塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

買ってみました、オニツカタイガー特集本

2020-04-10 19:32:24 | 日記
 オニツカタイガー特集を組んだ雑誌「ペン」を、今日買い求めました。

 表題は次の通りです。

 「なぜ世界はこのブランドにあこがれるのか? オニツカタイガー完全特本」

 表紙は山下智久が飾っています。

 白いスーツにオニツカタイガーを履く彼は、ベルトではなく伝統を踏襲した「ブレイシーズ」を用いており、オニツカタイガーが海外で人気を博している理由をそこに求めています。

 海外でクラシックを遵守する方は、ベルトを用いず

 1・ブレイシーズで吊って履く
 2・トラウザーにサイド・アジャスターを求める
 3・これらを懇意の仕立屋に注文

 という形を求めるためです。

 2020年の今こそ、テーラードにスニーカーといういで立ちは珍しくはありませんが、2000年代当初は奇妙な格好でした。

 過去、アレサンドロ・デルピエロが何かの授賞式に出席した際、上等のスーツに「アディダス」といういで立ちで登場し、周囲を困惑させたことがありました。

 それがアディダスというアスレチック・シューズだからこそ、奇妙に感じたのでしょうし、中には契約選手であるデルピエロが、律儀に守って登場したと感じた方もいるでしょう。

 イタリアですとサントーニのように、レザー・スニーカーを開発している企業もありますし、日本でもディアドラ・ヘリテージの人気が高いですしね。

 僕はまだオニツカタイガー特集を読んではいないのですが。このようなウイルスに怯える毎日の中で、自分を奮い立たせる情報を、書籍に求めるのはやぶさかではない、と感じています。
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荒唐無稽という形の中で

2020-04-10 19:21:12 | 日記
 日本国憲法には「表現の自由」が明記されています。

 ですから荒唐無稽な物語も描けますし、その無茶な内容は「ファンタジー」として、少年と少女たちを誌面にくぎ付けにしてきました。

 キャプテン翼が実現不可能な技術を誌面で提供したこともそうですよね。

 1・立花兄弟のスカイラブ・ハリケーン
 2・そのスカイラブ・ハリケーンを封じ込める、大空翼の空中殺法
 3・ドライブシュートやタイガーショットでボールが破裂

 などは、その代表例でしょう。

 また、大空翼、日向小次郎、若林源三など、いかに劇中で魅力と技術に溢れた選手たちが登場しても、「中学生」の全国大会を観戦するため、大人が有給休暇は消化しないでしょう。

 それはスポーツ新聞の一面で東邦、南葛、両校の動向を一面で紹介することや、第一部のハイライトである国際ジュニアユースにおいても、毎日試合が詰まっているような過密日程。

 これらは当時、編集部と高橋先生が描いた際に問題にはならなかってはずです。

 だいたい、僕たち読者にとって、今では荒唐無稽の日程、技術、試合内容が、もう楽しくて仕方がなく、無我夢中で読んでいたためです。

 大体、当時の小学生がサッカー場のピッチが幅68メートル、奥行きが108メートルもあり、味方陣内の奥深くから直接ゴールなどねらえるわけなどない、などという判断は下せませんでしたしね。

 これらは皆

 「表現の自由」

 があってこそ描けた内容と言えます。

 ですから、過激な暴力行為や男性が少女を腕力で屈服させるような表現が、規制や議論の対象になるのは、

 表現の自由に抵触するのか
 目を覆いたくなるような凄惨の内容でも、表現の自由は尊重されるべきか

 という課題点が見え隠れするためです。

 僕は腕力で他人を屈服させるような脚本は見たくありませんし、議論の対象になるのは致しかたなかろうか、と考えますが。
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