塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

露出ができないスポンサーの立場

2020-04-29 22:47:14 | 日記
 コロナウイルスの影響が衰えない昨今、Jリーグは三菱UFJに融資を持ち掛けている、と聞きました。

 長野パルセイロに代表されるJ3の年間予算は4億円規模であり、その収入をスポンサー契約に頼ることが多いものの、景気の低迷や先の見えない現状を考慮すると、増額は見込めないのですね。

 試合が出来なければ。ジャージスポンサーの露出は当然なくなりますし、クラブが無観客試合を飲むとしても、入場料収入は見込めません。

 パリ、サンジェルマンのように

 「ネイマールとエムバッペと言うスター選手を最大限に活用する」
 「スポンサーがナイキであることの恩恵として、ジャンプマンを刻印する」

 というマーチャンダイジングに強いクラブは、それでも収益を伸ばすことでしょう。

 ただ、ネイマールがバルセロナに戻りたいと希望しても、バルサの経営状態を考慮すれば、パリ・サンジェルマンが納得のいく条件は、まず提示できないでしょうが。

 例えば今季より、ザスパクサツ群馬はスポンサーがブラジルのホマから、スペインのケレメになります。

 ケレメの商品は既に日本国内で流通していますが、Jクラブを支援する機会は今季が最初ですよね。

 ですから代理店もザスパのサポートを全力で行うことで、市場拡大や積極的な情報発信を行う予定だったでしょうが、予期せむ形でとん挫しています。

 仮にケレメがJリーグに定着すれば、ホマも参入を決断したかもしれません。

 ホマはイタリアのサンプドリアを軸に、恐らくケレメよりも契約クラブを多く抱えているのではないでしょうか。

 そのサンプドリアは吉田麻也がサザンプトンから移籍したことで、日本でも気にする方が多かったと思いますが、イタリアの感染者は欧州でも群を抜いて高い状況となっています。

 物事はうまくいかないものだと、改めて痛感します。
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息子から見た母への思い

2020-04-29 19:42:30 | 日記
 1996年NBAドラフト、最下位で全体1巡目1位で指名する権利を得たのはフィラデルフィアでした。

 彼らはジョージタウン大学のポイントガード、アレン・アイバーソンを指名、彼はその年見事に新人王に輝きます。

 契約の都合上、アイバーソンは大学時代ナイキのエアー・ジョーダン11を履きますが、プロ入り以後は一貫してリーボックを履き続き、愛用したクエスチョンは今でも復刻される人気の品です。

 興味深いのは、彼の母であるアン・アイバーソンが代理人であるデイビッド。フォークに

 「どうしてアンタはフィラとの契約を進めなかったのよ」
 「フィラの方が契約金を高く提示したじゃない」

 と噛みついたというエピソードです。

 結果からすれば、アイバーソンとリーボックは最高の間柄になりましたが、米国ではアイバーソンのような名手でも、日本で見られるマザコンの気が多いことは案外知られていません。

 日本の女性はとにかく、マザコンという言葉を嫌悪しますが、米国男性の多くはマザコンと指摘されており、その考えは改めた方が得策ですよ。

 それは米国社会、特に黒人と移民は離婚率が高く、母の稼ぎが彼らを成長させているという側面があるためですね。

 ちなみにイタリアも同様で

 「マンマの手料理は最高さ」

 と高額が報酬を得る選手たちですら、堂々と語りますよ。

 移籍でイタリア国内を転居するようになっても、母のパスタソース、トマトソースが最高と考えるのは、郷土愛が深いイタリアらしいとも言えます。

 指揮官として独立しているインザーギ兄弟も、雑誌カルチョ2002の中で母の手料理について言及していたことがあったと記憶しています。

 それでも日本の女性は、日本の男性が母の褒めると嫌悪感を抱き、欧米の男性が母について話すと、母思いと感じる傾向は今後も続くのでしょうね。
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改めて思う男女の身体

2020-04-29 19:32:22 | 日記
 ビジネス誌「プレジデント」は、最新号である5月15日号から、厭う詩織のコラムを掲載しています。

 最初のコラムは81ページに掲載されており
 
 「NHKの子供向け番組 おかあさんといっしょ、ドレミファ・どーなっつ!という着ぐるみの人形劇があった」
 「今振り返ると、何でおかあさんといっしょなのだろう」
 「番組名からは子育てをするのは母親だというメッセージが受け取れる」

 という指摘があるのです。

 テーマは別の形にあるのですが、母の日が近い現在、多くの店舗ではヨガマットや美味しい食材など、健康や食事の提案だけでなく

 「エプロンや寝間着」

 という衣類の提案もしています。

 伊藤さんの言葉を借りれば、料理はいつでも母、祖母、女のすることのように見えるのかもしれませんし、確かに古い価値観を再構築しているように見えます。

 筋力、骨格が異なるために、男女では当然体力や持久力、敏捷性が異なります。

 僕は以前にもお話したように、女性がサッカーをする、なでしこリーグを軸に多くの女性選手が活躍できる土壌は必要だと思いますが、男女で同様の報酬を与えることには反対です。

 例えば全盛期のミア・ハムは本当に素晴らしい選手でした。

 しかし、その彼女をもってしても、ロナウドやメッシに及ばないのは彼女の実力の問題ではなく、身体のつくりが男女で異なるためですが、この点を考慮するとプレイに大きく絵以上することは避けられません。

 しかし、なでしこがプロ化し女性が企業の補助を必要としない前例を作るのであれば、一気に日本社会全体に良い意味で浸透してゆくに違いありません。

 ちなみに僕は大工仕事と力仕事は大嫌いですが、包丁を持つ、アイロンがけをすることは大好きですよ。
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