。

 クラブの広報も

 「こういう形で選手の写真を撮ってほしい」
 「選手にスタイリストが突くと、良い印象になるだろうか」

 など、選手を売り込む事例として良いのではないか、そんなことも浮かんだ次第です。
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