塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

代表スポンサーと個人スポンサー

2021-04-15 19:10:44 | 日記
 内田篤人に続き、日本代表ロール・モデルコーチに就任した中村憲剛。

 最近は日経新聞のコラム、日本代表戦の開設など、むしろ現役時代よりも多忙な印象さえ受けます。

 その中村が代表コーチとしてアディダスの「コパ・ムンディアル」で選手に声をかけている、と言う点がスパイク・ファンから注目を集めています。

 専門サイト「コーヘイズ・ブログ」では、中村がアディダスを履いている背景を丁寧に説明しています。

 1・彼は今年、ミズノと再度契約している
 2・代表コーチは現状、アディダスを履くという決まりがある
 3・従って代表の際は当然、個人スポンサー(この場合はミズノ)ではなく、代表スポンサー(この場合はアディダス)を優先する

 という、代表ならではの光景とのこと。

 今、男女問わず選手たちが代表契約の縛りから解放され、個人契約のスパイクを履くことが出来ることは、珍しくありませんが、昔はコーチも選手も同様の環境でした。

 過去、デイビッド・ベッカムが代表戦に行ける会見の際、アンブロではなく個人契約のアディダスの帽子で応答してしまい、アンブロが著しく不快感をもって注意したことがありました。

 それくらい、代表の「ドレスコード」は厳重ということです。

 エムバッペもネイマール、そしてロナウドも、代表、クラブのいずれもナイキが契約していますし、アディダスと個人契約のメッシも同様です。

 ただ、ロナウドの場合、致し方ありませんがユヴェントスもレアルも「アディダス」ですし、メッシの場合はバルセロナが「ナイキ」になります。

 このようにある意味では「お互い様」の面もあるわけですが、スポンサーに配慮するのはサッカーだけでなく、映画や舞台も同様であり、遵守することは大人の振る舞いと言う形なのでしょうね。
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プロと学生、確かに違和感はあるでしょうね

2021-04-15 18:57:46 | 日記
 今信越放送の「週刊パルセイロ」で、先日行われた敵地での藤枝戦のハイライトを確認しました。

 そして19時より、日本テレビは久々に巨人軍のナイトゲームを放送します。

 日本代表、女子代表、五輪代表の試合も中継され、大リーグでもダルビッシュ有、大谷翔平の活躍が大きく報道されましたよね。

 ただ、なるほど、確かにそうだよな、理不尽に思えるよねと思える案件もあるんです。

 それは大阪府が学生の部活動を制限し、授業もオンラインの導入に再度踏み切る、この政策でコロナウイルスと対峙すると決めたとの声に対して

 今でも部活動の時間は大幅に短縮しているよ
 プロは試合が出来て練習もできるのに、どうして僕たちはダメなんですか

 という論調には、そう答えが生まれません。

 日本ではサッカーと野球、バスケットボールと卓球でプロが成立、つまり職業として認知され報酬受けているわけですが、収入という面ではすべての選手が恵まれているわけではない。

 この点が「興行」としてのプロリーグを行う理由になり得るとは思いますが。

 J2、J3と下のカテゴリーでは会社員と同様の報酬で毎日の練習に汗を流す選手もいますし、怪我で離脱すれば解雇の可能性もあります。

 イングランドも代表選手、ユナイテッドのラッシュフォード、リバプールのアーノルドのように、社会貢献活動で恩返しをする選手もいますが、皆が皆チャリティで恩返しできるだけの高収入ではないですよね。

 ですからリーグを運営することは

 選手としての尊厳、そして契約を維持する
 出場給をはじめ、選手が報酬を得られるのはリーグがあるため

 という形に繋がります。

 今日発売のナンバーは、改めて東京五輪の在り様を考慮した企画でしたが、この五輪の開催が、2022年ワールドカップと冬季五輪、2023年ラグビー・ワールドカップの先鞭にすらなる。

 と僕は想像しています。
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チャンピオンズ・リーグ4強が出そろう

2021-04-15 18:30:31 | 日記
 チャンピオンズ・リーグの4強は、チェルシー、パリ・サンジェルマン、レアルそしてマンチェスター・シティの顔ぶれとなりました。

 優勝回数だけでいえば、レアル・マドリードの13回が突出していますが、これは異常と言い換えるべきでしょうね。

 ACミランは優勝回数7度と単独2位ですが、レアルとの差はダブル・スコアと言っても差し支えりませんし、バイエルン・ミュンヘンとリバプールの6度優勝も、レアルの前では陳腐に思えてきます。

 実際は本当に偉業なのですがね。

 チェルシーが優勝すれば2012年以来2度目の優勝で、指揮官はロベルト・ディ・マテオ、主力はフェルナンド・トーレス、ディディエ・ドログバ、そしてフランク・ランパードでした。

 自他ともに認めるクラブ最高の選手であるランパードが監督として復帰するも、今季途中で解任、しかしチャンピオンズ・リーグで優勝を狙えるまでに復調した事実。

 ランパードは愛するクラブをどう見ているでしょうか。

 彼自身は再度、監督業を行いたいと考えており、案外チェルシー以外で手腕を発揮できる気がします。

 むしろ、今季は桁はずれの投資額に加えて、顔ぶれをいじりすぎた印象もありますから。

 シティとパリ・サンジェルマンが優勝すれば、それぞれ初優勝となります。

 パリ・サンジェルマンにとって一番避けたいのは、2季続けての「準」優勝でしょうか。

 喜ぶのはマルセイユの関係者でしょうが、過去バレンシアが2季連続(2000年と2001年、レアルとバイエルンの前に敗北)で決勝に進みましたが、以後は上位進出すら困難になっています。

 それだけ決勝に進み、優勝することはまさに大チャンスであり、それは希代の名称グアルディオラ率いるシティも同様です。

 シティはアグエロが最後のシーズンとなり、パリはネイマールとエムバッペを残留させる最大の理由になり得る欧州王者の称号。

 果たして今季の優勝はどこになるでしょうか。
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オーナーシップの安定性

2021-04-15 18:08:33 | 日記
 今でも根強い人気を誇るアメリカ古着。

 バイヤーたちは郊外のフリーマーケットやスリフト(日本でいうリサイクル店のような形態)を丹念に回り、目ぼしい品を購入、箱詰めして日本に輸送する手配までを現地で行います。

 現状はコロナウイルスやその他の事情で渡米はできないでしょうが、むしろヴィンテージ衣料品は日本国内の方が多々あるとも言われており、だからこそ見つけがいがあるのでしょう。

 僕もリサイクル店を見て回りますが、正直目ぼしい品にはそう遭遇しません。

 ただ、今日は戦利品がありまして、クラフトジーンズの第一人者「フラットヘッド」のデッドストックを購入しました。

 未洗いのためにこれから洗濯をして縮める作業が必要ですが、驚くほど安かったんですよ。

 実はこの品、デッドストックにも拘らず、どのような形でリサイクル店に持ち込まれたのかわからないのですが、エラー品でして内側にその記載があります。

 その横には同じくクラフトジーンズの代名詞のひとつ「フルカウント」のそれなりに履きこまれた中古品もありましたが、価格はおよそ3倍で、エラー品の刻印があると、やはり買取価格もさほどではないと感じました。

 フラットヘッドは僕の地元、長野県千曲市に本籍があり、これまでも様々な媒体が特集してきました。

 しかし近年経営が行き詰まり、別の資本提供が入ったことで経営が安定しはじめたのか、公式ホームページも普通に閲覧できますし、直営店への納品も滞っていはいないようです。

 インテルがユヴェントスのリーグ10連覇を阻止し、遂に2010シーズン以来のスクデットが現実味を帯びてきました。

 マッシモ・モラッティからエリック・トヒル
 エリック・トヒルからスティーブン・チャン

 へとオーナーシップが変化し、監督の顔がどんどん変わるまさに激動の10年でした。

 そのスティーブン・チャン、つまり中国企業「蘇寧」が今後、インテルのオーナーシップをどう考えていくのか、インテルのファンは気にしているでしょうね。

 既にピレリが胸スポンサーを降りることが決定事項で、仮に1999年から続くナイキとの契約も終了するならば、インテルはあらゆる面で新契約が必要となりますが。
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