塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

肥満の実情は見方によって違うようです。

2020-04-18 20:08:09 | 日記
 米国の都市部では、男女問わずに肥満に対して実にシビアな視線が注がれます。

 肥満は食生活が適切でない事を意味すると、彼らは考えており自己を見つめることすらできない人物と、仕事はおろか指図など絶対にされたくない、と考えるのですね。

 ただ、米国ではこの肥満の問題は、都市部と地方では別物のようです。

 米国は国土があまりに広いこともありますが、州によって富める州とそうでない州があります。

 ヴァージニア州やウエスト・バージニア州は貧しい暮らしを余儀なくされている家庭が多く、ここでは「フード・スタンプ」と呼ばれる、食糧配給体制が存在します。

 しかし、フード・スタンプの提示で得られる食材は、当然防腐剤をはじめとする添加物が多く、栄養素にも欠けている品なんですよ。

 当たり前ですが

 「満腹になる食事と食材」
 「日持ちをして家族でシェアできる形」

 が彼らの現実なのです。

 ですからニューヨークやメリーランドなど、富裕層の考える肥満は都市部における肥満であり、別の地域における肥満ではないわけです。

 日本も町田ゼルビアが食堂経営に乗り出すように、サッカーを通じて食事の大切さと農業への関心が高まっています。

 一方で福島ユナイテッドが、福島産の農作物の安全性をアピールしていますが、海外を含めて購入を躊躇する地域、国はまだ多いですよね。

 長野県もレタスや味噌、清酒に米と多くの農作物が名産なわけですが、国内では子ども食堂のように福祉が介入しなくてはならない場面も多くなっています。

 Jリーグを通じて食生活や栄養学を学ぶ機会が増えましたが、同時に

 皆が満足に食事をできる形は何だろうか
 予防することで医療費の節約を目指す

 という具体的な形で今後、進んでいくと良いように思うのです。

 僕も大学時代、ヴァンフォーレ甲府の試合を観戦していれば、サッカーを通じて甲州ワインやほうとうに関心を抱いたかもしれませんからね。
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僕たちが指揮官にあこがれる理由

2020-04-18 19:53:33 | 日記
 サッカー好きならば、誰もが脳裏に

 「理想の監督象」
 「もし僕が監督だったならば」

 ということを思い浮かべた経験があると思います。

 どうしてそれが可能かといいますと、サッカーの持つ特性にあります。

 つまり、サッカーで指揮を執るには、過去に選手であったかどうかが問われません。

 つまり、重要なのはライセンスの有無であり、栄養学や心理学に語学に明るく、選手たちと適切な関係を築けるかどうかが最重要課題なわけです。

 そして興味深い事に、選手では無かった過去を持つ指揮官が、実に多くのトロフィーを得ている、と言う側面があるからこそ、僕たちは脳裏に自分が指揮を執っている姿を連想しやすいと言えます。

 その代表格がアリゴ・サッキであり、ホゼ・モウリーニョと言えます。

 クロップも同様ですが、選手としての資質を持ち合わせていない彼らが、チャンピオンズ・リーグ(サッキの時代はチャンピオンズ・カップ)を制覇しているわけですからね。

 これは本当にすごいことですが、「凄い」という形容詞が無意味なほどの出来事です。

 イタリアですとユヴェントスのサッリがそうですね。

 元銀行員であり、エンポリ、ナポリ、チェルシーにユヴェントスと出世魚のように、瞬く間に欧州を席捲する4-3-3を起動に乗せます。

 エンポリ時代にはヴァルディフィオーリを重用し、彼はイタリア代表に選出されるまでの存在となり、チェルシーに残留しましたが、ジョルジーニョがシティではなく、最終的にロンドンへ向かった理由。

 そこには当然サッリがいたためです。

 ただ、一方で選手だった人物が指揮官の場合は、当然精神面と声のかけ方に精通しています。

 サッリとロナウドの間にさほどのフィーリングはない、との指摘もありますし、ロナウドからすればやはりジダンとどこかで見比べている可能性はあるでしょうね。
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今夏の移籍市場はどうなるだろうか

2020-04-18 19:35:55 | 日記
 世界各国でコロナウイルスが蔓延する中、サッカーも当然滞っています。

 JリーグはJ1が1節を消化したのみで、J2とJ3は開幕すらしていません。

 当然なでしこも開幕できずにいますし、だからこそリーグ戦を行っているベラルーシの事例は、注目され同時に批判もされるのでしょう。

 ではテレビ放送、チャンピオンズ・リーグの日程未消化など、各クラブが命綱としている収入の根幹が崩れている今、世間で騒がれるであろう、大型移籍は果たして起こりうるのでしょうか。

 ポール・ポグバ ユナイテッドからレアルへ
 クリスティアーノ・ロナウド ユヴェントスからレアルへ
 ラウタロ・マルティネス インテルからバルセロナへ
 ネイマール PSGからバルセロナへ

 これらの移籍劇が実現すれば、莫大は契約違約金がクラブ間でやりとりされますし、ローンで支払うことも可能ではあるでしょうが、ウイルスの影響が2020年のうちに収束するかどうか。

 この点も不透明ですしね。

 一番クラブが避けなくてはならないのは

 「俺たちは我慢して自宅にいる」
 「医療の現場では多くの物資が不足している」
 「しかし、クラブは戦力強化という目的で派手に金を使っている」

 という、庶民、言い換えれば「自分たちのファン」から、自分たちに心情的に寄り添ってはいない、と感じられることでしょうね。

 僕は今夏の移籍市場では、大リーグのようにお金ではなく、選手のやりとり、つまり人的保障が多くなると予想します。

 レアルがロドリゲスとベイルを移籍させるという話は信ぴょう性がありますし、バルセロナはグリエーズマン、デンベレが対象かもしれません。

 サッカーも現実も、ウイルスの前には現在お手上げなことだけは確かです。
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