塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

インテル、来期から胸スポンサーを変更か

2020-04-11 20:07:18 | 日記
 インテルが遂に胸スポンサーである「ピレリ」との契約を終えると聞きました。

 事実ならば寂しいですね。

 ピレリは1995-96シーズンから、現在まで成績に関係なくインテルをサポートしてきました。

 前任の胸スポンサー「フィオルッチ」に時代はアンブロが供給先でしたが、4年目の1998-99シーズンよりナイキへと変更、これも現在に至っています。

 そのアンブロも一時期はナイキ傘下となり、現在はまた独自で活動しているわけですが、インテルとピレリの間柄はイタリアだけでなく、世界的に見ても有数の長期契約と言えますよね。

 日本ですとアントラーズがトステムが「リクシル」へと発展したため、胸のロゴが変化していますが、イエローハット同様にスポンサーと友好関係を築いている印象があります。

 アントラーズがリーグ規定に伴いプロ化の際はミズノ、以後はエネーレを愛用し現在のナイキに至ります。

 胸スポンサーではありませんが、エスパルスとジュビロが常にプーマと契約してい点、これも特筆すべき事柄と言えるでしょう。

 インテルは現在中国資本を受けていることから、2020-21シーズンから中国企業が胸スポンサーになるのではないか、という予測があります。

 アトレティコは中国企業「ワンダ」と提携し、スタジアムも

 「ワンダ・メトロポリターナ」

 に変更しましたが、ワンダの経営状況は現在最悪と聞きます。

 コロナ・ウイルスの影響の中、長年培ってきた間がらを終え、新しい道を歩むであろうピレリとインテル、その先はどんな道が待ち構えているのでしょうか。
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選手が自社ブランドを立ち上げる意義

2020-04-11 19:36:36 | 日記
 バスケットの世界では面白いことに、選手が自社を立ち上げ、そこから愛用のバッシュを生み出すことがあります。

 その代表例が

 ステッフォン・マーブリー ブランド名「スターブリー」
 マジック・ジョンソン ブランド名「MVP]
 パトリック・ユーイング ブランド名「ユーイング・スポーツ」

 これらは利益を追求するよりも、理念が伴うことが大事なんですね。

 例えばスターブリーが、日本円に換算すると驚くことに当時で2000円程度のバッシュを、NBAのプロが履くという形だったんです。

 マーブリーは1996年のプロ入りの際、リーボックやコンバースといった老舗ではなく、当時まだ駆け出しのブランドだった「AND1」契約選手第一号だったのです。

 そして彼は、自分が貧しい家庭に育ったこともあり

 「子供たちが両親にねだる際、無理のない価格が必要」

 という理念の下で、自社製品を生み出したのです。

 ハキーム・オラジュワンがスポルディングと契約し、ウオルマートのような大手小売店で龍柱させたことも同じ意味でした。

 マジック・ジョンソンは1992年に一度引退し、1996年に現役に復帰しますが、かつて愛用したコンバースを指名しなかったのは、彼らが自分専用のバッシュを作るのに、積極的ではなかった背景があったのかもしれません。

 ナイキがジョーダンブランドと独立させたように、ナイキが将来、CR7ブランドを独立させるのではいか、と勝手に想像しています。

 本来ならば、ナイキはロナウジーニョでその確率を求めていたように見えます。

 彼のために開発した「ティエンポ・ロナウジーニョ」はナイキ初となる、スパイクにおけるシグネイチャーでした。

 カントナ、ロマーリオ、そしてマルディーニという多くの名手でさえ、名前いりスパイクは開発されませんでしたから、当時のロナウジーニョのすごさがわかります。

 もしロナウジーニョが節制を忘れず、サッカーに飽きることを知らなければ。

 案外「ロナウジーニョ・ブーツ」は誕生していたかもしれません。

 (参考資料 スニーカーハンドブック 1984-1999)

 
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天然素材がはたまた化学繊維か

2020-04-11 19:24:20 | 日記
 ペレやボビー・チャールトンに代表される1960年代の名手たちが、自身でチャリティを企画しても実際にプレイすることは難しいですよね。

 クライフにエウゼビオ、スティファノのように近年他界した名手もいれば、ゲルト・ミュラーのようにアルツハイマーを患いながらも、懸命に生きている方もいます。

 もし彼らがほんの数分でもピッチにたち、チャリティの意義を僕たちに伝えようとした際、彼らはやはり往時と同じように本革のブーツをはくと思うのです。

 彼らに時代の最先端をいく、ニットスパイクを履いたならばどのような感想を漏らすでしょうか。

 何故このようなことを考えたかと言いますと、日本では今帝人が開発した新素材「ソロテックス」の勢いが増しているからです。

 一方で米国や欧州では、背広を着用する業務、もしくは仕立服を愛し、自分が顧客になることで仕立屋の息吹を消さないように動いている粋人たちが、化学繊維を好んでいるという話を聞かないためです。

 イタリアならばゼニア、ロロ・ピアーナ、レダにカノニコ
 英国ならばテーラー・&・ロッジ ラッシャーミルズ
 フランスならばドウーメル

 というように、欧州ではその国を代表する繊維業者がいますが、化学素材を率先して開発してる様子は見えてきません。

 イタリアのマルラーネが、最近ビジネスリュックの増改傾向に伴い、コーデュラナイロンを織り交ぜた生地を作成したと聞いた聞いた記憶がありますが、それだけ日本と欧州では

 1・気候と風土の違い
 2・スーツという男性にとって不可欠な衣料

 への意識が異なるのですね。

 米国は機能を重宝する傾向がありますが、ブルックス・ブラザーズの夏素材「ブルックス・クール」も天然素材ですしね。

 ガンバ大阪が移動用スーツの素材に、やはりストレッチ機能を用いた化学繊維を用いているのですが、天然素材か化学素材は今後も、ブーツだけでなく公式スーツでも余波があるように見えます。
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