塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

無駄遣いは身銭を切って初めてわかりますね

2021-04-07 23:00:24 | 日記
 元日にお年玉をもらうと、我が家以外でも押し問答があったはずです。

 「貯金するからお金を渡しなさい」
 「嫌だよ、僕の物だよ」
 「無駄遣いするから、お金は大切なものだから」

 そう、お金は大切です。

 電子マネーや仮想通貨など、僕が誕生した「昭和」では考えられない支払いが幅を利かせる現在でも、現金を所有することは大きな強みです。

 サッカーでも資金を得るために選手(主力)を手放すのであり、経営が安定していれば移籍市場で無理に動く必要はないためです。

 でも、子供がお金を無駄遣いするというのは、大人の身勝手ですよね。

 大人の大半は喫煙、飲酒で体をこわしていますし、中にはホストやキャバクラ、麻雀はかけ事で瞬時にお金を使い果たしている方、大勢増すから。

 大人が子供の浪費、僕の世代ならば

 ラジコンやファミコンを買いたい
 お菓子をたくさん買いたい
 漫画や怪獣百科、ウルトラマン辞典を買いたい(もう破産しましたがケイブン社は有名でしたね)

 は、僕たちからすれば浪費ではなく、消費、投資でした。

 そう、無駄遣いという概念は、実際にお金を使い

 「ああ、これは今後、購入しなくても構わないな」
 「この商品は今後も買い続けていこう」
 
 と思えるわけです。

 ですから、お金を使うことが即座に無駄遣い、浪費とは言い切れませんが、大人の買い物や趣向の多くは浪費になると思いますね。

 サッカーでもチェルシーが大型移籍で損をしてきました。

 それは今季のティモ・ベルナーだけでなく、フェルナンド・トーレスにシェフチェンコもそうですが、アンドレ・シュールレやマルコ・マリンなど、若きドイツ代表も同様でした。

 ただ、彼等が戦力にならなかったことも事実、浪費を批判されることも致し方ないのでしょうが、基本、クラブは投資として選手獲得を考えていることは確かです。

 どんな移籍でも、基本はお金が絡み、だからこそ移籍市場では多くの知恵が生まれるのではないでしょうか。
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名手同士を比較する意味合い

2021-04-07 20:47:18 | 日記
 サッカー、バスケットボールそして野球。

 どの競技でもファンとマスメディアは、「名手の比較」を好みます。

 今NBAでは全盛期のマイケル・ジョーダンとレブロン・ジェームズは、どちらが優れた選手かという議論が芽生えていると聞きました。

 レブロン・ジェームズはクリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、そしてLAレイカーズの3チームで優勝しちえます。

 ジョーダンはブルズで3連覇を2度達成し、レブロンの優勝回数5度を凌駕していますが、ワシントン・ウイザーズ時代は優勝できまっせんでした。

 ですから優勝回数でいえばジョーダン、複数のフランチャイズで優勝を果たした、と言う観点でいえばレブロン・ジェームズになるのですが。これは時代や個人の主観によって異なる問題です。

 意見がまとまるわけがなく、だからこそ「お題」として人気があるのでしょう。

 サッカーも同様で

 「サッカー史上一番素晴らしい選手は誰だろうか」
 「ペレとマラドーナはどちらが偉大なのか」 
 「メッシとロナウドはどちらが優れているのか」

 というお題目は尽きることなく議論されてきました。

 通常は「ペレこそが一番」になるのしょう。

 しかし同じ南米でも、ウルグアイに行けばペレよりもフランチェスコリが圧倒的な支持を集めるでしょうし、ペルーならばクビシャスに変わるだけです。

 日本に代表されるアジア、ニュージーランドに代表されるオセアニアのように、サッカーの観点に絞ればワールドカップで大きな成果を果たしていない地域であれば、ペレかマラドーナに行きつくのでしょう。

 ただ、既に大半の意見は「レオ・メッシ」に変化していると思います。

 このように「正解」が出ない特集記事を見ると「また始まった」と思うのですが、それでも雑誌をめくってしまう僕も、編集部の策略にはまっている一人で間違いないのですが。
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十八番を持つことの強み

2021-04-07 20:37:55 | 日記
 時代劇と刑事もの

 過去、テレビ業界をけん引してきた二つの素材は完全に明暗が分かれ、前者は専門チャンネルを軸に放送しています。

 つまり我が家のように専門チャンネルと「未契約」な家庭は、再放送を軸に視聴するしかありません。

 いずれも(僕の主観ですが)荒唐無稽な脚本と時代背景で成り立っていた事実はあります。

 時代劇ならば

 将軍様が江戸城本丸を抜け出し、ましてや町民を気軽に触れ合えるわけがない
 武家諸法度に代表される掟の中に、殿中で刀を振りかざすことは完全に禁止されている
 だからこそ忠臣蔵は題材として今でも人気がある
 そもそも代官や名代と、町人(とくに若い娘や豪商)は、実際に接点はあれほどあったのか

 というツッコミができます。

 警察ものでも、警察官はそもそもカーチェイスをしても、一般車両をなぎ倒すようなことはしませんし、拳銃を犯人に向けることはありませんよね。

 でもこれだけ荒唐無稽な事柄を描いてきて、明暗が分かれるのは警察シリーズは年齢問わず幅広く支持を受け、時代劇は一般論ですがご年配の方が視聴という図式があるためでしょうか。

 でも、逆に言えばテレビ朝日のように、多くの警察シリーズを抱えるのであれば、随時放送することで企画が成立し、シリーズ化してゆくわけですから、廃れることもありません。

 大空翼のオーバーヘッドを若林源三は「十八番」と呼びましたが、テレビ朝日にとって十八番が、この警察ものになるのでしょうね。

 サッカーでも得意分野を持てば、差別化ができます。

 セビージャがローマに転身したモンチさんを復帰させたのも、やはり彼の慧眼や売買の手段が、セビージャにとって「十八番」だったためです。

 セビージャは過去、ウナイ・エメリ政権でヨーロッパ・リーグ3連覇しましたが、更に高い位置へたどり着くには、礎となったモンチさんの手腕が不可欠と考えるのは、ごく自然の成り行きですから。
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