ヴィッセル神戸が仮に天皇杯だけ優勝したとします。
そうしますと2冠が達成できなかったという残念な気分もそうですが、それ以上に
天皇杯だけでの優勝賞金だけになる
つまり2冠であれば、当然賞金の使い道が大きく拡大
という意味合いがあります。
不思議なことに、2020年代の王者である川崎フロンターレは、あれだけの日本代表選手たちが、スコットランド、イングランドを軸に移籍したにもかかわらず、賞金を使い大きな補強をしませんでした。
例外的なのは先日退団した、フランス代表ゴミスの獲得くらいでしょうか。
ヴィッセル神戸は昨年も優勝、今季も仮に優勝し天皇杯も獲得すれば、懐は大きく潤います。
彼らがこれまで、スペインの代表のダビド・ビジャにアンドレス・イニエスタ、ドイツ代表のルーカス・ポドルスキを獲得し、市場を刺激してきました。
しかし、ブラジル生まれのダンクレーのように、代表招集がなくとも長く働ける選手のほうが、AFCチャンピオンズ・リーグエリートの場数も考慮すれば、お買い得かもしれません。
ビジャの場合は1年契約で合意したのでしょうが、国内とアジアを両方視野に入れる際、この形では短すぎますからね。
リーズ・ユナイテッドのように、UEFAチャンピオンズ・リーグの勝利ボーナスをあてにし、破産したクラブは反面教師になりますが、ヴィッセル神戸は今後、どのような指針で補強を行うでしょうか。
ある意味で手堅い可能性、あると思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます