塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レアル・マドリードにみる、布陣の大切さ

2024-11-09 11:47:04 | 日記

 レアル・マドリードは過去も、監督問題に揺れています。

 

 2015-16シーズンのラファ・ベニテスの解任

 2018-19シーズンのロペテギ解任

 2003-04シーズンのカルロス・ケイロスの解任

 2004-05シーズンの ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴの解任

 

 他にも2シーズンしか政権が維持できなかったベルント・シュスターとマヌエル・ペレグリー二の事例もあります。

 

 それは彼らが既存戦力を最大限活用できなかったことも、ロビーニョがチェルシーと契約希望し、結果的にマンチェスター・シティへの移籍を強引に決断という、移籍問題もありましたね。

 

 実はこの年、指揮官デル・ボスケは、ユヴェントスから移籍した、ジネディーヌ・ジダンをどう活用するかで悩んでいました。

 

 彼を左に置く4-4-2は、右のルイス・フィーゴと2トップのラウル・ゴンザレスとフェルナンド・モリエンテスと有効活用できると思われました。

 

 しかし、どうしてもジダンがタッチラインのそばにいることができず、中央にスライド、変則的な4-2-2-2になってしまい、布陣がいびつになるのです。

 

 中盤センターにクロード・マケレレのみを起用する4-3-1-2,つまりジダンを中央に置くとバランス劇的に改善しますが、両翼の勢いが失われますね。

 

 レアルはこの年、通算9度目となるチャンピオンズ・リーグを獲得しましたが、序盤は布陣の見極めで苦戦したシーズンでした。

 

 その移籍問題で揺れたのが2001-02シーズンです。

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