塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジャンクスポーツにキング・カズ登場する

2020-04-27 20:11:30 | 日記
 昨日のジャンク・スポーツはサッカー大特集で、冒頭では過去に登場したキング・カズの映像が流れました。

 キングは本当に苦労したであろうブラジル、イタリア、クロアチアにオーストラリアと、過去の海外在籍経験を明るく語りますが、ジェノア時代の厳しさは相当堪えたのえはないでしょうか。

 イタリアでは日本でサッカーが行われていることが認知されておらず、それはワールドカップ未経験の国と、それまでに3度の優勝を経験している国との差でもありました。

 直近の米国大会では準優勝でしたが、あくまでPKでの決着でしたから、下手をすればセレソンが敗れていたかもしれません。

 ジェノアに集ったマスメディアから

 「ミウラはケンウッドとプーマを連れてきた」

 という論調もありましたが、これはいささか違うと思うのです。

 ケンウッドは現在、ビクターと合併していますが、94年当時は当然独立した企業でしたし、1億円とも呼ばれる胸スポンサー料も納得の上で、ジェノアと協議したに違いありません。

 しかし、プーマは個人スポンサーであり、選手がどの靴を履こうとさすがにその点は批判できないでしょう。

 ですから「色眼鏡」で見られたことはブラジルでもあったでしょうが、イタリアでのそれは遥かに大きかったと言えます。

 開幕戦はミランが相手でしたが、バレージとの接触で骨折、また当時の日本代表監督ファルカンが、アジア「大会」(アジアカップではない)で呼び戻すという点もマイナスに作用したと感じます。

 ジェノアの指揮官スコーリオ(既に他界しています)も、未知の国からやってきた選手を使う気にはなれなかったのでしょうね。

 例えば日本野球は大リーグほどではありませんが長い歴史を持ちます。

 欧州ではオランダ、イスラエル、フランスにスペインなどで野球をする選手が存在しますが、仮に彼らが日本でプレイするとなれば、やはり会議の視線が向けられるのでしょうか。

 その挑戦を讃える方が、度量があるように思えますが。
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常温の水を飲むこと

2020-04-27 19:51:36 | 日記
 ノヴァク・ジョコビッチの著作

 「ジョコビッチの生まれ変わる食事」

 を読むと、様々な事を考えます。

 例えばグルテンというのは小麦の中に含まれるたんぱく質を指し、この成分がジョコビッチの体内に付着すると、体に異変を起こす形となりました。

 興味深いのは彼の両親がセルビアでピザ店を営んでおり、ピザを食べること、トマトやチーズをほお張ることはジョコビッチにとって幼少期の慣習だったという点です。

 このグルテンを含まない食材を「グルテン・フリー」と呼びますが、イタリアの方からすれば小麦を食べるなと言われれば、もうどうしようもなくなるわけです。

 ちなみにジョコビッチは乳製品も除外しており、ブルガリア、トルコというヨーグルトの消費大国、スイスやフランスといったチーズ大国からすれば、乳製品を除外する方が増えれば、さぞかし大変でしょうね。

 ただ、これらはあくまで参考例にすべきで、すべての著述を取り入れることは無理ですし、エッセンスを自分なりに学ぶべきなのでしょう。

 ジョコビッチは朝起きて給水する際は、常温の水を飲むそうです。

 僕はいつも枕元にペットボトルで水を用意しており、夜中喉が渇いたならば飲むようにしていますが、常温は体を冷やさない点でも利点があります。

 今夏はコロナの影響で、部活動を自粛する学校が多いでしょうから、水を屋外で飲む頻度は少ないと思います。

 それでも果糖という形で野菜ジュース、スポーツドリンクの摂取はほどほどにすべきですし、部活でサッカーに励む中学生、高校生は、その時期に食生活について学ぶ機会を増やしてあげたいものです。

 サッカーでも野球でも、過去は給水が悪のように思われていましたが、今ではむしろ積極的な給水が認められています。

 東南アジアで試合をする際、水は必ずボトルキャップが未開封であることを確かめろ、と指摘があります。

 水道の充実差だけを見ても、日本のありがたさがよくわかりますよね。
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