塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が欧州選手権で印象的な代表は2000年のイタリアになります

2021-04-06 20:54:40 | 日記
 東京五輪同様に、今夏にずれ込んだ欧州選手権。

 過去20年を軸に歴史をさかのぼった際、僕がとりわけ印象深い代表は、2000年のイタリアになります。

 このときのイタリアは決勝でフランスに敗れ、試合を決める絶好のチャンスを無駄にしたデル・ピエロに対し、けた違いの罵声と批判が飛び交いました。

 余りに守備偏重と当時の首相であるベルルスコーニからの皮肉に対し、辞任という形で返答した指揮官ディノ・ゾフ、そして新指揮官トラパットーニへの期待。

 2000年のイタリアは、本当に代表の事柄だけも多くの出来事があったのです。

 とりわけ印象深いのは、攻撃のスティファノ・フィオーレ、守備のフランチェスコ・トルドです。

 この時代のイタリアは

 攻撃の主力 クリスティアン・ヴィエリ、フランチェスコ・トッティ、フィリッポ・インザギ
 守備の主力 ジャンルイジ・ブフォン、パオロ・マルディーニ、アレッサンドロ・ネスタ

 脇役にもジャンルカ・ペッソットにアントニオ・コンテなど、本当に多彩な顔触れで、優勝が2006年ワールドカップのみ、というのが不思議なほど、魅力あふれる選手たちが存在しました。

 しかし2000年欧州選手権はヴィエリとブフォン、二人の主力を故障で欠くこととなり、指揮官ゾフは3-4-1-2-の「1」に若く聡明であるフィオーレを指名、ウディネーゼでの調子をそのまま代表にもちこみ、大活躍をします。

 イタリアはいつの時代でも、絵になるGKを輩出しており、ブフォンとトルドという2枚看板は、他国がうらやむほどの充実度でした。

 トルドは2002年ワールドカップは控えに回りますが、この欧州選手権では準決勝のオランダ戦に代表される、素晴らしい奮闘を見せその実力が確かであることを証明して見せます。
 
 ゾフが導入した3-4-1-2、もしくは3-5-2がお世辞にも見た目が派手で、攻撃的なふるまいに賭けていたことは事実です。

 しかし適材適所で選手を配置し、決勝まで導いたその姿勢は今でも強く印象に残るものではないかと考えています。
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改めて思うファンの存在

2021-04-06 20:32:46 | 日記
 僕がブログを初めて今年で12年、干支が一周回った形になります。

 僕は基本、毎日書くことに飽きることは無いのですが、ブログがきっかけて報酬を得たことは一度もありません。

 当然新聞社から取材を受けたこともなければ、サッカーダイジェストのような専門誌から、記事を書いてみませんかという声ももちろんありません。

 純然たるアマチュアであり、ブログを書くことは例えば佐山一郎氏のような、コラムニストの気分を疑似体験させていただいていると感じています。

 こんなアマチュアでも、当然かもしれませんが毎日のランキング、閲覧数と訪問者数は気になりますし、ノートに書き留めています。

 僕はこれらで出来る限り一喜一憂しないように心がけていますが、「低空飛行」が続くとやはり肩を落としますし、がっかりはします。

 「こんなにお客さんが来なければ、サッカーならば監督は首だよね」
 「今日はたくさん読んで貰えて嬉しいなあ」

 など、成績によって気分が異なる事も事実です。

 しかし、どんなに低空飛行でも

 俗にいう「炎上」を利用した形で掲載をしない
 選手のスキャンダルや過ちは、基本的に題材にはしない
 訪問者数がゼロ人にならない限り、書くことは止めない

 とも思っています。

 他の方々とは異なり、写真もなければ洒落たレイアウトでもない純然たるアマチュアの僕のブログを、読んでくださる方がいる事が本当に有難いことだと思っています。

 日本でも変異ウイルスの影響が色濃くなり、Jリーグも今後観客動員をどう考慮すべきか、対応が迫られると思います。

 お客だって人間ですから、改善を要求されることはありますし、スタジアムで乱暴狼藉やごみを分別して処分しないことは、批判されても致し方ありません。

 ただ、Jリーグ各クラブはこの現状の中、ファンの歓声、歌声、ブーイングがサッカーにとってどれだけ不可欠か、を見直しているとも思いますよ。
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懐かしのブランドを発見して

2021-04-06 20:23:17 | 日記
 今でも「スターター」は存在したのですね。

 自分の認識不足を恥ずかしく思ったことと同時に、1990年MLBやNFLの有名選手を広告塔に、サテン・ジャンパー野球帽を宣伝していた時代を懐かしく思いました。

 たまたま偶然、「スターター」のロゴ入りスエットを、ジーパン屋で見つけて感慨深い気持ちを抱いたのですが、スターターは当時、チャンピオンと並ぶ人気ブランドだったんです。

 1971年創業の老舗は、現在も健在ということでしょうか。

 サッカーでも復刻ジャージは人気ですが、米国でも野球やバスケットのオールド・ジャージを復刻する「ミッチェル・&・ネス」があるように、ノスタルジーを感じさせる手腕がうまいですね。

 英語で時計の針を戻すことを「スロウバック」と言いますが、過去のデザインを忠実に再現し、ファンの関心を呼び起こすという、心理を巧みに突いた商売も見る価値があります。

 日本でもNPBは、様々なジャージで試合をしていますし、パ・リーグは幸か不幸かデザインの案件が多々あります。

 それは楽天イーグルス以外の球団が、ホーム移転、チーム名変更を経験しているためで、だからこそ埋もれた過去をファンに知らせたいという側面もあるのではないでしょうか。

 サッカーではオールド・レジェンド・ジャージ、リテイクあたりが有名ですが、ファンの多くは新作を好むと思います。

 それはデザインもそうですが、新作やパッチを付けた形で着用し、観戦する方が

 クラブへのロイヤリティを主張できる
 他のファンとの差別化

 が可能なためでしょう。

 僕はスパイクを探すことはありませんが、仮にデッドストックや備品で、クロノスやハイテックを発見したならば、やはり興奮するとは思いますが。
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