塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

競り合うということの裏側

2020-04-14 20:19:06 | 日記
 そのハード・タックルやQBの鮮やかなパス、キッカーが放つ軌道の美しさなど、アメリカン・フットボールはいつの時代でも、米国で最も人気のある競技です。

 そのアメリカン・フットボール、、実は米軍において兵士の鍛錬のために誕生したと聞きました。

 しかも凄い事に、これだけのコンタクトがありながら黎明期は、防具をつけずに戦っていたと言いますから驚きですよね。

 ラグビーもタックルの強さは昨年のワールドカップで確認できましたが、スクラムを組むことも相当体に負荷をかけています。

 ですから、エディー・ジョーンズ監督の下ではダルマゾコーチが、現在のジェイミー・ジョセフ監督の下では長谷川慎コーチが、いかにスクラムで安定した結果が残せるようになるか。

 この点は相当腐心したことが、資料から確認できます。

 アメフトのヘルメットは「リデル」と言うブランドが幅広く知られています。

 しかし、「QBサック」と呼ばれる、司令塔へのハードタックルで脳震盪を起こす例は、現在も無くなる事はありません。

 サッカーでも、ヘディングが脳みそに与える影響は著しく大きく、好ましい物ではないという医学的根拠が出ています。

 かといいまして、サッカーの世界から
 
 1・FWへ向けてのクロス、ロビング
 2・コーナーキックから、相手CBと空中戦で競り合うこと

 は無くならないですよね。

 クライフがよく、マイボールを徹底的に大切にし、コーナーキックなど蹴らないようにすればよい、と説きましたが、それはバルセロナのように、選手がその特性を理解していることが前提にあります。

 ヘディングの競り合いは多くの選手が怪我をしてきましたから、確かに今後、何らかの対策は必要となる方向に進むでしょうが。
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妻の審美眼に賭けてみて

2020-04-14 20:03:53 | 日記
 奥寺康彦がブンデスリーガ在籍時、オットー・レーハーゲルに師事したことがあります。

 レーハーゲルは2004年の欧州選手権でギリシャ代表を率いて優勝した経験を持つ人物として有名ですよね。

 「何て退屈なサッカーなんだ」
 「あまりに守備的すぎる」

 と多くの批判があったものの、ブレーメンやアヤックスでプレイするFWのハリステアスを含め、強固な守備を構築することに成功したことが、優勝の要因であったことは確かです。

 そのレーハーゲル、当然故郷であるドイツ国内でも多くのクラブで指揮を執ります。

 当然そこにはバイエルン・ミュンヘンも含まれています。

 興味深いのは、レーハーゲルが補強を求める際、移籍してきた選手たちを自分の妻に会わせ、彼女が気にいらないのであれば反故にする、という形を取っていたことでしょうか。

 よく「女の勘」と言いますが、彼からすれば彼女の審美眼のほうが、ウリ・ヘーネスやルンメニゲよりも素晴らしいと考えていた形になります。

 奥寺さんはその審査に合格したわけですね。

 バイエルンのような名門ですら

 1・フェリックス・マガト、ニコ・コバチ、ユルゲン・クリンスマンをシーズン途中で更迭
 2・2013シーズン以来、チャンピオンズ・リーグの優勝から遠ざかる
 3・資金力ではシティやレアルに及ばない

 という側面があります。

 もし仮に今のご時世、指揮官が必要とする選手を獲得する際、交渉のテーブルに自分の妻を同席させてほしいと訴えたら、まさしく奇妙な出来事と言えます。

 やはりレーハーゲルの方針は、現在では通用しない過去の代物であることに間違いないでしょうね。
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男は女になびくものか

2020-04-14 19:52:53 | 日記
 チョコレートから乳製品まで幅広い品揃えで市場に打ってでた商品が、明治乳業の「タンパクト」です。

 ギリシャヨーグルトは、プレーンとバナナの2種類の味で登場し、僕は両方食べましたが125グラムという容量で、実に食べ応えがありました。

 タンパクトはCMに、田中みな実さんと「ずん」の飯尾さんを起用していますが、このCMを見て

 「田中みな実のような女性が妻、もしくは恋人ならなあ」
 「飯尾さんが羨ましいよ」
 「可愛いなあ、写真集が売れるわけだよ」

 など、世の男性は上記のような感想を抱いた、と予想されます。

 僕が感じた気持ちは、確かに彼女は可愛いし魅力的な女性に間違いない。

 ただ、僕のように女性と交際した経験が浅い人間が、「仮に」このような女性と巡り合ってしまったら、生きていけないだろうなというものです。

 CMは役柄ですから、演出家や監督から台詞や表情の指示が当然ありますが、実生活の田中さんも、この役柄に近い生活をしているのかもしれません。

 お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイさんも同様ですが、

 「このようなテクニックで男性はいちころ」
 「表情やボディ・ランゲージがこういう物が効果的」

 と語っている女性に対して、僕は絶対に近づいてはいけないと思いますし、好奇心も抱いてはいけないと「勝手に」思っています。

 「赤子の手をひねる」という表現があるように、彼女たちからすれば、僕は「鴨が葱を背負って来る」ようなものでしょう。

 アレックス・ファーガソンがデイビッド・ベッカムとヴィクトリアの交際に否定的だったのは、まさにこの点にあると思います。

 「ベッカムが先天的に類まれな才能を持っていることは間違いない」
 「イングランド代表でもユナイテッドも、素晴らしい活躍を見せてくれるに違いない」
 「しかし、ヴィクトリアの意見に反対することはできないだろう」
 「従ってこのまま彼女と交際すれば、操り人形のようにベッカムはヴィクトリアの意見を尊重し続けるに違いない」

 と感じたのではないでしょうか。

 ロナウドのように多くの女性と交際しても、彼女たちのいいなりにならず、我を失うことが無い選手もいますが、多くの男性は女性の意見になびいてしまいかねない危うさがあるように思えます。
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