塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

どうしてサッカー好きはスタジアムに集うのか

2021-04-24 21:19:54 | 日記
 遊園地や映画館、大型ショッピングモール。

 温泉やスーパー銭湯にカラオケ、ボーリング場など日本は多くの娯楽施設を持ちます。

 それでもサッカーファンは休日、これらに足を運ぶのでなく、スタジアムに出かけ声をからして応援しますが、それは一体なぜでしょうか。

 サッカーに限らず、生観戦、そして競技には映画やテレビドラマにある「編集」がないためでようね。

 どんな俳優でも台詞を言い間違えることはあります。

 だからこそ「編集」「取り直し」という魔法が存在し、彼らの間違え、みっともない姿は基本放送されませんし、ニュース・キャスターも仮に言い間違えが発覚しても、ただ一言画面の僕たちに向けて

 「失礼しました」

 と言うのみです。

 それが皆(サッカーに限らず、スポーツを生観戦したいと希望する方々)は、無粋と感じているのではないでしょうか。

 野球ならば三振や押し出し、牽制球でのアウト
 サッカーならばレッドカードでの退場、ノーマークにも拘らずシュートミス

 というように、どんな名手でも「編集」「取り直し」は効きません。

 だからこそ僕たちファンは声を枯らして声援を送り、彼らを勇気づけ何とか勝ち点3を得られるように、皆で奮闘するわけです。

 マラドーナがそうですが、ナポリのファンはスタディオ・サンパウロで彼を見ることが出来たなら、それだけで

 「今日は良い一日だった」
 「マラドーナは今日も最高だったね」

 を息を弾ませて帰宅したに違いありません。

 単純に「臨場」という言葉には集約できない濃密な時間が、生観戦にあることは確かです。

 編集を逆手にとったのが「NG大特集」であり、DVD販売における「ディレクターズ・カット」と言えますが、そうした販売のてこ入れや視聴率稼ぎは気にしないよ、と言う方も多々いらっしゃるのではないでしょうか。
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車における新しい価値観

2021-04-24 20:58:02 | 日記
 ヒップホップで一山当てた歌手たちは、米国における富の象徴である「キャディラック」を購入し、乗り回したと聞きます。

 ただ1990年代になりますと、レクサス、そしてBMWなど西欧、日本の高級車を購入、乗り回す歌手も出現します。

 レクサスのきめ細かい配慮は米国でもよく知られており、その一つに代車制度があります。

 日本では代理店や工場に車検や修理を依頼すると、その間の利用として代車を貸し出してくれますが、米国ではこの概念が無かったそうです。

 ですからレクサスを購入することは、キャディラックとは異なった価値と贅沢を手にしたという意味が強かったのだと思います。

 BMWに憧れを抱くのは、米国でも日本でも変わりはないという意味なのでしょうね。

 先日、イタリアのマセラティが大使としてデイビット・ベッカムを迎え入れた事を公表しました。

 サッカーでも高給取りの選手ほど、高級車を購入する事例は多く、ロールス・ロイス、アストン・マーティン、フェラーリなど、まさに綺羅星のようなラインアップが練習場では見られるようです。

 ただ、これからは漠然と「高級車」を選ぶ時代ではないように思います。

 アウディから車を提供されているクラブは非常に多いはずですが、アウディから

 通常の車ではなく、電気自動車を支給してもらう
 自分で購入する車も、より環境と保全に配慮した車を買う

 という形へと、贅沢の価値観は変化してゆくのではないでしょうか。

 F・マリノスの選手ならば、キックスやノートなどの電気自動車にプロ・パイロットを搭載
 レッズの選手ならばエクリプスのプラグ・イン・ハイブリッド
 
 というように、先鞭を付ける形で提供されているのでしょうか。

 トヨタは「ヴィッツ」を欧州同様に「ヤリス」の名前で国内販売し、大きな売り上げを得ていますが、この開発、販売、売上が更なる電気自動車を生む資金に変化する、そんな気がします。
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やはり評判は大切ですよね

2021-04-24 20:46:24 | 日記
 大リーグはステーキリーグ、マイナーリーグはハンバーガーリーグ。

 そう揶揄されるほど、マイナーとメジャーにおける待遇の違いは、現在も過去も堅調でしてメジャー・リーグのミールマネーは群を抜いていると聞きます。

 確かに米国はファーストフードが豊富な国なのでしょうが、野菜、魚に発酵食品など、むしろ日本のコンビニ弁当を見れば、マイナーの選手たちも驚くのではないでしょうか。

 500円も出せば、弁当にミネラル・ウオーターくらいの食事は簡単にできますからね。

 選手名はわからないのですが、埼玉西武ライオンズにメジャーからドラフト1巡目指名経験を持つ選手が入団したと聞きました。

 ただ、本契約に至らなかったのは、彼に故障歴があったためと先日の日経新聞に掲載されていました。

 記事によれば

 1・メジャーは良くも悪くも弱肉強食
 2・這い上がる速度にも個人差がある
 3・しかし、日本はもっと丁寧な指導をコーチから受けられる

 ということで来日、入団したとありました。

 確かに1Aからメジャーに昇格することは気の長い作業ですし、ブライス・ハーパーのようなオールスターでも、基本はマイナーからスタートします。

 日本の場合、ホークスは3軍を用意していますが、他のチームは2軍までが基本ですし、選手寮もあれば登録選手も少ないですから、競争は米国ほど厳しくないことも確かでしょう。

 逆に言えば、米国でプロにならなくとも、日本でプロになればよい、そもそも日本は第1回と第2回のワールド・ベースボールクラシック優勝経験を持つ、米国に劣らない野球大国だ。

 そのような認識を持つ選手が米国に増えれば、選手獲得の様相は変化するかもしれません。

 Jリーグでは川崎フロンターレが中心選手の多くをアンダー18からトップに引き上げています。

 同時に現在のレアンドロ・ダミアン、過去の選手でいえばジュニーニョ、チョン・テセにマギヌンなど、外国籍選手を丁寧に扱ってきた印象も強いですね。

 帰国した外国籍選手たちが

 「J1のレベルはなかなかだよ」
 「そして移籍するなら川崎が良いぞ」

 と宣伝してくれたならば、これはフロンターレにとって実に有益な出来事ではないでしょうか。
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