イタリアでは、カルチョ、つまりサッカーはほかのどの競技よりも、市民生活に浸透しています。
仮に今季、2023年に続きナポリがスクデットを獲得すれば、ナポリだけでなくイタリア南部にとっても大きい反面、シラクサやパレルモ、ターラントなど、他の都市を刺激する可能性すらあるわけですから。
テレビ局は日本でもイタリアでも
「どっきりカメラ」
「出演者が慌てる、激怒する、困る表情を克明に放送」
する企画があり、イタリアでは代表選手やクラブの顔が、どっきりカメラに巻き込まれることが多々あります。
でも、どっきりカメラ、何が面白いのでしょうかね。
簡単に言いますと
ひっかける側のタレントも、ひっかけられる側のタレントも、いつも同じ面子である
つまり動画を見て腹を抱えて笑っているタレントは、引っかかる側になる事が一切ない
どっきりカメラは、基本「いじめ問題」を彷彿とさせるのではないか
と僕は思うんです。
教師や祖父母、両親が自分の預かる生徒、子供が同級生、下級生、兄弟を馬鹿者扱い、いじめをしたとします。
でも子供たちは
「なんで怒られるの」
「僕はただ、テレビのマネをしただけだよ」
「何がいけないのか、丁寧に教えてよ」
と、むしろ食って掛かるに違いありません。
プロサッカーは名手の物まねをすることで、技量を上達させることができますし、練習の参考にできます。
しかしどっきりカメラをまねても、良い事何もないのではないでしょうか。
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