塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今夏、メッシとロナウドは動くのだろうか

2021-04-17 21:23:10 | 日記
 今夏、ロナウドはユヴェントスを去るという報道がある一方、ポルトガル代表で僚友であるペペは、ロナウドはトリノで生活していることに満足していると語ります。

 また、バルセロナは会長選挙により、かつての会長であるジョアン・ラポルタが再就任となりました

 ただ現在、レオ・メッシに対して新首脳陣が再契約を打診していないと囁かれ、何と今夏に過去10年、世界中のサッカー好きを虜にしてきた名手が、移籍せざるを得ない形になりそうな気配があります。

 MLSには両選手を獲得できるだけの資金があるでしょうし、中国のようにそもそも経営が偏っているわけではありません。

 しかし、まだ欧州の最前線で活躍できるメッシとロナウド。

 両選手がチャンピオンズ・リーグやバロンドールの再受賞を目指す戦いを放棄するとは考えにくく、米国への移籍はないのではないかと僕は推測します。

 ただ難しいのは

 1・両選手に何年契約を打診するのが最適なのか
 2・ボーナスを含む報酬を支払えるクラブは、ごくわずかしか存在しない。
 3・センターフォワード、ウイングで起用出来るロナウドはともかく、右サイドで影響力を持ち続けるメッシを軸に添えると、明らかに偏りが生じてします

 という問題点の解決方法でしょうか。

 メッシがバルセロナを仮に離脱するならば、やはりグアルディオラという駆け出しの自分を信頼してくれたことを考慮し、シティになるのでしょうが、シティも代謝を目指しています。

 ロナウドが移籍すると仮定すれば、パリ・サンジェルマンでしょうか。

 そればエムバッペ、ネイマールも移籍する、つまりロナウドがレアルとユヴェントス同様に絶対的な存在であり続けることが不可欠でしょうし、仮に両選手が残留すれば、ロナウド移籍の可能性は低いと想像します。

 これほどの名手たちが移籍するかしないかで頭を悩ませる。

 それだけ年齢、報酬、契約年数が現在のサッカーに与える影響が色濃い、ということでしょうか。
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舶来品という名の響き

2021-04-17 20:47:08 | 日記
 1980年代前半、米国ニューヨークではヒップホップが開花し、アディダスの代名詞

 「スーパースターを紐を通さず履く」

 3人組アーティスト、ランDMCの楽曲が一気にブレイクします。

 この時代のスーパースターは、極上の本革を用いた「フランス生産」であり、ヒップホップの土台となった貧しい黒人たちは

 「必死に汗を流して稼いだ金で買ったスーパースター」
 「俺たちもブランドの品を変えるだけの力があるんだ」

 と証明する形となりました。

 その証が米国生産のコンバースではなく、舶来品であり上等なスーパースターだったのでしょう。

 コンバースはキャンバス地が代名詞ですし、ナイキやポニーは彼らからすると何かが違ったのでしょうね。

 ナイキはアジア生産を当時から行っていまして、人件費を抑制しながら高品質の靴を提供していた一報、アディダスは欧州生産が基本であり、品質も価格も上等というジレンマでした。

 しかしアディダス創世期、サッカースパイクに限らず靴は欧州生産が基本であり、だからこそのアディダス・フランスの誕生となりました。

 つまり、ナイキとアディダスは製造工程の基準点が、創業時の間隔もありますが異なったことが、アディダスのジレンマに繋がったのだと僕は思っています。

 ちなみにこなれた価格で知られるブランド「ADワン」は、アディダスが源流にありまして、やはり希望小売価格は大切だと痛感します。

 プーマの名品「ベルトマイスター」や「キング」が、部活動でサッカーをする学生の憧れであったのは、ペレやユップ・ハインケスと言う名手が愛用しただけでなく、西ドイツ製の最高級品と言う意味合い。

 つまり「舶来品の最高峰」だったためではないでしょうか。

 それはスーパースターもベルトマイスターも、一見しただけで極上の本革と丁寧なつくりで、品質の高さが理解できる現在でいうラグジュアリーの礎だったためだと思います。

 今はネットで情報を気楽に得られますが、昔は実物を確認したいなら勇気を絞って店に入るしかありませんでしたからね。
 
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インテル、来季のスポンサーはどうなるか

2021-04-17 20:35:51 | 日記
 4月15日発売のワールド・サッカーダイジェスト、表紙はアルゼンチン代表のラウタロ・マルティネスです。

 2010シーズン以来のスクデットを目指すインテルにとって、彼とベルギー代表のロメル・ルカクの2トップは、指揮官アントニオ・コンテの根幹となります。

 マルティネスは1990年代から顕著となった、インテルとアルゼンチンにある強い結びつきが途切れてはいない事を証明していますが、将来もインテルと共に歩むのかは、さすがに定かではありません。

 彼がバルセロナに移籍したいと願っていたことは事実であり、インテルよりも良い待遇のクラブが登場すれば、それはバルセロナでなくとも移籍の検討はするでしょうね。

 ただ、マルティネスからすれば

 現在の混沌としたバルセロナの環境では、成長の余地が無い
 インテルに残留し、スクデット獲得濃厚の今季は最高のシーズンである

 という見解になるでしょう。

 ただ、スクデットを獲得し更に来季のチャンピオンズ・リーグで好成績を得るためには、主力を残し、なおかつ新戦力を獲得する資金が必要ですが、スポンサーで揺れるインテルはどうすべきでしょうか。

 仮にマルティネスとルカクを揃って売却すれば、相当な資金が入手できるでしょうが、それでは一から戦術を練り直す必要があります。

 ですからまずは、アントニオ・コンテが売却しても構わない選手を冷静に判断し、同時にレンタルを活用しながら補強をする形になると予想います。

 今季のチャンピオンズ・リーグの4強は、いずれも資金に恵まれている点は見逃せません。

 2014年以降、2度の決勝進出を誇るアトレティコ・マドリードが8強で散ったのも、やはり財政が芳しくなくシメオネのやりくり次第、と言う点が如実となったと思うのです。

 代表とは異なり、クラブは国籍を問わず選手を獲得できます。

 電子マネーや仮想通貨の時代でも、やはりバイエルンに代表される「現ナマ」の強さはサッカーでは不可欠の要素と言えそうです。
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