塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

タモリさんとファーガソン、両者がいない風景とは

2013-10-29 23:06:25 | 日記
 笑っていいともが終了することで、タモリさんの今後と後続番組について様々な意見が交わされています。

 僕は先日、タモリさんがお昼から姿を消す事は、ユナイテッドからアレックス・ファーガソンが去ること以上に大きな感触
だったとお話しました。

 モイーズに限らずファーガソンを引き継ぐことは大変困難であり、それは噂されたモウリーニョとて同じだったに違いあり
ません。

 ですからフジテレビが後続番組を決めるにあたり、拙速しては意味が無いと思いますし、後任の司会者たちが無意味な比較
から解放されるよう、手を打つ必要があると思います。

 今のところ、モイーズは完全に向かい風の中にひとりで立っていますし、救いなのはフェライニの獲得とヤヌザイの好調さ
でしょうか。

 そう、ファンとメディアは常に

 「比較論」
 
 で是非を問います。

 例えば血縁ですら人格、思考能力、方法が異なるのに、時代背景も人間性も異なる選手と監督をあれこれ比較する事、僕は
行っても意味は無いと思うのですが。

 しかしこの論調は野球、バスケットでも見られる代物なので、サッカーに限らないのです。

 視聴率が振るわないと言う形で短いサイクルで番組を単発させると、スポンサーだけでなくテレビ局自体の信頼に関わりま
すから難しいと思います。

 仮に見向きされなくとも、多少の我慢は必要のように思えます。

 そうでなければ近年のインテルのように、選手と監督の出入りが多すぎて戦術が一定しないように、番組作りにも支障が出て
くるでしょう。

 お昼時はテレビ朝日とTBSが常に苦戦していましたが、ワイドショーを定番化させることで

 「負のサイクル」

 を好転させました。

 今度はそのサイクルにフジが悩むのかもしれません。
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ドーハの悲劇から20年が経った今

2013-10-29 22:54:26 | 日記
 2013年10月28日、それはドーハの悲劇から丁度20年を迎えた瞬間でしたが、僕自身は帰宅してインターネットの
コラムを参照するまで全く気付いていませんでした。

 ナンバーは先鞭を付けて、特集号を発売したのですが。

 1993年、僕は高校生でこのイラク戦の中継は見ていません。

 実を言いますと中継したテレビ東京の放送が、僕の家では見ること出来ず日本が敗れたことは起床して初めて知ったくらい
で、感想も

 「ああ、負けちゃったんだ」

 という呆気ないものでした。

 ちなみに20年を経た今でも、テレビ東京の映像を見ることは出来ていません。

 よく言われる事ですが、93年も97年も日本はあくまでアジア第3位の位置づけであり、もしフランス大会で開催国が24
から32に拡大していなければ、再び涙にくれたことになります。

 97年の予選時、海外リーグでプレイする選手はひとりも存在せず、加茂監督は視察、招集のいずれもJリーグからによるも
のでしたが、経営基盤が崩れ始めたことでもあり、リーグの人気自体も下降線でした。

 金田さんやカズシさんのように、

 「日本リーグ時代」「日本リーグとJリーグ」

 このいずれを直視してきた関係者には、現在のJ1には当時の無骨さ、愚直さが減っているという印象があるようですが、僕
もその点には同意します。

 僕は何も体力配分を考えず、無駄に走り回れと言うのではありません。

 その一方でがむしゃらに、懸命に汗を流して駆け回る選手の姿が、ファンとメディアに訴えかける存在であることも確かです。

 あのドーハの時、カズ、カリオカ、福田に吉田と技術が優れた選手は多く存在しましたが、救ったのは中山の気迫であり、勝
矢の形相であったことも事実です。

 「戦う姿勢」

 示すのはやはり難しいものですね。
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Jリーグ・MVPに近いのは佐藤、そして中村ではないか

2013-10-29 01:55:31 | 日記
 ポスティングを使って来季は大リーグでプレイすると噂される楽天の田中投手。

 もし彼が残留すれば、楽天イーグルスはどれくらいの報酬を用意するのでしょうか?

 仮に日本シリーズも含めて勝率10割のままシーズンを終えたとすれば、まさに今後破られる事はまずない、不滅の大記録ですし
入札金額も桁違いになると予想できます。

 翻ってJリーグ。

 今季MVPに輝いた選手は、どれくらいの報酬を提示されるのでしょうか?

 現在の有力候補は2名、広島の佐藤とF・マリノスの中村俊輔でしょうが、前者が受賞すれば2年連続受賞という名誉、後者が受
賞すれば2000年以来2度目と、どちらも素晴らしい形を得ます。

 広島のような地方球団が2連覇を果たせば、他のクラブからすれば大きな励みになるでしょうし、アビスパやトリニータのように
経営が苦しい球団でも

 「広島にできたならば、俺たちにも出来る」

 という勇気を与えると思います。

 一方F・マリノスのような大都市圏のクラブならば、思い切って給料を弾んで選手を引き留めることも必要ではないでしょうか。

 プロは金が全てと言われますが、そこに感情や意志が働くのが人間ですから、給料を自分だけ弾まれても同僚が解雇されるようで
あれば何の意味もありません。

 J2の選手は本当に低い金額でやり繰りしていると言いますし、早急にJ2を拡大しすぎた弊害のひとつと言えるでしょう。

 まだ優勝クラブは決まっておらず、レッズにも優勝の可能性があります。

 優勝クラブからMVPが選出されるのは確かですから、佐藤と中村が近い位置にいることは確かなので、Jリーグ・アウォーズを
楽しみにしているファンも既にいるでしょうね。
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プレミアも日本のラーメンも過当競争なのか

2013-10-29 01:43:33 | 日記
 スーパーの従業員でなくとも、現在インスタント・ラーメンはどれだけ「生」の触感を味わえるかが、売り場面積の鍵を握る事
がわかりますね。

 その先鞭となったのが「マルちゃん正麺」であり、先日新発売となったカレーうどんを僕も食べてみましたが、よくできている
と思います。

 サンヨー食品がマルちゃんに追随する形で発売したのが「麺のちから」ですが、昨日新商品である「頂」を発売し、CMには堺
雅人さんを起用しています。

 日清のラ王、明星の究麺と、もう競争は過当競争と言える代物ですが、今後も生の感覚を追及する形は変化しないでしょう。

 新製品は世に出る方が稀であり、お蔵入りになる方がはるかに多いと聞きます。

 つまり開発者にとって新商品にならない、つまり自分の力量不足を告げられることほどつらいことは無いでしょうし、逆に新商
品を制作するには、商品以外のコスト、CMや包装にも気を付けねばなりません。

 サッカーも同様で、成績を向上させるためには常に

 「微調整」

 が必要です。

 例えばリバプール。

 過去10年の彼らはウイエ、ベニテス、ホジソンからダルグリッシュに至るまで、縦に速いダイナミックな展開を試みていました。

 ベニテスとダルグリッシュ時代にはある一定の効果を得ましたが、シティ、ユナイテッド、そしてアーセナルがマイ・ボールを大
切にした、よりテクニカルなサッカーを嗜好していたのと比べると、ある意味異質でした。

 ブレンダン・ロジャースを招聘したのも、後方から丁寧にパスを繋ぎマイ・ボールを大切にするサッカーを意図したためですが、
2年目の今季は開幕から出遅れることなく、トップ3を維持しています。

 昨年はシャヒンやジョー・アレンなど、ジェラードの負担を軽くするであろう選手が思うように活躍できず、苦労しましたがそれ
でもロジャース政権を維持しようとする心構えは伝わってきます。

 プレミアも既に過当競争かと思いますが、一息つく暇もないまま今季もシーズン終了を迎えるのでしょう。

 ただ、エジルひとりの加入でアーセナルがここまで劇的に変わると考えたファンはいないでしょうね。
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