塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本職以外のポジションでプレイする危険性

2015-08-05 22:34:29 | 日記
 プロサッカーはつくづく難しい物です。

 なでしこは京川、男子では遠藤がそれぞれ本職ではない「ライト・フルバック」で起用されています。

 選手は

 「試合に出場できるならば、ポジションはどこでも良い」
 「新しいポジションで結果が残せたなら、幅が広がるしね」

 と語ります。

 でも、本職での批判や敗戦ならば、まだその意見は受け入れられると思います。

 しかし突然のコンバート、おまけに「国別対抗」という、テレビを含めた衆人環視の中では、ミスは命取りになりますし、会見は弁明の形になります。

 GKはGKしか行いません。

 イブラやロナウドを誰がロベロで使うか!と言う話です。

 でも、基本、上記のような絶対的な「個」を持つ選手以外なら、本職以外のポジションをこなすことが、今後求められるのでしょう。

 京川のように

 「違いすぎるポジション」

 の例もありますが。

 メッシですら、グアルディオラ政権において、4-3-3のライト・ウイングからセンター・フォワードにスライドしました。

 これで「割を食う」形になったのがイブラですが、コンバートが上手くいけば、新しい競争、諍いが生まれます。

 僕も勤務先で配置転換を経験していますし、誰だって新しい仕事は緊張しますよね。

 男女共に、武漢では厳しい暑さの中で試合を行っていますが、ポリバレントという言葉ではくくれない中で、戦う一握りの選手がいます。
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僕が思う、サッカーが地域に根差す事

2015-08-05 22:22:19 | 日記
 サッカークラブは地域に根付く必要があると言われますね。

 では地域に根差す事は、どのような行為で生まれるものでしょうか?

 大概の方はそこまで言及していないように思いますが、フロンターレの天野さんのように

 「フロンターレの試合はサッカー以外も楽しいよ」
 「だからよろしくね」

 という、サッカーを軸に楽しみを与える試みは、ひとつの方法だと感じます。

 僕が思うのは

 「過去を大切に」

 というものです。

 パルセイロがまもなく、旗手と野澤、そして高野の引退試合を開きますが、その試合に招かれた選手も、古くから観戦してきたファンとの再会を楽しみにしていると思いますよ。

 大抵の選手が、初めて新設の南長野に来るわけですしね。

 昨日、

 「フットボール・ウエブマガジン」

 を閲覧していると、日本でも真似できる試みの紹介がありました。

 前からアヤックスを応援しているファンが3組現れ、クラブから取材を受けます。

 3組はそれぞれ贔屓の選手との思い出を語るのですが、語る彼らの下へ、贔屓選手が駆けつけるというもので、ファンの驚く事といったら!

 ローマに移籍するルーマニア代表キブ、大分にも在籍したリチャード・ビチェヘなどが姿を現すのですが、パルセイロでも出来そうですよね。

 極端な例ですが

 1・長野のプリンスと人気者だった栗原が、自身で手掛けるラーメンを、ファンの前で調理する
 2・籾谷、藤田など地域リーグから支えてきた選手が、事前連絡なしに「お宅訪問」を行う

 などはどうでしょうか。

 「あんなことあったな」

 と思いだした話が出来る事、これが地域に根差すことかもしれません。
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パルセイロ、美濃部監督が辞意を伝える

2015-08-05 18:02:19 | 日記
 今日は休日で、パルセイロスポンサーの一つである、本久D2で買い物をし、その前にパルセイロ自販機でコーヒーを買ったのです。

 そして今、公式ホームページを閲覧しようとしたら

 「パルセイロ、監督交代!!」

 とあるではありませんか!!

 この見出しを見た僕の心境は、やはり複雑でした。

 「カンフル剤になるか!!」
 「辞任するのか!!」

 と言う寂しさと、選手の発奮材料になるのかと言う点が興味深いですね。

 敵地で山口戦の敗退を目撃した方は、あの2-3の逆転負けが分岐点だとおっしゃっています。

 もしかすれば、昨年のリプレイを見ているように、藤枝の大石選手にきりきり舞いさせられた、先日の試合もそうなのでしょう。

 シーズン前の長期合宿から

 1・合宿の長さと選手のフィジカル・コンディション
 2・開幕戦を落とす
 3・ここ数日で若い選手が長野を離れる決断をする

 というように、良い話題が欠けているパルセイロ。

 それだけ

 「スタジアムの規模とクラブのカテゴリーが見合う事」
 「女子の健闘を台無しには出来ない」

 という気持ちがあるのでしょう。

 僕が観戦を初めて以来、パルセイロは初めてシーズン途中で監督交代に踏み切ります。

 僕も、監督交代を提案した実例がありますから、ショック療法がどの程度選手に影響を与えるか、注意します。
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2004年、レアルは唇をかみしめる

2015-08-05 01:04:35 | 日記
 今、レアルを笑いものにしたい人間は、2004年の再現を期待しているのでしょうか?

 この年、レアルはベッカムを獲得して世間を驚かせた一方、照準を合わせたチャンピオンズ・リーグで大失態を見せます。

 と言いますのも、フロント、選手のいずれもが
 
 「勝ち抜けは楽勝さ!!」

 と身勝手に捉えていたASモナコに敗れたことではなく、そこにGMのバルダーノが追放したモリエンテスが在籍していた為でした。

 ラウルやポルティージョ、モラタもそうですが、どれだけレアルに敬意を払う人間でも、GMのさじ加減一つで

 「アディオス」

 と告げられます。

 モリエンテスの場合も、GMのバルダーノが

 「前年にインテルからロナウドを獲得」
 「モナコに移籍する際、チャンピオンズ・リーグで対戦する際に出場禁止という付帯条件を付けない」

 という、まさに傲慢な態度で彼を追放したのです。

 そのモリエンテスに「してやられた」わけですから、レアル関係者の恥辱、周囲の喝采は相当なものでした。

 もし、この年、ポルトではなくモナコが欧州王者に輝いていたら、ペレスもバルダーノもまさに

 「生涯、生き恥を晒したままの人生」

 になったかもしれません。

 そう、今度はポルトに移籍したカシジャスに同様の事が起きるかもしれません。

 さすがに、この11年前の痛みを教訓にしているでしょうが、笑えないのは、カシジャスの両親が

 「レアルは息子に敬意を払わない」
 「ポルトは2流のクラブ」

 と息巻いた事でしょうか。

 この発言でポルトの関係者は相当な不快感を示したそうですが2004年の再現は、ポルトの地で実現するでしょうか。
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高校サッカーに見る柔軟性

2015-08-05 00:57:13 | 日記
 連日、大きな報道で話題の早稲田実業の清宮選手。

 彼に限らず、選手は規定があるのでしょう、履くスパイクをどこかわからないように黒く塗りつぶしていますが、お父様の影響でしょうか、清宮選手はアディダスを履いています。

 これはテレビカメラに映った足下の映像で確認できましたが、さすがに「シュータン」の3本線までを隠す事は難しいですね。
 
 これは偏見かもしれませんが、高校野球というのは

 「今も昔も旧態依然の用具、服装でプレイしているように見える」
 「炎天下での試合は果たしてどうなのか」

 と言う見解はあると思います。

 例えば「対」になる高校サッカー。

 選手たちはブランド・ロゴを隠すことなく好きな靴を履けます。

 プーマと言う老舗が協賛し、ミズノ、アシックス、ナイキにアンダーアーマと世界に名だたる企業から、好きなブランドを選んで着る事が出来ます。

 ですから

 「高校選手権で最も人気のあるスパイク・ブランドはミズノ」

 という結果も、すぐに理解できる形になります。

 野球のスパイクが合皮なのか、本革なのかわかりませんが、サッカーと比べると

 「ヘルメット、帽子の重量」
 「長袖と長ズボンという出で立ち」

 が、陽射しの強さからくる疲労を助長しているようにも見えますが、実際はどうでしょうか?

 ちなみに、京都橘はナイキのボーダーデザインを採用し、凄くあか抜けた印象を与えていますが、皆さんの眼にはどう映るでしょうか?

 プロになる選手が、学生時代と同じブランドを愛用するとは限りませんが、高校サッカーが既に重要な市場であることも確かです。
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