塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

デッドストックのジーパンを洗ってみました

2021-04-18 21:28:38 | 日記
 今日、先日購入したデッドストックのジーパンを洗ってみました。

 デッドストックのジーパンを購入、湯通しすること自体が本当に久々で、選択した後でもデニムは固い、しかもボタンフライのボタンが締めにくいと、昔はこんなことをしていたんだなと痛感しました。

 僕の高校生時代、ボブソンがレーヨンで作ったジーパン「04ジーンズ」を売り出し、その発展形がエドウインの「ジャージーズ」だと思いますが、従来の湯通し、中古加工ではなく

 ジーパン自体を柔らかくするのではなく、別の素材でジーパンを作成
 そのことにより、一度洗ってから裾直し、固い感触を払拭

 という形を求めたのです。

 でも、そうしますと、ジーパンが本来備えている魅力、個人で得られる色落ちや風味、手作り感も失われてしまうのですね。

 馬鹿みたいな話ですが、僕は高校時代ワンオッシュで買ったジーパンを、自分ながらの「縦落ち」にしたくて湯船につかり、わたしでこすったことすらあります。

 それはエドウインのヴィンテージ・ウオッシュに触発されたからでもあり、往時は皆リジットの形で風呂に入り、シュリンク・トウ・フィットさせていたという逸話を聞いたためです。

 今の若い方はインターネットを軸に、自分が欲しい、知りたいと思う情報が入手しやすい反面、僕たちの学生時代のような

 馬鹿らしい発想
 でもその発想での体験は凄く楽しい

 ということが無いのかもしれませんね。

 サッカー・スパイクも柔らかさや質感を追求した結果、ニット素材にたどり着き、その傾向は今後も変わらないでしょう。

 最初から本革のスパイクに足を通さずに、ニット素材だけという選手、部活生もいるに違いありません。

 基準点が違うと言えばそれまでですが、本革という伝統素材を見直すと、サッカーがかつて持っていた風景に思いを馳せることができるかもしれな、それは僕のジーパン体験と似通っている。

 そんな気がしたのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もしネイマールがバルセロナに留まっていたならば

2021-04-18 17:30:27 | 日記
 仮にネイマールが2017年夏、パリ・サンジェルマンに移籍していなければ。

 メッシからネイマールへの主権移動
 ウスマーヌ・デンベレ、アントワン・グリエーズマン、そしてフェリペ・コウチーニョ獲得

 という形で、お金を含む騒動が無かったように思われます。

 キケ・セティエンやその前任者のバルベルデが4-4-2を用いることもなかったかもしれませんし、それでもネイマールの気持ちと心中を思えば、売却しかなかった事も確かですよね。

 ただ、彼が去ったあと左翼を固定できず、2トップの片割れの方が役割として似合うであろうグリエーズマンの悩みを思えば、ネイマールがいてくれたらと思うファンは、思いのほか多いと感じます。

 そのネイマール自身はパリである意味傍若無人な態度ではあるものの

 1・キリアン・エムバッペとの出会い
 2・プーマとの莫大な契約
 3・遂に2020年はチャンピオンズ・リーグの決勝に手が届いた

 という好循環を得ています。

 しかし、今のバルセロナを見ていて

 もし残留していれば、ようやく僕の時代になっただろうか
 いいや、混沌としたバルセロナにはいても意味がないこと

 と感じるのか、定かではありませんが。

 僕は映像を見ていませんが、ネイマールはリール戦で無粋な振る舞いを見せたと言います。

 これこそがジーコ、ペレ、カレカやリバウドなど、ブラジル代表の顔が背負ってきた責任を背負う自覚が無いと言われる根拠になっています。

 ネイマールからすれば

 僕はいつも誰かと比べられてばかり
 メッシやペレ、ジーコの名前を聞くのは嫌だよ

 と感じることも無理はありません。

 それでもネイマールが先天的に素晴らしい素質を持っていることも事実であり、だからこそ周囲が放っておかないという事例が、事をややこしくしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グランパスエイト、遂に連勝が止まる

2021-04-18 17:11:34 | 日記
 近年、リーグを無敗優勝で終えたクラブと言いますと

 2011-12シーズンのユヴェントス
 2019ー20シーズンのアル・サッド

 が思い浮かびます。

 Jリーグでは開幕から無傷の10連勝を飾っていた名古屋グランパスエイトがサガン鳥栖に敗れ、遂に記録が途絶えてしまいました。

 ただ、指揮官マッシモ・フィッカンディティが、シーズンを無敗で乗り切ろうとは考えていないはずですし、大事なのは連勝の反動で連敗をしないことでしょうか。

 川崎フロンターレの強さ、巧みさ、選手層は2020シーズン同様健在ですからね。

 フィッカンディディの故郷イタリアでは、ユヴェントス以外にミランが

 1991-92シーズン無敗優勝
 連勝記録を58を持つ
 連勝を止めたのはパルマ、コロンビア代表ファウスティーノ・アスプリージャ

 というように、止めた側も記録に残るんですよね。

 つまり今一番Jリーグで価値がある記事は、グランパスエイトの連勝が止まったことではなく

 「サガン鳥栖が連勝を止めたこと」
 「昨年はコロナ陽性者をふくむ、大きな問題に直面した彼らが今季はどうしえ好調なのか」

 が価値あると言えそうです。

 2004年のアーセナルも無敗で優勝し、その功績は今でも讃えられています。

 しかしリーグ優勝は以後一度もなく、FAカップの優勝があるのみです。

 この際の連勝記録は49で、止めたのはエバートン時代のウエイン・ルーニーでした。

 ユナイテッドで同僚だったロナウドよりも太りやすい性格であり、節制に無頓着だったルーニーですが、ユナイテッドとイングランド代表の前線を支え続けた彼の一撃が、アーセナルを落胆させたわけです。

 ベガルタ仙台のように昨年の不調を今期も引きずるクラブは、サガン鳥栖が立ち直った理由を今から学ぶと、大きな改善が期待できるかもしれませんね。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京五輪は恰好のサンプルか

2021-04-18 16:58:10 | 日記
 およそ10日後から、春の連休が始まります。

 僕の場合、例年連休はあってないような代物ですが、一日だけ長野市に出かけられたら有難いなと思います。

 ただ長野市も変異ウイルスの影響もあり、行きにくいのが現状なのですが。

 東京五輪の開催方法をめぐっては多々ありますし、アサヒビールやコカ・コーラ、そしてP&Gなど公式スポンサーも気を揉んでいます。

 小池百合子東京都知事は
 
 「連休中は東京都への旅行を控えていただきたい」
 「五輪に向けての準備」

 という形で、なるほど言語矛盾していると批判されていることは承知していると思います。

 僕は五輪の開催、集客、そして閉幕は今後各国における格好のサンプルになると思うのです。

 2022年カタール・ワールドカップ
 2022年北京冬季五輪
 2023年ラグビー・ワールドカップフランス大会

 これらの開催までまだ時間は残されていますが、正直この時期までコロナ・ウイルスの問題から脱却できているとは到底思えません。

 サッカーは今夏、五輪同様ヨーロッパ選手権が開催されますが、実際は選手も一抹の不安を抱えていると思います。

 観客は上限を設けるのか、無観客か
 東京五輪のように、海外からのチケットは払い戻しにすべきか、それとも彼らを受け入れるべきか
 スポンサーが捻出した費用はどうなるのか

 仮に来年、再来年も状況が改善されていない場合、東京五輪は従来の競技面、保安面、宿泊、移動を含めた選手村の存在だけでなく、これらの問題が、参考面として取りだたされると思うのですね。

 勿論、東京五輪の開催は小池都知事が言い出したわけではなく、大きな重圧と戦っている形になります。

 それでも既に100日を切っている中での対応策は、これからが真剣勝負と言えるのでしょう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする